[1950's] "South African Military" Purple Cotton Satin Gurkha Pants
¥44,000
Brand : South African Military
Material : Cotton
Color : Purple
Size : Unknown
Model : 172cm 55kg
数多く存在するミリタリートラウザーの中でも、ファッションの世界において特別な立ち位置を確立しているものがございます。
それがグルカパンツ。
その起源は19世紀末から20世紀初頭、イギリスの植民地であるインドに所属していたイギリス軍グルカ兵たちが着用していたトラウザーにまで遡ります。
高温多湿な環境下において、重い革ベルトやサスペンダーを用いることなく快適に着用できるよう、ウエストそのものへアジャスターを備えた独特な構造。
そして個人ごとの支給サイズが細かく分かれていなかった時代に、体型の変化へ柔軟に対応するための機能性。
それら実用的な背景から生み出されたディテールでありながら、結果として他にはない優雅な腰回りを獲得したというのが、このデザインの魅力的な面でしょう。
そして本作は、そのイギリス軍が生み出した名作をルーツとしながら、独自の解釈を加えた1950年代頃の南アフリカ軍の一本でございます。
イギリスの植民地であった南アフリカ。
だからこそ本国の意匠を受け継ぎながらも、どこか異国的で、少し違った形へと変化していく。
まず目を惹くのは、やはりこの腰回り。
本家グルカのようにサイドで留める仕様ではなく、二本のベルトがフロントへと集約された独特なデザイン。
こちらは同じくグルカパンツからの流用であるイタリア軍のトラウザーに近しいディテール。
ウエストの中心へ自然と視線が集まり、単なる調整機構に留まらず、美しいアクセントとして機能しております。
加えて、本来のグルカパンツには存在しないベルトループが備わっているのも面白い点。
もちろんベルトを通して着用することも可能ですが、やはりこのパンツの魅力は、ベルトをせずとも成立する優雅な腰回りにあるのでしょう。
ベルトをしなくていいためのベルト。
そんなグルカ本来の美学が、この一本にも確かに宿っております。
そして生地もまた秀逸。
一般的な軍パンに見られる無骨なコットンドリルではなく、こちらはサテン織りによる美しい光沢を纏っております。
光の当たり方によって柔らかな陰影を生み出し、ミリタリーウェアでありながらどこか品のある表情を見せてくれます。
さらに特筆すべきはこの色味でしょう。
ミリタリーではほとんど見かけることのない、深みのあるパープル。
オリーブでもネイビーでもない、どこか妖艶さすら感じるこの色彩は、軍物とは思えないほどファッショナブル。
やはりアフリカという土地の持つ、少しエスニックな空気感がそうさせるのでしょうか。
昨今のコレクションシーンにおいても重要なキーワードとなっているエスニックという感覚を、半世紀以上前のミリタリーウェアから感じ取れるというのも実に興味深いところです。
そして長い年月を経たサテン生地には、美しいフェードが刻まれております。
所謂ヒゲと呼ばれる線状のアタリも、デニムとはまた異なる表情。
サテン特有の滑らかな光沢と相まって、まるでグラデーションのような陰影を描いております。
こればかりは人為的に作り出せるものではなく、長い年月と実際に使われてきた歴史が織り成す景色と言えるでしょう。
加えて面白いのが、このシルエットです。
ミリタリーパンツにありがちな、ずどんと落ちる無骨な土管シルエットではございません。
やはり紳士の国、イギリスの文化圏にあったからでしょうか。
どこかクラシカルな美意識を感じさせる、非常に端正なシルエットに仕上がっております。
レギュラーフィットでありながら、裾へ向かってなだらかにテーパードしていく美しいライン。
それでいて1950年代らしい深い股上を持ち合わせているため、現代のトラウザーとも、古い軍パンとも異なる独特なバランスを描きます。
どのカテゴリーにも属さない、まさに唯一無二のシルエット。
だからこそ、個人的にはシャツをタックインして楽しんでいただきたい一本なのです。
クラシックな装いの中へ、少しだけミリタリーの空気を忍ばせる。
そのトラッドな粋な合わせとして、これほど洒落たトラウザーも中々存在しないのではないでしょうか。
イギリス軍が生み出した機能美。
植民地という背景の中で独自の進化を遂げたデザイン。
そしてアフリカの空気を感じさせる色彩と生地。
単なる軍パンという言葉では片付けられない魅力が、この一本には詰まっております。
だからこそ半世紀以上の時を経た今見てもなお、新鮮で、そしてファッショナブルに映るのでしょう。
ぜひこの美しい腰回りと、唯一無二の色彩をご堪能ください。
Measurements : サイズ情報
表記 : Unknown (日本メンズサイズ 33inch相当)
平置き採寸 : ウエスト85cm 股上38cm 股下78cm わたり幅30cm 裾幅21cm
Condition :商品状態
全体的にヴィンテージならではのフェイドが表れております。
またフロントにリペア跡がございます。
写真にてご確認ください。
Attention
・商品は一点物のVintageになる為、SOLDになった場合全く同じアイテムの再入荷はございません、予めご了承下さい。
・採寸方法により、若干の誤差がある場合がございます、予めご了承下さい。
・Vintage商品の為、使用感や経年劣化がある場合がございます。
ご購入後の返品・交換は受け付けておりませんのでVintage商品にご理解のある方のみご購入をお願い致します。
・商品の色味は出来る限り肉眼で見た場合に近いよう調整しておりますが、お手元のブラウザによって見え方が変わることがあります。
他にも商品に関するご質問があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。
Brand : South African Military
Material : Cotton
Color : Purple
Size : Unknown
Model : 172cm 55kg
数多く存在するミリタリートラウザーの中でも、ファッションの世界において特別な立ち位置を確立しているものがございます。
それがグルカパンツ。
その起源は19世紀末から20世紀初頭、イギリスの植民地であるインドに所属していたイギリス軍グルカ兵たちが着用していたトラウザーにまで遡ります。
高温多湿な環境下において、重い革ベルトやサスペンダーを用いることなく快適に着用できるよう、ウエストそのものへアジャスターを備えた独特な構造。
そして個人ごとの支給サイズが細かく分かれていなかった時代に、体型の変化へ柔軟に対応するための機能性。
それら実用的な背景から生み出されたディテールでありながら、結果として他にはない優雅な腰回りを獲得したというのが、このデザインの魅力的な面でしょう。
そして本作は、そのイギリス軍が生み出した名作をルーツとしながら、独自の解釈を加えた1950年代頃の南アフリカ軍の一本でございます。
イギリスの植民地であった南アフリカ。
だからこそ本国の意匠を受け継ぎながらも、どこか異国的で、少し違った形へと変化していく。
まず目を惹くのは、やはりこの腰回り。
本家グルカのようにサイドで留める仕様ではなく、二本のベルトがフロントへと集約された独特なデザイン。
こちらは同じくグルカパンツからの流用であるイタリア軍のトラウザーに近しいディテール。
ウエストの中心へ自然と視線が集まり、単なる調整機構に留まらず、美しいアクセントとして機能しております。
加えて、本来のグルカパンツには存在しないベルトループが備わっているのも面白い点。
もちろんベルトを通して着用することも可能ですが、やはりこのパンツの魅力は、ベルトをせずとも成立する優雅な腰回りにあるのでしょう。
ベルトをしなくていいためのベルト。
そんなグルカ本来の美学が、この一本にも確かに宿っております。
そして生地もまた秀逸。
一般的な軍パンに見られる無骨なコットンドリルではなく、こちらはサテン織りによる美しい光沢を纏っております。
光の当たり方によって柔らかな陰影を生み出し、ミリタリーウェアでありながらどこか品のある表情を見せてくれます。
さらに特筆すべきはこの色味でしょう。
ミリタリーではほとんど見かけることのない、深みのあるパープル。
オリーブでもネイビーでもない、どこか妖艶さすら感じるこの色彩は、軍物とは思えないほどファッショナブル。
やはりアフリカという土地の持つ、少しエスニックな空気感がそうさせるのでしょうか。
昨今のコレクションシーンにおいても重要なキーワードとなっているエスニックという感覚を、半世紀以上前のミリタリーウェアから感じ取れるというのも実に興味深いところです。
そして長い年月を経たサテン生地には、美しいフェードが刻まれております。
所謂ヒゲと呼ばれる線状のアタリも、デニムとはまた異なる表情。
サテン特有の滑らかな光沢と相まって、まるでグラデーションのような陰影を描いております。
こればかりは人為的に作り出せるものではなく、長い年月と実際に使われてきた歴史が織り成す景色と言えるでしょう。
加えて面白いのが、このシルエットです。
ミリタリーパンツにありがちな、ずどんと落ちる無骨な土管シルエットではございません。
やはり紳士の国、イギリスの文化圏にあったからでしょうか。
どこかクラシカルな美意識を感じさせる、非常に端正なシルエットに仕上がっております。
レギュラーフィットでありながら、裾へ向かってなだらかにテーパードしていく美しいライン。
それでいて1950年代らしい深い股上を持ち合わせているため、現代のトラウザーとも、古い軍パンとも異なる独特なバランスを描きます。
どのカテゴリーにも属さない、まさに唯一無二のシルエット。
だからこそ、個人的にはシャツをタックインして楽しんでいただきたい一本なのです。
クラシックな装いの中へ、少しだけミリタリーの空気を忍ばせる。
そのトラッドな粋な合わせとして、これほど洒落たトラウザーも中々存在しないのではないでしょうか。
イギリス軍が生み出した機能美。
植民地という背景の中で独自の進化を遂げたデザイン。
そしてアフリカの空気を感じさせる色彩と生地。
単なる軍パンという言葉では片付けられない魅力が、この一本には詰まっております。
だからこそ半世紀以上の時を経た今見てもなお、新鮮で、そしてファッショナブルに映るのでしょう。
ぜひこの美しい腰回りと、唯一無二の色彩をご堪能ください。
Measurements : サイズ情報
表記 : Unknown (日本メンズサイズ 33inch相当)
平置き採寸 : ウエスト85cm 股上38cm 股下78cm わたり幅30cm 裾幅21cm
Condition :商品状態
全体的にヴィンテージならではのフェイドが表れております。
またフロントにリペア跡がございます。
写真にてご確認ください。
Attention
・商品は一点物のVintageになる為、SOLDになった場合全く同じアイテムの再入荷はございません、予めご了承下さい。
・採寸方法により、若干の誤差がある場合がございます、予めご了承下さい。
・Vintage商品の為、使用感や経年劣化がある場合がございます。
ご購入後の返品・交換は受け付けておりませんのでVintage商品にご理解のある方のみご購入をお願い致します。
・商品の色味は出来る限り肉眼で見た場合に近いよう調整しておりますが、お手元のブラウザによって見え方が変わることがあります。
他にも商品に関するご質問があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。
