[Late 1970’s] “RODIER PARIS” Wool-Acrylic Knit Cardigan (Made in France)
Brand:RODIER PARIS
Color:Navy
Material : Wool 60%/Acryl 40%
Size:40
Model:158cm 45kg
19世紀に創業し、フランスのファッション産業を陰で支えてきた老舗テキスタイルメーカー「RODIER」。
その名は、Christian Dior、Chanel、Lanvinといったパリ・クチュールの名門メゾンに高級ファブリックを提供してきたことで広く知られています。
1947年、ディオールが“New Look”を発表した際、ウール素材の多くはRODIER製。
以降も長きにわたり、彼らの工房は「Diorの生地」として称される存在になりました。
つまりRODIERは、“生地を芸術に昇華するフランス文化”そのものの象徴だったのです。
1960年代後半、RODIERはその知見を活かし、自社名義でプレタポルテラインを立ち上げます。
このカーディガンは、その黎明期にあたる1970年代後半〜80年代初頭の作品。
素材構成は 60% Wool × 40% Acrylic。
ウールの温かみとアクリルの軽さを絶妙にブレンドした混紡糸は、
程よい保温性を持ちながらも蒸れにくく、日常使いに優れています。
手触りはドライで、ふんわりと空気を含むような質感。
当時のフランスでは、こうした“上質な現実性”を持つ混紡ニットが高級カジュアルの主流でした。
縮みにくく、毛玉ができにくく、型崩れしない。
それでいて、見た目には確かな高級感がある。
RODIERの生地職人たちは、そうした「永く着るための美しさ」を追求していたのです。
編み地は、縦にわずかな凹凸を持つリブピケ調のニット構造。
光の角度で陰影が生まれ、単色でありながら奥行きのある表情を見せます。
前立てから裾、袖口まで続くリブのテンションは精密に設計され、
身体に寄り添いながらも決して締めつけない。
ポケット口のリブやボタンホールの仕上げまで、フレンチニットらしい誠実な手仕事が見て取れます。
色は“Bleu Marine”。
黒よりも柔らかく、青よりも深い。
フランスの街並みやアトリエの照明の中で最も美しく映える色として、
RODIERはこのトーンをブランドの基調色として長く使ってきました。
マットな糸の質感と相まって、時を経ても褪せることのない理性的な美しさを湛えています。
このカーディガンの魅力は、デザインよりも素材そのものの完成度にあります。
そこには、DiorやChanelの衣装を裏から支えてきた職人たちの思想が宿っている。
つまり、これは「日常の中のオートクチュール」。
派手さではなく、素材の静かな誇りで魅せるフランスの服づくりの精髄です。
Measurement : サイズ情報
表記:Unknown (日本レディースサイズ M-L相当)
平置き採寸: 身幅 54.5cm 肩幅 36.5cm 着丈 58.5cm 袖丈 57.5cm
Condition :商品状態
Vintageウェアらしい着用感こそみられますが、リブのテンションもしっかりとかかっていて目立ったダメージのないグッドコンディションです。
Attention
・商品は一点物のVintageになる為、SOLDになった場合全く同じアイテムの再入荷はございません、予めご了承下さい。
・採寸方法により、若干の誤差がある場合がございます、予めご了承下さい。
・Vintage商品の為、使用感や経年劣化がある場合がございます。
ご購入後の返品・交換は受け付けておりませんのでVintage商品にご理解のある方のみご購入をお願い致します。
・商品の色味は出来る限り肉眼で見た場合に近いよう調整しておりますが、お手元のブラウザによって見え方が変わることがあります。
他にも商品に関するご質問があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。
Brand:RODIER PARIS
Color:Navy
Material : Wool 60%/Acryl 40%
Size:Unknown
Model:158cm 45kg
19世紀に創業し、フランスのファッション産業を陰で支えてきた老舗テキスタイルメーカー「RODIER」。
その名は、Christian Dior、Chanel、Lanvinといったパリ・クチュールの名門メゾンに高級ファブリックを提供してきたことで広く知られています。
1947年、ディオールが“New Look”を発表した際、ウール素材の多くはRODIER製。
以降も長きにわたり、彼らの工房は「Diorの生地」として称される存在になりました。
つまりRODIERは、“生地を芸術に昇華するフランス文化”そのものの象徴だったのです。
1960年代後半、RODIERはその知見を活かし、自社名義でプレタポルテラインを立ち上げます。
このカーディガンは、その黎明期にあたる1970年代後半〜80年代初頭の作品。
素材構成は 60% Wool × 40% Acrylic。
ウールの温かみとアクリルの軽さを絶妙にブレンドした混紡糸は、
程よい保温性を持ちながらも蒸れにくく、日常使いに優れています。
手触りはドライで、ふんわりと空気を含むような質感。
当時のフランスでは、こうした“上質な現実性”を持つ混紡ニットが高級カジュアルの主流でした。
縮みにくく、毛玉ができにくく、型崩れしない。
それでいて、見た目には確かな高級感がある。
RODIERの生地職人たちは、そうした「永く着るための美しさ」を追求していたのです。
編み地は、縦にわずかな凹凸を持つリブピケ調のニット構造。
光の角度で陰影が生まれ、単色でありながら奥行きのある表情を見せます。
前立てから裾、袖口まで続くリブのテンションは精密に設計され、
身体に寄り添いながらも決して締めつけない。
ポケット口のリブやボタンホールの仕上げまで、フレンチニットらしい誠実な手仕事が見て取れます。
色は“Bleu Marine”。
黒よりも柔らかく、青よりも深い。
フランスの街並みやアトリエの照明の中で最も美しく映える色として、
RODIERはこのトーンをブランドの基調色として長く使ってきました。
マットな糸の質感と相まって、時を経ても褪せることのない理性的な美しさを湛えています。
このカーディガンの魅力は、デザインよりも素材そのものの完成度にあります。
そこには、DiorやChanelの衣装を裏から支えてきた職人たちの思想が宿っている。
つまり、これは「日常の中のオートクチュール」。
派手さではなく、素材の静かな誇りで魅せるフランスの服づくりの精髄です。
Measurement : サイズ情報
表記:Unknown (日本レディースサイズ M-L相当)
平置き採寸: 身幅 54.5cm 肩幅 36.5cm 着丈 58.5cm 袖丈 57.5cm
Condition :商品状態
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・採寸方法により、若干の誤差がある場合がございます、予めご了承下さい。
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