Brand : Italian Vintage
Material : Silver925
Size : 全長：20.6cm,重量：13.2g
Model：手首周り16cm

ほんの少しの重量感と、さりげないクラシック感。
装飾を削ぎ落としたフォルムだからこそ伝わる、無言の“説得力”があります。

こちらは、1980年代に製造された、シルバー925製のヴィンテージIDブレスレット。中央には無装飾のプレートパーツを配し、両端にはやや太幅の喜平チェーンが連なる構成。全体にわたって均整のとれたプロポーションが印象的で、時代を経た今もなお古びない、完成された美しさが息づいています。

チェーン部分には、クラシックな喜平リンクを採用。リンクは丁寧に研磨されつつも、表面にはわずかな経年のニュアンスが残されており、無垢な輝きでは表現できない“渋さ”が滲み出ています。喜平チェーンならではの程よい重厚感と、シルバーのしなやかさが共存した、手首に心地よく馴染む設計です。

プレート部分はフラットかつ端正な長方形で、両端のジョイントにはリブ状の装飾パーツが施されており、全体にさりげないアクセントを加えています。鏡面仕上げではなく、時間をかけて育まれたマットな質感は、この年代特有の味わいのひとつ。着用者自身の手元の動きとともに、新たな艶が少しずつ加わっていく過程も楽しめる一本です。

留め具にはスプリングリング式の引き輪を採用。現代ではあまり見かけなくなった仕様ですが、当時のスタンダードであり、1980年代のディテールとしてそのまま残されている点もコレクタブルな魅力と言えるでしょう。

このようなIDブレスレットは、あえてプレートを無刻印のまま着用することで、洗練された無垢の存在感を発揮します。一方で、イニシャルや数字などを刻印し、パーソナライズして育てていく楽しみ方も可能。どちらを選ぶかは、着ける人の美意識次第です。

装いにおいても、無地Tシャツやシャツの袖口から覗かせるだけで、自然とスタイル全体に芯が通ります。あるいは、レザーバングルや他のチェーンブレスレットと重ねづけして、異なる質感とのコントラストを楽しむのもおすすめです。

“何も語らずに、語る”。そんな矛盾を成り立たせる静かな力を、この一本は宿しています。
シルバーアクセサリーの原点にある、「無垢の意志」を手元に纏いたい方へ。

Condition :商品状態

年代物らしい雰囲気を放つ。
ヴィンテージの風合いとしてお楽しみください。

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