[90’s] “Tricker’s” St James Collection George Boots (Made in England)
¥55,000 ($348.40)
Brand : Tricker’s / St James Collection
Material : Calf Leather
Color : Brown
Size : UK 8 / Fitting 5
Made in England
英国靴の名門として語られるトリッカーズですが、その魅力はカントリーシューズだけでは収まりません。
1829年創業、ノーサンプトンで長く製靴を続けてきたトリッカーズは、厚いウェルトや力強いブローギングを備えたカントリーシューズで知られる一方、ロンドンのセント・ジェームズにも拠点を構え、より都市的で端正なドレスシューズを手掛けてきました。
この度ご紹介いたしますのは、その名を冠したSt James Collectionより、ジョージブーツ。
ジョージブーツは英国軍の将校靴を源流とするスタイルで、一般的なチャッカブーツよりも丈を高く取り、シューレースを上方へ集めることで、トラウザーを被せた際には紐靴らしさをほとんど感じさせない独特の構造を持っています。
ただ、この形は一歩間違えると非常に野暮ったい印象になってしまうのが玉に瑕。
丈の高さと甲の広い面積によって足元に重量感が生まれやすく、軍靴としての出自がそのまま表面へ出れば、どうしても無骨な印象が先に立ちます。
ただ本作の魅力的な点は、そのジョージブーツをトリッカーズが驚くほどエレガントに整えていることにございます。
つま先には余計な装飾を加えず、広く取られたヴァンプからノーズへ滑らかに繋がる輪郭は、同社のカントリーラインに見られる丸みや重厚さとは明らかに異なります。
細く長く伸びたラストに対して、羽根は高い位置へ収められ、正面から見た際には一枚の革がそのまま足を包んでいるかのよう。
ブーツでありながら短靴に近い緊張感を持ち、軍靴的な構造をドレスシューズのプロポーションへ置き換えています。
そして、その端正さを支えているのがブラウンのカーフレザー。
オリジナルの箱にもBrown Calfと記されており、表面はきめが細かく、過度なシボや厚みを持たない滑らかな質感です。
トリッカーズと聞いて想像する肉厚なカントリーレザーとは対照的で、光を受けた際には赤みを含んだブラウンが柔らかく浮かび上がり、革の面積を大きく取ったこのデザインだからこそ、その質感そのものが装飾になります。
St James Collectionという存在も、本作をより興味深いものにしています。
現在のトリッカーズはバートンやカントリーブーツのイメージがあまりにも強いブランドですが、セント・ジェームズという名前が示すのは、田園的な英国靴とは異なるロンドンの空気。
堅牢な製靴技術を持ちながら、それを都市の紳士服へ馴染むよう細く、端正に、そして少し色気を持たせて仕立てる。
本作には、そんなトリッカーズのドレスメーカーとしての力量がよく表れています。
装飾で華やかに見せるのではなく、ラストと革、その二つだけでブーツを成立させる。
ジョージブーツ本来の男性的な背景を残しながら、無骨さだけを綺麗に削ぎ落とした一足です。
ワイドトラウザーの裾からわずかに覗かせても、細身のスラックスで輪郭を見せても、その佇まいは驚くほど現代的。
カントリーとはまた異なるトリッカーズの美しさを感じていただける一足です。
Measurement : サイズ情報
表記: 8 (26.5-27cm程度)
採寸 : アウトソール全長 28.25cm 底幅 10cm ソール高 3cm 甲周り 28cm
Condition :商品状態
所々にシミが散見されますが、ヴィンテージ特有の風合いとしてお楽しみください。
Attention
・商品は一点物のVintageになる為、SOLDになった場合全く同じアイテムの再入荷はございません、予めご了承下さい。
・採寸方法により、若干の誤差がある場合がございます、予めご了承下さい。
・Vintage商品の為、使用感や経年劣化がある場合がございます。
ご購入後の返品・交換は受け付けておりませんのでVintage商品にご理解のある方のみご購入をお願い致します。
・商品の色味は出来る限り肉眼で見た場合に近いよう調整しておりますが、お手元のブラウザによって見え方が変わることがあります。
他にも商品に関するご質問があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。
Brand : Tricker’s / St James Collection
Material : Calf Leather
Color : Brown
Size : UK 8 / Fitting 5
Made in England
英国靴の名門として語られるトリッカーズですが、その魅力はカントリーシューズだけでは収まりません。
1829年創業、ノーサンプトンで長く製靴を続けてきたトリッカーズは、厚いウェルトや力強いブローギングを備えたカントリーシューズで知られる一方、ロンドンのセント・ジェームズにも拠点を構え、より都市的で端正なドレスシューズを手掛けてきました。
この度ご紹介いたしますのは、その名を冠したSt James Collectionより、ジョージブーツ。
ジョージブーツは英国軍の将校靴を源流とするスタイルで、一般的なチャッカブーツよりも丈を高く取り、シューレースを上方へ集めることで、トラウザーを被せた際には紐靴らしさをほとんど感じさせない独特の構造を持っています。
ただ、この形は一歩間違えると非常に野暮ったい印象になってしまうのが玉に瑕。
丈の高さと甲の広い面積によって足元に重量感が生まれやすく、軍靴としての出自がそのまま表面へ出れば、どうしても無骨な印象が先に立ちます。
ただ本作の魅力的な点は、そのジョージブーツをトリッカーズが驚くほどエレガントに整えていることにございます。
つま先には余計な装飾を加えず、広く取られたヴァンプからノーズへ滑らかに繋がる輪郭は、同社のカントリーラインに見られる丸みや重厚さとは明らかに異なります。
細く長く伸びたラストに対して、羽根は高い位置へ収められ、正面から見た際には一枚の革がそのまま足を包んでいるかのよう。
ブーツでありながら短靴に近い緊張感を持ち、軍靴的な構造をドレスシューズのプロポーションへ置き換えています。
そして、その端正さを支えているのがブラウンのカーフレザー。
オリジナルの箱にもBrown Calfと記されており、表面はきめが細かく、過度なシボや厚みを持たない滑らかな質感です。
トリッカーズと聞いて想像する肉厚なカントリーレザーとは対照的で、光を受けた際には赤みを含んだブラウンが柔らかく浮かび上がり、革の面積を大きく取ったこのデザインだからこそ、その質感そのものが装飾になります。
St James Collectionという存在も、本作をより興味深いものにしています。
現在のトリッカーズはバートンやカントリーブーツのイメージがあまりにも強いブランドですが、セント・ジェームズという名前が示すのは、田園的な英国靴とは異なるロンドンの空気。
堅牢な製靴技術を持ちながら、それを都市の紳士服へ馴染むよう細く、端正に、そして少し色気を持たせて仕立てる。
本作には、そんなトリッカーズのドレスメーカーとしての力量がよく表れています。
装飾で華やかに見せるのではなく、ラストと革、その二つだけでブーツを成立させる。
ジョージブーツ本来の男性的な背景を残しながら、無骨さだけを綺麗に削ぎ落とした一足です。
ワイドトラウザーの裾からわずかに覗かせても、細身のスラックスで輪郭を見せても、その佇まいは驚くほど現代的。
カントリーとはまた異なるトリッカーズの美しさを感じていただける一足です。
Measurement : サイズ情報
表記: 8 (26.5-27cm程度)
採寸 : アウトソール全長 28.25cm 底幅 10cm ソール高 3cm 甲周り 28cm
Condition :商品状態
所々にシミが散見されますが、ヴィンテージ特有の風合いとしてお楽しみください。
Attention
・商品は一点物のVintageになる為、SOLDになった場合全く同じアイテムの再入荷はございません、予めご了承下さい。
・採寸方法により、若干の誤差がある場合がございます、予めご了承下さい。
・Vintage商品の為、使用感や経年劣化がある場合がございます。
ご購入後の返品・交換は受け付けておりませんのでVintage商品にご理解のある方のみご購入をお願い致します。
・商品の色味は出来る限り肉眼で見た場合に近いよう調整しておりますが、お手元のブラウザによって見え方が変わることがあります。
他にも商品に関するご質問があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。
