[2007] “Yves Saint Laurent rive gauche” Metropolis Tribute Leather Tote Bag (Designed by Stefano Pilati / Made in Italy)
¥121,000 ($766.47)
Brand : Yves Saint Laurent rive gauche
Material : Leather
Color : Black
創業者イヴ・サンローランが築き上げたエレガンスを継承しながら、独自の造形感覚によってメゾンに新たな表情を与えたステファノ・ピラーティ。
彼がクリエイティブ・ディレクターを務めていた2007年頃のサンローランには、クラシックなラグジュアリーの枠組みを保ちながらも、素材の落ち感や大胆なボリューム、曲線的なプロポーションによって従来の美しさを更新しようとする姿勢が色濃く表れています。
特にこの時期のクリエイションで興味深いのは、単に装飾を加えるのではなく、衣服やアクセサリーそのものの輪郭を変えることで、既存のアイテムに新たな存在感を与えていたこと。
柔らかな素材から生まれる有機的なシルエットを、緻密なカッティングや硬質なパーツによって巧みに制御する感覚は、ピラーティが追求したモダンなエレガンスを象徴するものであり、本作にもその美意識が見事に落とし込まれています。
そんな2007年のサンローランから、特異な造形美が魅力的なメトロポリタンをご紹介いたします。
まず目を惹くのは、一般的なレザーバッグとは一線を画す、その独創的なプロポーション。
底部へ向かって緩やかに広がるボディは、直線的な輪郭で構成される一般的なトートバッグとは異なり、柔らかなレザーの質感を活かした緩やかな曲線によって成り立っています。
一見すると極めて簡素な構成でありながら、ハンドルの付け根から底部へ至るまでの流れは実に計算されており、肩に掛けた際には革が自重によって身体へ沿い、置かれた状態とはまた異なる表情を生み出します。
従来のバッグに求められる均整の取れた立体感をあえて崩し、レザーが自然に形成する余白や膨らみを積極的に取り入れることで、機能的な鞄という存在を、より彫刻的な造形物へと昇華させています。
それでいて全体の印象が過度に装飾的にならないのは、ボディに用いられたブラックレザーの上質さによるところも大きいでしょう。
細かなシボを持つ革は、しっとりとした柔軟性と適度な厚みを兼ね備えており、表面には奥行きのある鈍い光沢が広がります。
極端に柔らかな素材では失われてしまう輪郭の美しさを残しながら、硬い革では実現できない自然なドレープを描く、その絶妙な質感。
特に底部の両端へ施された立体的な切り替えは秀逸で、革の余りから生まれる膨らみをひとつのデザインとして成立させ、平面的なボディに独特の量感を与えています。
また、こうした有機的なフォルムと鮮やかな対比を描くのが、ハンドルの接続部分に取り入れられた大ぶりなゴールドリング。
柔らかなブラックレザーに対して、硬質な金属パーツを明確に露出させることで、素材同士のコントラストを強調し、クラシックなラグジュアリーバッグにはないインダストリアルな雰囲気を生み出しています。
この金属使いは単なる装飾ではなく、ハンドルとボディを結びつける構造そのものがデザインへと転換されたものであり、機能を隠すことなく美しさとして提示する、極めてモダンなアプローチ。
2007年頃のピラーティが、伝統的な素材やアイテムに対して異なる質感や造形を組み合わせることで、新たなエレガンスを生み出していたことを考えると、こうした構成にも彼ならではの感性を見出すことができます。
開口部にはマグネットによる開閉機構、内側にはジップ付きポケットを備えるなど、日常使いにおける実用性も十分。
また、ハンドル付近に配されたY字のレザーチャームも印象的で、メゾンを象徴する意匠をさりげなく取り入れながら、バッグ全体の独創的なフォルムを損なうことなくまとめられています。
このような実用性と造形美の両立も、単に鑑賞されるためのデザインではなく、現実のワードローブの中で機能するラグジュアリーを追求していたピラーティらしいところではないでしょうか。
ブラックレザーとゴールドの組み合わせは、エレガントでありながらどこか無骨な佇まいを備えているため、ドレススタイルだけに限定されることなく、現代のモードなワードローブにも自然に取り入れていただけるでしょう。
イヴ・サンローランというメゾンが持つ伝統的な美意識を深く理解しながら、その表現方法に決してとらわれることのなかったステファノ・ピラーティ。
彼が生み出したプロダクトには、過去の名作を忠実に再現するのではなく、時代に即した新しい美しさを探究する、デザイナーとしての強い意志が感じられます。
本作もまた、素材の質感、金属使い、そして何よりその独創的なプロポーションによって、サンローランの持つエレガンスを従来とは異なる角度から表現したもの。
既成の形に収まらない自由な造形と、ラグジュアリーメゾンならではの洗練。
その双方が共存する、ステファノ・ピラーティ期の魅力を存分に味わっていただける逸品でございます。
Measurement : サイズ情報
平置き採寸: 横 40cm 縦 46cm ストラップ 39cm
(縦幅は持ち手付け根までの長さで計測しております)
Condition :商品状態
レザーの経年変化が僅かに出ておりますが、目立つダメージのないグッドコンディション。
Attention
・商品は一点物のVintageになる為、SOLDになった場合全く同じアイテムの再入荷はございません、予めご了承下さい。
・採寸方法により、若干の誤差がある場合がございます、予めご了承下さい。
・Vintage商品の為、使用感や経年劣化がある場合がございます。
ご購入後の返品・交換は受け付けておりませんのでVintage商品にご理解のある方のみご購入をお願い致します。
・商品の色味は出来る限り肉眼で見た場合に近いよう調整しておりますが、お手元のブラウザによって見え方が変わることがあります。
他にも商品に関するご質問があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。
Brand : Yves Saint Laurent rive gauche
Material : Leather
Color : Black
創業者イヴ・サンローランが築き上げたエレガンスを継承しながら、独自の造形感覚によってメゾンに新たな表情を与えたステファノ・ピラーティ。
彼がクリエイティブ・ディレクターを務めていた2007年頃のサンローランには、クラシックなラグジュアリーの枠組みを保ちながらも、素材の落ち感や大胆なボリューム、曲線的なプロポーションによって従来の美しさを更新しようとする姿勢が色濃く表れています。
特にこの時期のクリエイションで興味深いのは、単に装飾を加えるのではなく、衣服やアクセサリーそのものの輪郭を変えることで、既存のアイテムに新たな存在感を与えていたこと。
柔らかな素材から生まれる有機的なシルエットを、緻密なカッティングや硬質なパーツによって巧みに制御する感覚は、ピラーティが追求したモダンなエレガンスを象徴するものであり、本作にもその美意識が見事に落とし込まれています。
そんな2007年のサンローランから、特異な造形美が魅力的なメトロポリタンをご紹介いたします。
まず目を惹くのは、一般的なレザーバッグとは一線を画す、その独創的なプロポーション。
底部へ向かって緩やかに広がるボディは、直線的な輪郭で構成される一般的なトートバッグとは異なり、柔らかなレザーの質感を活かした緩やかな曲線によって成り立っています。
一見すると極めて簡素な構成でありながら、ハンドルの付け根から底部へ至るまでの流れは実に計算されており、肩に掛けた際には革が自重によって身体へ沿い、置かれた状態とはまた異なる表情を生み出します。
従来のバッグに求められる均整の取れた立体感をあえて崩し、レザーが自然に形成する余白や膨らみを積極的に取り入れることで、機能的な鞄という存在を、より彫刻的な造形物へと昇華させています。
それでいて全体の印象が過度に装飾的にならないのは、ボディに用いられたブラックレザーの上質さによるところも大きいでしょう。
細かなシボを持つ革は、しっとりとした柔軟性と適度な厚みを兼ね備えており、表面には奥行きのある鈍い光沢が広がります。
極端に柔らかな素材では失われてしまう輪郭の美しさを残しながら、硬い革では実現できない自然なドレープを描く、その絶妙な質感。
特に底部の両端へ施された立体的な切り替えは秀逸で、革の余りから生まれる膨らみをひとつのデザインとして成立させ、平面的なボディに独特の量感を与えています。
また、こうした有機的なフォルムと鮮やかな対比を描くのが、ハンドルの接続部分に取り入れられた大ぶりなゴールドリング。
柔らかなブラックレザーに対して、硬質な金属パーツを明確に露出させることで、素材同士のコントラストを強調し、クラシックなラグジュアリーバッグにはないインダストリアルな雰囲気を生み出しています。
この金属使いは単なる装飾ではなく、ハンドルとボディを結びつける構造そのものがデザインへと転換されたものであり、機能を隠すことなく美しさとして提示する、極めてモダンなアプローチ。
2007年頃のピラーティが、伝統的な素材やアイテムに対して異なる質感や造形を組み合わせることで、新たなエレガンスを生み出していたことを考えると、こうした構成にも彼ならではの感性を見出すことができます。
開口部にはマグネットによる開閉機構、内側にはジップ付きポケットを備えるなど、日常使いにおける実用性も十分。
また、ハンドル付近に配されたY字のレザーチャームも印象的で、メゾンを象徴する意匠をさりげなく取り入れながら、バッグ全体の独創的なフォルムを損なうことなくまとめられています。
このような実用性と造形美の両立も、単に鑑賞されるためのデザインではなく、現実のワードローブの中で機能するラグジュアリーを追求していたピラーティらしいところではないでしょうか。
ブラックレザーとゴールドの組み合わせは、エレガントでありながらどこか無骨な佇まいを備えているため、ドレススタイルだけに限定されることなく、現代のモードなワードローブにも自然に取り入れていただけるでしょう。
イヴ・サンローランというメゾンが持つ伝統的な美意識を深く理解しながら、その表現方法に決してとらわれることのなかったステファノ・ピラーティ。
彼が生み出したプロダクトには、過去の名作を忠実に再現するのではなく、時代に即した新しい美しさを探究する、デザイナーとしての強い意志が感じられます。
本作もまた、素材の質感、金属使い、そして何よりその独創的なプロポーションによって、サンローランの持つエレガンスを従来とは異なる角度から表現したもの。
既成の形に収まらない自由な造形と、ラグジュアリーメゾンならではの洗練。
その双方が共存する、ステファノ・ピラーティ期の魅力を存分に味わっていただける逸品でございます。
Measurement : サイズ情報
平置き採寸: 横 40cm 縦 46cm ストラップ 39cm
(縦幅は持ち手付け根までの長さで計測しております)
Condition :商品状態
レザーの経年変化が僅かに出ておりますが、目立つダメージのないグッドコンディション。
Attention
・商品は一点物のVintageになる為、SOLDになった場合全く同じアイテムの再入荷はございません、予めご了承下さい。
・採寸方法により、若干の誤差がある場合がございます、予めご了承下さい。
・Vintage商品の為、使用感や経年劣化がある場合がございます。
ご購入後の返品・交換は受け付けておりませんのでVintage商品にご理解のある方のみご購入をお願い致します。
・商品の色味は出来る限り肉眼で見た場合に近いよう調整しておりますが、お手元のブラウザによって見え方が変わることがあります。
他にも商品に関するご質問があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。
