[Late 80-90's] "CERRUTI 1881" Pure Linen Work Jacket
¥44,000
Brand : CERRUTI 1881
Material : Linen 100%
Color : White
Size : S
Model : 172cm 55kg
1881年、イタリア・ビエラに創業したLanificio Cerruti。
その出自はファッションメゾンではなく、上質な服地を生み出すテキスタイルメーカーでした。
1950年代に家業を継いだNino Cerrutiは、素材の研究開発を続ける一方、1957年にはメンズウェアのHITMANを設立。
そして1967年、ビエラからパリへと舞台を移し、CERRUTI 1881を立ち上げます。
当時、オートクチュールとビスポークの文化が色濃く残るパリで、イタリアの服地メーカーを出自とする人物が、自らの名を冠した高品質なメンズ・プレタポルテを発表する。
CERRUTIの公式史では、Nino Cerrutiはパリで自身のメンズ・プレタポルテを立ち上げた最初のデザイナーとされており、単なる生地の供給者から、素材、仕立て、そして着る人の姿までを一つの世界観として提示する存在へ。
その転換自体が、CERRUTIというメゾンの特異性だったように思います。
今回ご紹介するのは、そんなCERRUTI 1881による一着。
ホワイト一色の端正な佇まいとは対照的に、デザインの根底にあるのはワーク、ミリタリー、サファリといった極めてカジュアルな衣服です。
左右には大きなフラップ付きパッチポケット。ポケット内部には縦方向へプリーツを取り、収納量を確保する実用品の構造をそのまま意匠へと変えています。
肩には前後へ跨る補強布のような切り替えを置き、背面には大きくヨークを取る。
襟や袖口はシャツを思わせる軽快な設計で、カバーオールほど無骨ではなく、サファリジャケットほど装飾的でもない。
それぞれの要素を抽出しながら、一枚仕立ての軽やかなジャケットへ落とし込んでいます。
こうしたアプローチは、Nino Cerrutiが築いたCasual Chicというスタイルともよく重なります。
Lanificio Cerruti自身のアーカイブでも、NinoはCasual Chicの創始者として記録されています。
それまでの男性服に求められていた硬さを解き、ラグジュアリーとスポーツ、テーラリングと日常着の距離を近づけていった人物。
1967年の最初のコレクションも、従来よりリラックスしたエレガンスを求める時代に呼応するものだったとCERRUTIは振り返っています。
その審美眼は、この一着では何よりマテリアルに表れています。
素材はリネン100%。
しかし、一般的に想像する乾いた平織りのリネンとは少し異なります。
表面を近くで見ると細かな凹凸が連続し、均質に整えられたドレスリネンというより、どこか和紙を思わせるような独特の表情。
光を強く反射するのではなく、その凹凸によって白の中に僅かな陰影が生まれまるリネン。
洗いを重ねた現在は細かな皺や生地のうねりも加わり、真っ白でありながら平面的には見えません。
ここに、テキスタイルメーカーを出自とするCERRUTIらしさを感じます。
Nino Cerrutiは家業を継いでから長年にわたり素材研究へ投資し、その経験を服作りへと繋げていきました。
つまり彼にとって、生地は完成したデザインを載せるための土台ではなく、服の造形を決める出発点でもあったのでしょう。
本来であればコットンツイルやキャンバスのような、強さのある素材が似合うワークジャケットの構造。
そこへ、この表情豊かなリネンを合わせる。
だから大きなパッチポケットや肩の補強といったディテールが残っていても、決して無骨には転びません。
172cm/55kgでサイズSを着用しても身幅には十分な余白があり、肩から裾まで力を抜いて落ちるシルエット。
リネンの柔らかな皺とともに身体へ馴染むことで、ワークウェアの機能的な造形がどこか都会的なものへと変わっています。
上質なものを、必ずしもフォーマルに仕立てる必要はない。
テキスタイルから始まり、プレタポルテへ進出し、やがてCasual Chicという独自の男性像を築いたNino Cerruti。
ワークやミリタリー、サファリという日常着の語彙と、CERRUTIらしいマテリアルへの審美眼。
その二つが自然に交わった、非常に彼らしいリネンジャケットです。
Measurement : サイズ情報
表記 : S (日本メンズサイズ M相当)
平置き採寸 : 肩幅 53cm 身幅 69cm 着丈 76cm 袖丈 53cm
Condition :商品状態
全体的に着用感こそございますが、目立つダメージのないコンディション。
Attention
・商品は一点物のVintageになる為、SOLDになった場合全く同じアイテムの再入荷はございません、予めご了承下さい。
・採寸方法により、若干の誤差がある場合がございます、予めご了承下さい。
・Vintage商品の為、使用感や経年劣化がある場合がございます。
ご購入後の返品・交換は受け付けておりませんのでVintage商品にご理解のある方のみご購入をお願い致します。
・商品の色味は出来る限り肉眼で見た場合に近いよう調整しておりますが、お手元のブラウザによって見え方が変わることがあります。
他にも商品に関するご質問があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。
Brand : CERRUTI 1881
Material : Linen 100%
Color : White
Size : S
Model : 172cm 55kg
1881年、イタリア・ビエラに創業したLanificio Cerruti。
その出自はファッションメゾンではなく、上質な服地を生み出すテキスタイルメーカーでした。
1950年代に家業を継いだNino Cerrutiは、素材の研究開発を続ける一方、1957年にはメンズウェアのHITMANを設立。
そして1967年、ビエラからパリへと舞台を移し、CERRUTI 1881を立ち上げます。
当時、オートクチュールとビスポークの文化が色濃く残るパリで、イタリアの服地メーカーを出自とする人物が、自らの名を冠した高品質なメンズ・プレタポルテを発表する。
CERRUTIの公式史では、Nino Cerrutiはパリで自身のメンズ・プレタポルテを立ち上げた最初のデザイナーとされており、単なる生地の供給者から、素材、仕立て、そして着る人の姿までを一つの世界観として提示する存在へ。
その転換自体が、CERRUTIというメゾンの特異性だったように思います。
今回ご紹介するのは、そんなCERRUTI 1881による一着。
ホワイト一色の端正な佇まいとは対照的に、デザインの根底にあるのはワーク、ミリタリー、サファリといった極めてカジュアルな衣服です。
左右には大きなフラップ付きパッチポケット。ポケット内部には縦方向へプリーツを取り、収納量を確保する実用品の構造をそのまま意匠へと変えています。
肩には前後へ跨る補強布のような切り替えを置き、背面には大きくヨークを取る。
襟や袖口はシャツを思わせる軽快な設計で、カバーオールほど無骨ではなく、サファリジャケットほど装飾的でもない。
それぞれの要素を抽出しながら、一枚仕立ての軽やかなジャケットへ落とし込んでいます。
こうしたアプローチは、Nino Cerrutiが築いたCasual Chicというスタイルともよく重なります。
Lanificio Cerruti自身のアーカイブでも、NinoはCasual Chicの創始者として記録されています。
それまでの男性服に求められていた硬さを解き、ラグジュアリーとスポーツ、テーラリングと日常着の距離を近づけていった人物。
1967年の最初のコレクションも、従来よりリラックスしたエレガンスを求める時代に呼応するものだったとCERRUTIは振り返っています。
その審美眼は、この一着では何よりマテリアルに表れています。
素材はリネン100%。
しかし、一般的に想像する乾いた平織りのリネンとは少し異なります。
表面を近くで見ると細かな凹凸が連続し、均質に整えられたドレスリネンというより、どこか和紙を思わせるような独特の表情。
光を強く反射するのではなく、その凹凸によって白の中に僅かな陰影が生まれまるリネン。
洗いを重ねた現在は細かな皺や生地のうねりも加わり、真っ白でありながら平面的には見えません。
ここに、テキスタイルメーカーを出自とするCERRUTIらしさを感じます。
Nino Cerrutiは家業を継いでから長年にわたり素材研究へ投資し、その経験を服作りへと繋げていきました。
つまり彼にとって、生地は完成したデザインを載せるための土台ではなく、服の造形を決める出発点でもあったのでしょう。
本来であればコットンツイルやキャンバスのような、強さのある素材が似合うワークジャケットの構造。
そこへ、この表情豊かなリネンを合わせる。
だから大きなパッチポケットや肩の補強といったディテールが残っていても、決して無骨には転びません。
172cm/55kgでサイズSを着用しても身幅には十分な余白があり、肩から裾まで力を抜いて落ちるシルエット。
リネンの柔らかな皺とともに身体へ馴染むことで、ワークウェアの機能的な造形がどこか都会的なものへと変わっています。
上質なものを、必ずしもフォーマルに仕立てる必要はない。
テキスタイルから始まり、プレタポルテへ進出し、やがてCasual Chicという独自の男性像を築いたNino Cerruti。
ワークやミリタリー、サファリという日常着の語彙と、CERRUTIらしいマテリアルへの審美眼。
その二つが自然に交わった、非常に彼らしいリネンジャケットです。
Measurement : サイズ情報
表記 : S (日本メンズサイズ M相当)
平置き採寸 : 肩幅 53cm 身幅 69cm 着丈 76cm 袖丈 53cm
Condition :商品状態
全体的に着用感こそございますが、目立つダメージのないコンディション。
Attention
・商品は一点物のVintageになる為、SOLDになった場合全く同じアイテムの再入荷はございません、予めご了承下さい。
・採寸方法により、若干の誤差がある場合がございます、予めご了承下さい。
・Vintage商品の為、使用感や経年劣化がある場合がございます。
ご購入後の返品・交換は受け付けておりませんのでVintage商品にご理解のある方のみご購入をお願い致します。
・商品の色味は出来る限り肉眼で見た場合に近いよう調整しておりますが、お手元のブラウザによって見え方が変わることがあります。
他にも商品に関するご質問があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。
