recollection vintage

[Mid-Late 90’s] “CHRISTOPHE LEMAIRE” Suede Driving Shoes (Made in France)

¥55,000 ($347.84)

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Brand : CHRISTOPHE LEMAIRE
Material : Suede Leather
Color : Brown
Size : 41

クリストフ・ルメールは、服を特別な日のためだけに存在するものとして考えてきたデザイナーではありません。

後年、自身のデザインについて語る中で、機能性とインスピレーションは両立するものであり、むしろ機能そのものが創造性になり得ると話します。
また、目的のために作られたワークウェアを好む理由についても、用途から生まれたものには余計なものがなく、純粋でミニマルだからだと説明する。

現在のルメールが掲げる思想にも、その感覚は変わらず残っています。

衣服だけでなくアクセサリーまで「日常生活のため」に考え、形と機能をひとつのものとして扱うこと。
そして現在のシューズについても、日々履くことを前提に、実用性とエレガンスを両立させるものだとメゾン自身が説明しています。

その思想から30年ほど遡ったところに、この一足があります。

90年代半ばから後半頃と考えられる、クリストフ・ルメールによるフランス製のドライビングシューズ。


素材には、毛足を細かく整えたブラウンスエード。

深いコーヒーブラウンの色彩は、磨き上げた表革のように光を強く返すことなく、起毛した表面に光を柔らかく留めます。
素朴さを持つ素材でありながら野暮ったさはなく、履き込むことで毛足や色調が変化していくことまで含めて、日常の中で完成していくような革です。


形の出発点にあるのは、極めて実用的なドライビングシューズ。

柔らかなアッパーをモカシンのように組み、踵には細かな凹凸を刻んだラバーを大きく巻き上げています。
本来はペダル操作の際に踵を保護し、足の動きに追従するために生まれた機能的な構造です。

しかし、ルメールはその実用品らしさをそのまま残してはいません。

甲を覆う大きな一枚のスエードに沿ってモカ縫いを走らせ、細いシューレースを同色で馴染ませる。
そして最も印象的なのが、先端を大胆に切り落としたようなスクエアトゥ。

丸みのある一般的なドライビングシューズとは異なり、足元に一本の水平線を作ることで、柔らかな靴に端正な輪郭を与えています。

何かを足してモードにするのではなく、昔から存在する機能的な靴のプロポーションを僅かに整えることで、ミニマルなエレガンスへ移している。

ここに、この一足の魅力が内包されております。


内側に目を向けると、ブラウンの外観とは対照的な赤褐色のレザー。

外側には色数も装飾もほとんどありませんが、足を入れたときには見えなくなる場所にだけ鮮やかな色彩が残されています。
それもまた、服そのものを誇示するより、持ち主が使うことで初めて完成するルメールの感覚にどこか通じるものがあります。


レザーグッズを「日々の伴侶」と位置付け、シューズについても履き続けることで美しく経年変化していくことを前提としている現在のルメール。

さらにクリストフ・ルメール自身は、若い頃から「物が生活の質にもたらすもの」に関心があり、最初はインダストリアルデザインに惹かれていたと振り返っています。
彼にとって服やスタイルは、身体を取り囲む物全体への関心の一部だったのでしょう。

そう考えると、この靴が単なるスタイリングの仕上げではなく、ひとつの生活道具として設計されていることにも納得がいきます。

柔らかなスエードで足を包むこと。踵までラバーを回すこと。余分な装飾を持たないこと。

そのすべてには理由があり、しかし機能だけでは終わらない。

必要から生まれた形を削ぎ澄ませ、ほんの僅かなプロポーションの操作によって美しいものへ変えていく。

ルメールが後に「現実の詩」と表現した感覚とは、こういうものなのかもしれません。
日常から離れたところに美しさを作るのではなく、毎日使うものの中に、美しさを見つけること。

箱まで残された初期クリストフ・ルメールの一足。

クラシックなドライビングシューズが生活の道具であることを忘れないまま、ミニマルなエレガンスへと昇華されています。

特別な場所へ連れていくためではなく、いつもの場所までの道のりを、少しだけ美しくするための靴です。

Measurement : サイズ情報

表記: 41 (26.0cm程度)
採寸 : アウトソール全長 28.5cm 底幅 9cm ソール高 1.5cm 甲周り 27cm

Condition :商品状態

全体的な着用感こそございますが、大きなダメージのないグッドコンディション。
ヴィンテージ特有の風合いとしてお楽しみください。

Attention

・商品は一点物のVintageになる為、SOLDになった場合全く同じアイテムの再入荷はございません、予めご了承下さい。

・採寸方法により、若干の誤差がある場合がございます、予めご了承下さい。

・Vintage商品の為、使用感や経年劣化がある場合がございます。
ご購入後の返品・交換は受け付けておりませんのでVintage商品にご理解のある方のみご購入をお願い致します。

・商品の色味は出来る限り肉眼で見た場合に近いよう調整しておりますが、お手元のブラウザによって見え方が変わることがあります。

他にも商品に関するご質問があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。

Brand : CHRISTOPHE LEMAIRE
Material : Suede Leather
Color : Brown
Size : 41


クリストフ・ルメールは、服を特別な日のためだけに存在するものとして考えてきたデザイナーではありません。

後年、自身のデザインについて語る中で、機能性とインスピレーションは両立するものであり、むしろ機能そのものが創造性になり得ると話します。
また、目的のために作られたワークウェアを好む理由についても、用途から生まれたものには余計なものがなく、純粋でミニマルだからだと説明する。

現在のルメールが掲げる思想にも、その感覚は変わらず残っています。

衣服だけでなくアクセサリーまで「日常生活のため」に考え、形と機能をひとつのものとして扱うこと。
そして現在のシューズについても、日々履くことを前提に、実用性とエレガンスを両立させるものだとメゾン自身が説明しています。

その思想から30年ほど遡ったところに、この一足があります。

90年代半ばから後半頃と考えられる、クリストフ・ルメールによるフランス製のドライビングシューズ。



素材には、毛足を細かく整えたブラウンスエード。

深いコーヒーブラウンの色彩は、磨き上げた表革のように光を強く返すことなく、起毛した表面に光を柔らかく留めます。
素朴さを持つ素材でありながら野暮ったさはなく、履き込むことで毛足や色調が変化していくことまで含めて、日常の中で完成していくような革です。


形の出発点にあるのは、極めて実用的なドライビングシューズ。

柔らかなアッパーをモカシンのように組み、踵には細かな凹凸を刻んだラバーを大きく巻き上げています。
本来はペダル操作の際に踵を保護し、足の動きに追従するために生まれた機能的な構造です。

しかし、ルメールはその実用品らしさをそのまま残してはいません。

甲を覆う大きな一枚のスエードに沿ってモカ縫いを走らせ、細いシューレースを同色で馴染ませる。
そして最も印象的なのが、先端を大胆に切り落としたようなスクエアトゥ。

丸みのある一般的なドライビングシューズとは異なり、足元に一本の水平線を作ることで、柔らかな靴に端正な輪郭を与えています。

何かを足してモードにするのではなく、昔から存在する機能的な靴のプロポーションを僅かに整えることで、ミニマルなエレガンスへ移している。

ここに、この一足の魅力が内包されております。


内側に目を向けると、ブラウンの外観とは対照的な赤褐色のレザー。

外側には色数も装飾もほとんどありませんが、足を入れたときには見えなくなる場所にだけ鮮やかな色彩が残されています。
それもまた、服そのものを誇示するより、持ち主が使うことで初めて完成するルメールの感覚にどこか通じるものがあります。




レザーグッズを「日々の伴侶」と位置付け、シューズについても履き続けることで美しく経年変化していくことを前提としている現在のルメール。

さらにクリストフ・ルメール自身は、若い頃から「物が生活の質にもたらすもの」に関心があり、最初はインダストリアルデザインに惹かれていたと振り返っています。
彼にとって服やスタイルは、身体を取り囲む物全体への関心の一部だったのでしょう。

そう考えると、この靴が単なるスタイリングの仕上げではなく、ひとつの生活道具として設計されていることにも納得がいきます。

柔らかなスエードで足を包むこと。踵までラバーを回すこと。余分な装飾を持たないこと。

そのすべてには理由があり、しかし機能だけでは終わらない。

必要から生まれた形を削ぎ澄ませ、ほんの僅かなプロポーションの操作によって美しいものへ変えていく。

ルメールが後に「現実の詩」と表現した感覚とは、こういうものなのかもしれません。
日常から離れたところに美しさを作るのではなく、毎日使うものの中に、美しさを見つけること。

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クラシックなドライビングシューズが生活の道具であることを忘れないまま、ミニマルなエレガンスへと昇華されています。

特別な場所へ連れていくためではなく、いつもの場所までの道のりを、少しだけ美しくするための靴です。

Measurement : サイズ情報

表記: 41 (26.0cm程度)
採寸 : アウトソール全長 28.5cm 底幅 9cm ソール高 1.5cm 甲周り 27cm

Condition :商品状態

全体的な着用感こそございますが、大きなダメージのないグッドコンディション。
ヴィンテージ特有の風合いとしてお楽しみください。

Attention

・商品は一点物のVintageになる為、SOLDになった場合全く同じアイテムの再入荷はございません、予めご了承下さい。

・採寸方法により、若干の誤差がある場合がございます、予めご了承下さい。

・Vintage商品の為、使用感や経年劣化がある場合がございます。
ご購入後の返品・交換は受け付けておりませんのでVintage商品にご理解のある方のみご購入をお願い致します。

・商品の色味は出来る限り肉眼で見た場合に近いよう調整しておりますが、お手元のブラウザによって見え方が変わることがあります。

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