[Early 90's]"Thierry Mugler" Cotton Poplin Snap Front Shirt -made in France- (Designed by Thierry Mugler)
Brand : Thierry Mugler
Color : Navy
Material : Cotton 100%
Size : unknown
Model : 175cm 65kg

1970年代のパリに登場し、80〜90年代にかけてモードの表舞台を席巻したデザイナー、ティエリー・ミュグレー。
彼の服作りの根幹にあるのは「建築的アプローチ」です。
服を単なる布の集合体としてではなく、空間を切り取り身体を彫刻する構造物としてとらえた。
その発想は当時のファッション界に新風をもたらし、特に女性服では誇張されたパワーショルダーやスーツの構築的シルエットによって“身体を超える身体”を作り出しました。
メンズラインでもその精神は貫かれ、直線と曲線を強調することで、日常的な服に劇的な造形美を与えたのです。


今回ご紹介する一着は、まさにその絶頂期である90年代初頭に生産されたコットンポプリンシャツ。
深いネイビーをベースに、前立て、袖、背中心に走る一本のホワイトライン。
極細のコントラストパイピングは、まるで製図の直線をそのまま布に写し取ったようで、身体の中心軸や可動域を視覚的に浮かび上がらせます。
線の存在はシンプルでありながら緊張感を生み、服そのものを「建築物」として感じさせる仕掛け。これはまさにミュグレーが得意とした“服を通じた造形表現”の縮図です。
フロントは比翼仕立てで、通常のボタンではなくメタルスナップを採用。
シャツでありながら工業製品のような無機質さをまとい、装飾を排した結果、線と面のリズムだけが際立ちます。
袖口には大ぶりのカフスが配され、二つのスナップで留める仕様。
ジャケットの袖口を思わせる力強さを備え、シャツというカテゴリーを超えた存在感を放ちます。
また、やや大きめにデザインされたロングポイントカラーは顔まわりを引き締め、着用者の佇まいにシャープな緊張をもたらします。
素材には高密度のコットンポプリンを使用。
適度なハリとわずかな光沢を持ち、直線的なデザインを美しく引き立てるだけでなく、着用を重ねてもへたりにくい耐久性も魅力です。
フランス製アトリエならではの精緻な縫製も健在で、シンプルなデザインでありながら細部までの完成度に妥協がありません。

スタイリングにおいても汎用性は高く、スラックスにタックインすればミュグレーらしい端正な雰囲気を際立たせることができます。
あるいはスナップをいくつか外し、白いラインを覗かせるように着れば、グラフィカルでインダストリアルな表情が生まれるでしょう。
ジャケットの下にレイヤードしても直線のデザインが確実に効き、存在感を発揮します。
“服は建築である”。ティエリー・ミュグレーが生涯提示し続けたこの思想を、日常着であるシャツというフォーマットに落とし込んだ稀少な一枚。
シンプルな黒のシャツに見えて、実は一本の線によって全体が構築される
この緊張感こそ、90年代ミュグレーの本質であり、
現在のアーカイブシーンでも強く評価される所以です。
Measurements:サイズ情報
表記:unknown(日本メンズサイズ L-XL 相当)
平置き採寸 : 肩幅51cm 身幅62cm 着丈82cm 袖丈62cm
Condition:商品状態
Vintageコットンボディに見られるような白っぽいフェード感こそございますが、
ダメージや焼けなどはございません。
Attention
・商品は一点物のVintageになる為、SOLDになった場合全く同じアイテムの再入荷はございません、予めご了承下さい。
・採寸方法により、若干の誤差がある場合がございます、予めご了承下さい。
・Vintage商品の為、使用感や経年劣化がある場合がございます。
ご購入後の返品・交換は受け付けておりませんのでVintage商品にご理解のある方のみご購入をお願い致します。
・商品の色味は出来る限り肉眼で見た場合に近いよう調整しておりますが、お手元のブラウザによって見え方が変わることがあります。
他にも商品に関するご質問があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。
Brand : Thierry Mugler
Color : Navy
Material : Cotton 100%
Size : unknown
Model : 175cm 65kg
1970年代のパリに登場し、80〜90年代にかけてモードの表舞台を席巻したデザイナー、ティエリー・ミュグレー。
彼の服作りの根幹にあるのは「建築的アプローチ」です。
服を単なる布の集合体としてではなく、空間を切り取り身体を彫刻する構造物としてとらえた。
その発想は当時のファッション界に新風をもたらし、特に女性服では誇張されたパワーショルダーやスーツの構築的シルエットによって“身体を超える身体”を作り出しました。
メンズラインでもその精神は貫かれ、直線と曲線を強調することで、日常的な服に劇的な造形美を与えたのです。
今回ご紹介する一着は、まさにその絶頂期である90年代初頭に生産されたコットンポプリンシャツ。
深いネイビーをベースに、前立て、袖、背中心に走る一本のホワイトライン。
極細のコントラストパイピングは、まるで製図の直線をそのまま布に写し取ったようで、身体の中心軸や可動域を視覚的に浮かび上がらせます。
線の存在はシンプルでありながら緊張感を生み、服そのものを「建築物」として感じさせる仕掛け。これはまさにミュグレーが得意とした“服を通じた造形表現”の縮図です。
フロントは比翼仕立てで、通常のボタンではなくメタルスナップを採用。
シャツでありながら工業製品のような無機質さをまとい、装飾を排した結果、線と面のリズムだけが際立ちます。
袖口には大ぶりのカフスが配され、二つのスナップで留める仕様。
ジャケットの袖口を思わせる力強さを備え、シャツというカテゴリーを超えた存在感を放ちます。
また、やや大きめにデザインされたロングポイントカラーは顔まわりを引き締め、着用者の佇まいにシャープな緊張をもたらします。
素材には高密度のコットンポプリンを使用。
適度なハリとわずかな光沢を持ち、直線的なデザインを美しく引き立てるだけでなく、着用を重ねてもへたりにくい耐久性も魅力です。
フランス製アトリエならではの精緻な縫製も健在で、シンプルなデザインでありながら細部までの完成度に妥協がありません。
スタイリングにおいても汎用性は高く、スラックスにタックインすればミュグレーらしい端正な雰囲気を際立たせることができます。
あるいはスナップをいくつか外し、白いラインを覗かせるように着れば、グラフィカルでインダストリアルな表情が生まれるでしょう。
ジャケットの下にレイヤードしても直線のデザインが確実に効き、存在感を発揮します。
“服は建築である”。ティエリー・ミュグレーが生涯提示し続けたこの思想を、日常着であるシャツというフォーマットに落とし込んだ稀少な一枚。
シンプルな黒のシャツに見えて、実は一本の線によって全体が構築される
この緊張感こそ、90年代ミュグレーの本質であり、
現在のアーカイブシーンでも強く評価される所以です。
Measurements:サイズ情報
表記:unknown(日本メンズサイズ L-XL 相当)
平置き採寸 : 肩幅51cm 身幅62cm 着丈82cm 袖丈62cm
Condition:商品状態
Vintageコットンボディに見られるような白っぽいフェード感こそございますが、
ダメージや焼けなどはございません。
Attention
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・採寸方法により、若干の誤差がある場合がございます、予めご了承下さい。
・Vintage商品の為、使用感や経年劣化がある場合がございます。
ご購入後の返品・交換は受け付けておりませんのでVintage商品にご理解のある方のみご購入をお願い致します。
・商品の色味は出来る限り肉眼で見た場合に近いよう調整しておりますが、お手元のブラウザによって見え方が変わることがあります。
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