recollection vintage

-Dead Stock- [Early 90's] "CERRUTI 1881" Pure Cotton Ribbed Crew Neck Sweater (Made in Italy)

¥36,300 ($234.27)

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Brand : CERRUTI 1881
Material : Cotton 100%
Color : Pale Yellow
Size : 52
Model : 172cm 55kg

CERRUTIという名から最初に思い浮かべるものは、やはりウールではないでしょうか。

1881年、イタリア・Biellaに創業したLanificio Fratelli Cerrutiを起源に持ち、毛織物の生産を通してその歴史を築いてきたCERRUTI。
後にNino Cerrutiが完成品へと領域を広げ、1967年にはパリにCERRUTI 1881を設立しますが、その根幹には常に「素材から洋服を考える」という、テキスタイルメーカーとして培われた感覚が存在していました。

一方でCERRUTIの洋服は、上質なウールを重厚に仕立てることだけを目的としたものでもありません。

Nino Cerrutiが目指したのは、それまでの男性服にあった硬さを解きほぐし、身体の動きや現代的な生活へ馴染ませていくこと。
1970年代にはニットウェアやシャツといったカジュアルな領域へも展開を広げ、テーラリングとは異なる方法で、素材と着心地の関係を探っていきました。

今回ご紹介するのは、そんなCERRUTI 1881によるピュアコットンのクルーネックニット。

Nuova ICAP S.p.A.によって生産・流通されたMade in Italyの製品で、サイズ表記は52。
さらにブランドタグから素材説明、ケアインストラクションに至るまで当時の紙タグが一式残された、デッドストックでのご紹介となります。

そして、この紙タグこそ本個体を理解するうえで非常に興味深い資料です。

そこに記されているのは、単なる「Cotton 100%」という品質表示だけではありません。
天然由来のピュアコットンが湿気を素早く逃し、肌を快適に保つこと。
そして素材本来の性質を損なわないよう衣服へ仕立てられていることまで、CERRUTI自身の言葉によって丁寧に説明されています。

さらに最後には、夏の涼しさを求めるための素材であり、盛夏の夕暮れにウールのカーディガンよりも軽いものを必要とする場面への回答である、という趣旨まで添えられている。

毛織物を出自とするCERRUTIが、ウールではなくコットンを選んだ理由がここにはっきりと残されています。

ウールの質感を模倣するための代替素材としてではなく、気温や湿度、肌との接触までを考えたうえで、コットンにしか作れない軽快なニットウェアを成立させる。
その発想は、素材そのものを熟知してきたCERRUTIだからこそ説得力を持つものではないでしょうか。


実際の編み地にも、その素材選びがよく表れています。

ピュアコットンを適度な密度で編み立てながら、身頃から袖まで一定の間隔で縦方向の畝を走らせた構成。
単調な平編みではなく、太さの異なる編み目が反復することで淡いイエローの中に陰影が生まれ、装飾を加えることなくニットそのものに表情を与えています。

サイズ52らしく肩幅と身幅には十分な余裕があり、袖にもたっぷりとした分量を持たせたプロポーション。
着用すると肩は自然に落ち、身体とニットの間には大きな余白が生まれますが、縦へ連続する編み柄が視覚的なラインを作ることで、単純なオーバーサイズには見せません。

さらに襟、袖口、裾では編みのピッチを細かく切り替え、特に裾のリブによって大きな身頃を腰周りで僅かに収束させています。
コットン特有の落ち感と相まって、身体から離れていた生地が裾付近で柔らかく溜まり、ゆったりとしたサイズでありながら輪郭には一定の秩序が残る設計です。


そして何より、このニットを印象付ける淡いペールイエロー。

コットンらしい乾いた表面に柔らかな色彩が乗ることで、ニットというクラシックな存在にどこか軽快な空気を与えています。
毛羽立ちや膨らみを持つウールとは異なり、編み目のひとつひとつが明瞭に現れるため、大きなサイズと鮮やかな色彩を用いながらも佇まいはすっきりとしている。
そのバランスにも、CERRUTIが得意としたリラックスしたエレガンスを感じます。

デッドストックであることの魅力は、単に使用されていないという状態だけではありません。

三十年以上前の一着に、その服がどのような思想から生まれ、なぜこの素材が選ばれたのかを伝える紙片まで残されている。
とりわけ、ウールの名門として歴史を築いたCERRUTIが「夏のためのピュアコットン」をこれほど丁寧に語っていたことは、本個体を見るうえで欠かせない背景でしょう。

素材を知るからこそ、その素材を使わない季節のことまで考える。
CERRUTIが培ってきたテキスタイルへの審美眼を、最も日常的なクルーネックニットから感じていただける一着でございます。

Measurement : サイズ情報

表記: 52 (日本メンズサイズ L相当)
平置き採寸: 裄丈 98cm 身幅 66cm 着丈 76cm 脇下袖丈48cm

Condition :商品状態

デッドストックでのご用意となります。

Attention

・商品は一点物のVintageになる為、SOLDになった場合全く同じアイテムの再入荷はございません、予めご了承下さい。

・採寸方法により、若干の誤差がある場合がございます、予めご了承下さい。

・Vintage商品の為、使用感や経年劣化がある場合がございます。
ご購入後の返品・交換は受け付けておりませんのでVintage商品にご理解のある方のみご購入をお願い致します。

・商品の色味は出来る限り肉眼で見た場合に近いよう調整しておりますが、お手元のブラウザによって見え方が変わることがあります。

他にも商品に関するご質問があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。

Brand : CERRUTI 1881
Material : Cotton 100%
Color : Pale Yellow
Size : 52
Model : 172cm 55kg


CERRUTIという名から最初に思い浮かべるものは、やはりウールではないでしょうか。

1881年、イタリア・Biellaに創業したLanificio Fratelli Cerrutiを起源に持ち、毛織物の生産を通してその歴史を築いてきたCERRUTI。
後にNino Cerrutiが完成品へと領域を広げ、1967年にはパリにCERRUTI 1881を設立しますが、その根幹には常に「素材から洋服を考える」という、テキスタイルメーカーとして培われた感覚が存在していました。

一方でCERRUTIの洋服は、上質なウールを重厚に仕立てることだけを目的としたものでもありません。

Nino Cerrutiが目指したのは、それまでの男性服にあった硬さを解きほぐし、身体の動きや現代的な生活へ馴染ませていくこと。
1970年代にはニットウェアやシャツといったカジュアルな領域へも展開を広げ、テーラリングとは異なる方法で、素材と着心地の関係を探っていきました。

今回ご紹介するのは、そんなCERRUTI 1881によるピュアコットンのクルーネックニット。

Nuova ICAP S.p.A.によって生産・流通されたMade in Italyの製品で、サイズ表記は52。
さらにブランドタグから素材説明、ケアインストラクションに至るまで当時の紙タグが一式残された、デッドストックでのご紹介となります。

そして、この紙タグこそ本個体を理解するうえで非常に興味深い資料です。

そこに記されているのは、単なる「Cotton 100%」という品質表示だけではありません。
天然由来のピュアコットンが湿気を素早く逃し、肌を快適に保つこと。
そして素材本来の性質を損なわないよう衣服へ仕立てられていることまで、CERRUTI自身の言葉によって丁寧に説明されています。

さらに最後には、夏の涼しさを求めるための素材であり、盛夏の夕暮れにウールのカーディガンよりも軽いものを必要とする場面への回答である、という趣旨まで添えられている。

毛織物を出自とするCERRUTIが、ウールではなくコットンを選んだ理由がここにはっきりと残されています。

ウールの質感を模倣するための代替素材としてではなく、気温や湿度、肌との接触までを考えたうえで、コットンにしか作れない軽快なニットウェアを成立させる。
その発想は、素材そのものを熟知してきたCERRUTIだからこそ説得力を持つものではないでしょうか。


実際の編み地にも、その素材選びがよく表れています。

ピュアコットンを適度な密度で編み立てながら、身頃から袖まで一定の間隔で縦方向の畝を走らせた構成。
単調な平編みではなく、太さの異なる編み目が反復することで淡いイエローの中に陰影が生まれ、装飾を加えることなくニットそのものに表情を与えています。

サイズ52らしく肩幅と身幅には十分な余裕があり、袖にもたっぷりとした分量を持たせたプロポーション。
着用すると肩は自然に落ち、身体とニットの間には大きな余白が生まれますが、縦へ連続する編み柄が視覚的なラインを作ることで、単純なオーバーサイズには見せません。

さらに襟、袖口、裾では編みのピッチを細かく切り替え、特に裾のリブによって大きな身頃を腰周りで僅かに収束させています。
コットン特有の落ち感と相まって、身体から離れていた生地が裾付近で柔らかく溜まり、ゆったりとしたサイズでありながら輪郭には一定の秩序が残る設計です。




そして何より、このニットを印象付ける淡いペールイエロー。

コットンらしい乾いた表面に柔らかな色彩が乗ることで、ニットというクラシックな存在にどこか軽快な空気を与えています。
毛羽立ちや膨らみを持つウールとは異なり、編み目のひとつひとつが明瞭に現れるため、大きなサイズと鮮やかな色彩を用いながらも佇まいはすっきりとしている。
そのバランスにも、CERRUTIが得意としたリラックスしたエレガンスを感じます。

デッドストックであることの魅力は、単に使用されていないという状態だけではありません。

三十年以上前の一着に、その服がどのような思想から生まれ、なぜこの素材が選ばれたのかを伝える紙片まで残されている。
とりわけ、ウールの名門として歴史を築いたCERRUTIが「夏のためのピュアコットン」をこれほど丁寧に語っていたことは、本個体を見るうえで欠かせない背景でしょう。

素材を知るからこそ、その素材を使わない季節のことまで考える。
CERRUTIが培ってきたテキスタイルへの審美眼を、最も日常的なクルーネックニットから感じていただける一着でございます。

Measurement : サイズ情報

表記: 52 (日本メンズサイズ L相当)
平置き採寸: 裄丈 98cm 身幅 66cm 着丈 76cm 脇下袖丈48cm

Condition :商品状態

デッドストックでのご用意となります。

Attention

・商品は一点物のVintageになる為、SOLDになった場合全く同じアイテムの再入荷はございません、予めご了承下さい。

・採寸方法により、若干の誤差がある場合がございます、予めご了承下さい。

・Vintage商品の為、使用感や経年劣化がある場合がございます。
ご購入後の返品・交換は受け付けておりませんのでVintage商品にご理解のある方のみご購入をお願い致します。

・商品の色味は出来る限り肉眼で見た場合に近いよう調整しておりますが、お手元のブラウザによって見え方が変わることがあります。

他にも商品に関するご質問があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。

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