[90's] "ARNYS PARIS" Wool Tropical Bespoke Forestière Setup
Brand : ARNYS PARIS
Material : Wool 100% [details] Silk (推定)
Model :173cm 63kg
伝説のブランドとも呼ぶべき存在の "ARNYS (アルニス)"。
1933年にウクライナ系ユダヤ人のジャンケル・グランベールにより、
フランスパリ セーヌ川の左岸、セーヴル通り14番地で創業されました。
カシミアやシルクに代表される贅沢な素材使い、抑え目でいながら目を引く色合わせの妙、クリエイティブで遊び心に溢れたデザイン...

それはパリの紳士を魅了し、「右岸のエルメス、左岸のアルニス」というフレーズが存在するほどパリの文化を二分したと言われます。
セーヌ川を挟んだ右側は、多数の観光スポットを擁したパリの商業やビジネスの中心地。
その為、貴族などの富裕層が多く住む左岸は古典的でビジネス的な気風を有します。
一方で右岸はパリの芸術や文化の中心地であり、庶民が多く暮らすこの地域は前衛的で文化的。
セーヌ川右岸に位置し、高級な皮革製品やアクセサリー、ファッションアイテムを提供する"Hermès"と、左岸では伝統的な技術による高品質なテーラリングと洗練されたエレガントなデザインの"ARNYS"...
この表現はパリのファッションの対比だけではなく、二つのブランドが持つスタイルやイメージを正に的確に表した言葉でしょう。
しかし、2012年にLVMHグループ傘下”Berluti”に吸収、商標権も買収されたため、現在では二度と現行では手に入らないブランドとなってしまいました。

アルニスの顧客には詩人のジャン・コクトー、芸術家のパブロ・ピカソ、作家のアーネスト・ヘミングウェイなどなど、様々な著名人が名を連ねます。
顧客の一人、建築家のル・コルビジェのために仕立てられたのが、アルニスのアイコンにしてファッション史に名を刻む名作、「Forestière (フォレスティエール)」。
ソルボンヌ大学で教鞭をとっていたコルビジェが、初代当主の息子であるレオン・グランベールにオーダーしたものは、黒板を書く際に腕を挙げやすいジャケット。
それを受けて彼は、猟区監視人のジャケットのデザインをモチーフに、1920年に父親がデザインした「ピヴォ」と呼ばれる袖に着想を得ます。
銃を構え、野山を行き来するという実用性をふまえたデザインに、僅かに中心をずらすことによって、腕を挙げてもジャケットの裾が上がらないゆったりとした袖を取り入れることで、コルビジェのオーダーとリンクする機能性を完備。
ここに、アルニスの代名詞として愛されるモデルが完成するのです。

私たちが通常ご提案させていただいているフォレスティエールとは似て非なるもの、見慣れた風景に、はじめての光が差し込んだような感覚…。
何とこちらは非常に珍しいビスポークモデル、すなわちフルオーダーとなるセットアップ。
通常のフォレスティエールですと、春夏仕様はリネンシルクの混紡素材、秋冬使用はコーデュロイを用いたものが一般的。
しかしこちらは一味違い、ウールトロピカルを使用。
サマーウールの代表的な生地の織り方の一つ、トロピカルクロスですが、その名の由来は「亜熱帯」を意味するトロピックという言葉から。
当初はイギリスにおいて開発された生地とされていますが、その後マレーシアやインドなどの酷暑地帯で広まり、そして夏向きの素材として今日まで愛される素材となりました。
そんなウールトロピカルの中でも、最高級の生地を使ったものは、圧倒的なドレープを放ちます。
元々ゆったりとしたフォルムのフォレスティエールは、薄く軽く、とろけるような肌触りと繊細な起毛感を持つ生地を使うことで、身体を動かすたびにひらひらと舞い、光が当たる角度を変えるたびに透明な光沢を放つ。
シックで上品でありつつも、引き込まれるような迫力...。
しかしそれだけではないのが、オーダーモデルの醍醐味。
ボタンは通常の刻印付きではなく、ウールのファブリックを上から乗せた、いわゆるクルミボタン。
通常よりも多くの工程が必要となるこの仕様をさらっと、しかもウールという繊細な素材で。
裏地には"ARNYS"のロゴが刺繍されたパープル。
恐らくシルクを用いた、まるでワインのような美しい色合いが、表地のブラックを引き立て、またその逆も然り。
エルボーパッチから微かに覗く、その細かな造形にも脱帽です。
襟元やパンツのウェスマンも質感が異なっていますので、この辺りにも贅沢にシルクを使用しているのでしょうね。
いやはや何と贅沢な。
パンツに関しても極上。
スーツに使われるような高級素材ですが、何とサスペンダーボタンやバックシンチを施した、ヴィンテージやミリタリーを彷彿とさせるディテール。
しかしシルエットは非常に美しく、ゆったりとしたウエスト周りから、なだらかにかかるテーパードが品の良い仕上がり。
ポケットは目立たないスラッシュ仕様、そしてサイドに施されたシルク(恐らく)の光沢も、粋なアクセントですよね。
重厚感のある品位、伝統的なシックな雰囲気を放つブランド、アルニス。
計算され、かつ妥協を許さない贅沢な素材使い。
そこにプラスされた、ビスポークモデルだからこその、繊細な拘りを至る所に感じられます。
"ARNYS" が描く、ムッシュの為の遊び心を、この上なく贅沢に、そしてこの上なく上品にしたもの。
裏地こそ小さな裂けはありますが、表地に関しては全く使用感が感じられないミントコンディション。
全ての方に見ていただきたい、お手に取っていただきたい。
言葉にできない「何か」が宿っている。
初めて目にしたとき、心の奥に静かな衝撃が走ったのを、今でもはっきりと覚えています。
これはもはや、商業製品ではない。
“芸術作品”と呼ぶにふさわしい存在です。
Measurement : サイズ情報
表記: (日本メンズサイズL 相当)
平置き採寸 [cm] : [jacket] 肩幅 56cm 身幅 64cm 着丈 85cm 袖丈 63cm, [pant] ウエスト 86-94cmほど 股上 36cm 股下 74cm ワタリ幅 32cm 裾幅 20cm
Condition :商品状態
裏地の脇付近に避けがありますが、目立って大きなダメージのないグッドコンディション。
Attention
・商品は一点物のVintageになる為、SOLDになった場合全く同じアイテムの再入荷はございません、予めご了承下さい。
・採寸方法により、若干の誤差がある場合がございます、予めご了承下さい。
・Vintage商品の為、使用感や経年劣化がある場合がございます。
ご購入後の返品・交換は受け付けておりませんのでVintage商品にご理解のある方のみご購入をお願い致します。
・商品の色味は出来る限り肉眼で見た場合に近いよう調整しておりますが、お手元のブラウザによって見え方が変わることがあります。
他にも商品に関するご質問があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。
Brand : ARNYS PARIS
Material : Wool 100% [details] Silk (推定)
Model :173cm 63kg
伝説のブランドとも呼ぶべき存在の "ARNYS (アルニス)"。
1933年にウクライナ系ユダヤ人のジャンケル・グランベールにより、
フランスパリ セーヌ川の左岸、セーヴル通り14番地で創業されました。
カシミアやシルクに代表される贅沢な素材使い、抑え目でいながら目を引く色合わせの妙、クリエイティブで遊び心に溢れたデザイン...
それはパリの紳士を魅了し、「右岸のエルメス、左岸のアルニス」というフレーズが存在するほどパリの文化を二分したと言われます。
セーヌ川を挟んだ右側は、多数の観光スポットを擁したパリの商業やビジネスの中心地。
その為、貴族などの富裕層が多く住む左岸は古典的でビジネス的な気風を有します。
一方で右岸はパリの芸術や文化の中心地であり、庶民が多く暮らすこの地域は前衛的で文化的。
セーヌ川右岸に位置し、高級な皮革製品やアクセサリー、ファッションアイテムを提供する"Hermès"と、左岸では伝統的な技術による高品質なテーラリングと洗練されたエレガントなデザインの"ARNYS"...
この表現はパリのファッションの対比だけではなく、二つのブランドが持つスタイルやイメージを正に的確に表した言葉でしょう。
しかし、2012年にLVMHグループ傘下”Berluti”に吸収、商標権も買収されたため、現在では二度と現行では手に入らないブランドとなってしまいました。
アルニスの顧客には詩人のジャン・コクトー、芸術家のパブロ・ピカソ、作家のアーネスト・ヘミングウェイなどなど、様々な著名人が名を連ねます。
顧客の一人、建築家のル・コルビジェのために仕立てられたのが、アルニスのアイコンにしてファッション史に名を刻む名作、「Forestière (フォレスティエール)」。
ソルボンヌ大学で教鞭をとっていたコルビジェが、初代当主の息子であるレオン・グランベールにオーダーしたものは、黒板を書く際に腕を挙げやすいジャケット。
それを受けて彼は、猟区監視人のジャケットのデザインをモチーフに、1920年に父親がデザインした「ピヴォ」と呼ばれる袖に着想を得ます。
銃を構え、野山を行き来するという実用性をふまえたデザインに、僅かに中心をずらすことによって、腕を挙げてもジャケットの裾が上がらないゆったりとした袖を取り入れることで、コルビジェのオーダーとリンクする機能性を完備。
ここに、アルニスの代名詞として愛されるモデルが完成するのです。
私たちが通常ご提案させていただいているフォレスティエールとは似て非なるもの、見慣れた風景に、はじめての光が差し込んだような感覚…。
何とこちらは非常に珍しいビスポークモデル、すなわちフルオーダーとなるセットアップ。
通常のフォレスティエールですと、春夏仕様はリネンシルクの混紡素材、秋冬使用はコーデュロイを用いたものが一般的。
しかしこちらは一味違い、ウールトロピカルを使用。
サマーウールの代表的な生地の織り方の一つ、トロピカルクロスですが、その名の由来は「亜熱帯」を意味するトロピックという言葉から。
当初はイギリスにおいて開発された生地とされていますが、その後マレーシアやインドなどの酷暑地帯で広まり、そして夏向きの素材として今日まで愛される素材となりました。
そんなウールトロピカルの中でも、最高級の生地を使ったものは、圧倒的なドレープを放ちます。
元々ゆったりとしたフォルムのフォレスティエールは、薄く軽く、とろけるような肌触りと繊細な起毛感を持つ生地を使うことで、身体を動かすたびにひらひらと舞い、光が当たる角度を変えるたびに透明な光沢を放つ。
シックで上品でありつつも、引き込まれるような迫力...。
しかしそれだけではないのが、オーダーモデルの醍醐味。
ボタンは通常の刻印付きではなく、ウールのファブリックを上から乗せた、いわゆるクルミボタン。
通常よりも多くの工程が必要となるこの仕様をさらっと、しかもウールという繊細な素材で。
裏地には"ARNYS"のロゴが刺繍されたパープル。
恐らくシルクを用いた、まるでワインのような美しい色合いが、表地のブラックを引き立て、またその逆も然り。
エルボーパッチから微かに覗く、その細かな造形にも脱帽です。
襟元やパンツのウェスマンも質感が異なっていますので、この辺りにも贅沢にシルクを使用しているのでしょうね。
いやはや何と贅沢な。
パンツに関しても極上。
スーツに使われるような高級素材ですが、何とサスペンダーボタンやバックシンチを施した、ヴィンテージやミリタリーを彷彿とさせるディテール。
しかしシルエットは非常に美しく、ゆったりとしたウエスト周りから、なだらかにかかるテーパードが品の良い仕上がり。
ポケットは目立たないスラッシュ仕様、そしてサイドに施されたシルク(恐らく)の光沢も、粋なアクセントですよね。
重厚感のある品位、伝統的なシックな雰囲気を放つブランド、アルニス。
計算され、かつ妥協を許さない贅沢な素材使い。
そこにプラスされた、ビスポークモデルだからこその、繊細な拘りを至る所に感じられます。
"ARNYS" が描く、ムッシュの為の遊び心を、この上なく贅沢に、そしてこの上なく上品にしたもの。
裏地こそ小さな裂けはありますが、表地に関しては全く使用感が感じられないミントコンディション。
全ての方に見ていただきたい、お手に取っていただきたい。
言葉にできない「何か」が宿っている。
初めて目にしたとき、心の奥に静かな衝撃が走ったのを、今でもはっきりと覚えています。
これはもはや、商業製品ではない。
“芸術作品”と呼ぶにふさわしい存在です。
Measurement : サイズ情報
表記: (日本メンズサイズL 相当)
平置き採寸 [cm] : [jacket] 肩幅 56cm 身幅 64cm 着丈 85cm 袖丈 63cm, [pant] ウエスト 86-94cmほど 股上 36cm 股下 74cm ワタリ幅 32cm 裾幅 20cm
Condition :商品状態
裏地の脇付近に避けがありますが、目立って大きなダメージのないグッドコンディション。
Attention
・商品は一点物のVintageになる為、SOLDになった場合全く同じアイテムの再入荷はございません、予めご了承下さい。
・採寸方法により、若干の誤差がある場合がございます、予めご了承下さい。
・Vintage商品の為、使用感や経年劣化がある場合がございます。
ご購入後の返品・交換は受け付けておりませんのでVintage商品にご理解のある方のみご購入をお願い致します。
・商品の色味は出来る限り肉眼で見た場合に近いよう調整しておりますが、お手元のブラウザによって見え方が変わることがあります。
他にも商品に関するご質問があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。
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