[70's] "East Europe Vintage" Black Cotton Field Parka
¥27,500
Brand : East Europe Vintage
Material : Cotton -Probably-
Color : Faded Black
Size : Unknown
Model : 172cm 55kg
ヴィンテージの黒には、現行の洋服ではなかなか出会えない色があります。
深く均一なブラックではなく、長い年月の中で少しずつ色が抜け、チャコールや墨黒にも見える曖昧な色彩。
今回ご紹介するのは、1970年代頃の東ヨーロッパ圏で作られたものと推測するコットンパーカー。
ブランドや生産国を示すタグは既に失われており、その正確な素性を辿ることはできません。
しかし、服そのものへ目を向けてみると、現代の洋服とは異なる時代と土地の感覚が随所に残されています。
まず惹かれるのは、全体を覆うフェイドしたブラック。
元々の染色やその後の経年について正確な判断はできませんが、縫い目や生地の端には濃淡が生まれ、黒という強い色でありながらどこか柔らかな表情を見せています。
そして、その色彩をさらに複雑にしているのが、細かなネップを含んだ粗野なコットン生地。
均一に整えられた現代のファブリックとは異なり、糸そのものの不均一さが細かな粒となって表面へ現れています。
古い東ヨーロッパの衣服に惹かれる理由のひとつが、こうした生地。
華美な素材ではないからこそ、織りの揺らぎや長年の着用による褪色までがそのまま服の表情となり、同じものを新しく作ろうとしても容易には再現できない奥行きがあります。
対して、デザインは驚くほど力強い。
大きなフードにエポレット、フロントを覆う大型のポケット。
そこへドローコードやシャーリング、CNOPTのドーナツ型メタルボタンといった、ミリタリーウェアを思わせるローテクなギミックが重なります。
何かを装飾するためではなく、覆う、収納する、絞る、留める。
極めて単純な機能の積み重ねでありながら、それぞれのパーツが大きく取られているため、正面から見た姿には独特な迫力が生まれています。
特に面白いのが、その無骨なディテールに対するシルエット。
肩から胸にかけては身体を包み込むように大きく分量を取りながら、ウエストへ差し掛かるとシャーリングによって輪郭が大きく変化する。
そこから再び裾へ向かって広がることで、単純なオーバーサイズではない緩急のあるフォルムを描いています。
おそらく本来はレイヤリングや運動量といった実用から導き出されたもの。
しかし、今の視点で袖を通してみると、その合理性とは別のところにある造形の面白さが見えてきます。
粗野な素材に、大胆な分量。
原始的とも言える機能的なディテール。
そのどれもがファッションとして洗練することを目的としていないからこそ、現代のデザイナーズウェアとは異なる方法でモダンな姿へ辿り着いています。
タグもなければ、語るべきブランドの背景も残されていない一着。
それでも、フェイドした黒とネップを含んだ古いコットン、そして用途から生まれた独特なフォルムを見れば、この服を選ぶ理由は十分にあるように思います。
名の残らないヴィンテージだからこそ楽しめる、時代を経た素材と造形そのものの魅力。
今の洋服と同じ目線で、自由にワードローブへ加えていただきたい一着です。
Measurements:サイズ情報
表記 : Unknown (日本標準メンズサイズL相当)
平置き採寸 : 肩幅 60cm 身幅 72cm 着丈 81cm 袖丈 60cm
Condition:商品状態
全体的にヴィンテージならではのフェイドが現れており、フード周りはグレーに褪色しております。
Attention
・商品は一点物のVintageになる為、SOLDになった場合全く同じアイテムの再入荷はございません、予めご了承下さい。
・採寸方法により、若干の誤差がある場合がございます、予めご了承下さい。
・Vintage商品の為、使用感や経年劣化がある場合がございます。
ご購入後の返品・交換は受け付けておりませんのでVintage商品にご理解のある方のみご購入をお願い致します。
・商品の色味は出来る限り肉眼で見た場合に近いよう調整しておりますが、お手元のブラウザによって見え方が変わることがあります。
他にも商品に関するご質問があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。
Brand : East Europe Vintage
Material : Cotton -Probably-
Color : Faded Black
Size : Unknown
Model : 172cm 55kg
ヴィンテージの黒には、現行の洋服ではなかなか出会えない色があります。
深く均一なブラックではなく、長い年月の中で少しずつ色が抜け、チャコールや墨黒にも見える曖昧な色彩。
今回ご紹介するのは、1970年代頃の東ヨーロッパ圏で作られたものと推測するコットンパーカー。
ブランドや生産国を示すタグは既に失われており、その正確な素性を辿ることはできません。
しかし、服そのものへ目を向けてみると、現代の洋服とは異なる時代と土地の感覚が随所に残されています。
まず惹かれるのは、全体を覆うフェイドしたブラック。
元々の染色やその後の経年について正確な判断はできませんが、縫い目や生地の端には濃淡が生まれ、黒という強い色でありながらどこか柔らかな表情を見せています。
そして、その色彩をさらに複雑にしているのが、細かなネップを含んだ粗野なコットン生地。
均一に整えられた現代のファブリックとは異なり、糸そのものの不均一さが細かな粒となって表面へ現れています。
古い東ヨーロッパの衣服に惹かれる理由のひとつが、こうした生地。
華美な素材ではないからこそ、織りの揺らぎや長年の着用による褪色までがそのまま服の表情となり、同じものを新しく作ろうとしても容易には再現できない奥行きがあります。
対して、デザインは驚くほど力強い。
大きなフードにエポレット、フロントを覆う大型のポケット。
そこへドローコードやシャーリング、CNOPTのドーナツ型メタルボタンといった、ミリタリーウェアを思わせるローテクなギミックが重なります。
何かを装飾するためではなく、覆う、収納する、絞る、留める。
極めて単純な機能の積み重ねでありながら、それぞれのパーツが大きく取られているため、正面から見た姿には独特な迫力が生まれています。
特に面白いのが、その無骨なディテールに対するシルエット。
肩から胸にかけては身体を包み込むように大きく分量を取りながら、ウエストへ差し掛かるとシャーリングによって輪郭が大きく変化する。
そこから再び裾へ向かって広がることで、単純なオーバーサイズではない緩急のあるフォルムを描いています。
おそらく本来はレイヤリングや運動量といった実用から導き出されたもの。
しかし、今の視点で袖を通してみると、その合理性とは別のところにある造形の面白さが見えてきます。
粗野な素材に、大胆な分量。
原始的とも言える機能的なディテール。
そのどれもがファッションとして洗練することを目的としていないからこそ、現代のデザイナーズウェアとは異なる方法でモダンな姿へ辿り着いています。
タグもなければ、語るべきブランドの背景も残されていない一着。
それでも、フェイドした黒とネップを含んだ古いコットン、そして用途から生まれた独特なフォルムを見れば、この服を選ぶ理由は十分にあるように思います。
名の残らないヴィンテージだからこそ楽しめる、時代を経た素材と造形そのものの魅力。
今の洋服と同じ目線で、自由にワードローブへ加えていただきたい一着です。
Measurements:サイズ情報
表記 : Unknown (日本標準メンズサイズL相当)
平置き採寸 : 肩幅 60cm 身幅 72cm 着丈 81cm 袖丈 60cm
Condition:商品状態
全体的にヴィンテージならではのフェイドが現れており、フード周りはグレーに褪色しております。
Attention
・商品は一点物のVintageになる為、SOLDになった場合全く同じアイテムの再入荷はございません、予めご了承下さい。
・採寸方法により、若干の誤差がある場合がございます、予めご了承下さい。
・Vintage商品の為、使用感や経年劣化がある場合がございます。
ご購入後の返品・交換は受け付けておりませんのでVintage商品にご理解のある方のみご購入をお願い致します。
・商品の色味は出来る限り肉眼で見た場合に近いよう調整しておりますが、お手元のブラウザによって見え方が変わることがあります。
他にも商品に関するご質問があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。
