[90’s] “Loro Piana” Supple Grained Leather Jacket with Pure Cashmere Lining (Made in Italy)
¥495,000 ($3,157.64)
Brand : Loro Piana
Material : Genuine Leather (Possibly Deerskin) / Lining : Cashmere 100%
Color : Black
Size : XXL
Model : 172cm 55kg
最高級の天然繊維を知り尽くしたメゾンが、レザーという全く異なる素材に向き合ったとき、そこにはどのような贅沢が生まれるのか。
1924年の創業以来、カシミアやヴィキューナをはじめとする希少な繊維の可能性を追求し、素材そのものが持つ美しさと、それを纏うことで得られる心地よさを、何よりも大切にしてきたロロピアーナ。
その美学は、単に上質な生地を用いることに留まらず、日常の何気ない所作の中で感じられる柔らかさや温もり、身体に自然と馴染んでいく感覚にまで及ぶもの。
だからこそ、ロロピアーナが仕立てるレザーウェアには、革の持つ重厚さや力強さを誇示する従来のレザージャケットとは、どこか異なる魅力が宿っています。
今回ご紹介いたしますのは、そんなメゾンの素材に対する深い造詣と、ラグジュアリーの本質を追求する姿勢が余すことなく凝縮された、90年代頃の極めて贅沢なレザージャケットでございます。
まず目を奪われるのは、表面に広がる豊かなシボと、奥行きのあるブラックレザーの表情。
革本来の自然な凹凸が細かく連なり、光を受けることで不規則な陰影を生み出すその質感には、均一に整えられたスムースレザーとは異なる、天然素材ならではの生命感が感じられます。
そして、実際に触れることで一層驚かされるのが、その革質の柔らかさでしょう。
確かな肉厚さを備え、革そのものの存在感を十分に感じさせながらも、驚くほどしなやかで、身体の動きに合わせて自然に形を変えていく。
厚みと柔軟性という、ともすれば相反するようにも思える性質が、極めて高い次元で共存しているのです。
革種については品質表示に明確な記載がないものの、その豊かなシボの入り方や、肉厚でありながら柔らかく身体に沿う質感からは、ディアスキンの可能性を強く感じさせます。
一般的にディアスキンは、繊維の絡み合いによる優れた柔軟性と、自然なシボが生み出す豊かな表情を特徴とする革であり、カーフレザーに見られる緻密で端正な銀面や、バッファローレザーの力強い質感とも異なる、独特のしなやかさを備えています。
もちろん、鞣しや仕上げによって革の表情は大きく変化するため断定には至りませんが、本作に見られる柔らかな膨らみと自然な皺の入り方、そして肉厚さを感じさせながらも軽やかに落ちる質感は、上質なディアスキンを思わせるもの。
仮に革種が異なっていたとしても、これほど豊かな表情と柔軟性を両立したレザーを選び抜いていること自体に、ロロピアーナの素材への審美眼が表れているのでしょう。
そして、この特別な革質を一層引き立てているのが、実用的なフィールドジャケットを基調とした、ゆとりのある美しいシルエットです。
肩から袖へと自然につながるラグランスリーブは、肉厚なレザーが持つ硬質な印象を和らげ、身体の輪郭を過度に強調することなく、柔らかな落ち感を生み出しています。
フロントにはジップとボタンを組み合わせた比翼仕立てを採用し、腰元には存在感のあるフラップポケットを配置。
こうした実用的なディテールが、レザー特有の迫力を程よく残しながらも、日常に馴染む穏やかな佇まいへと整えられている点にも、メゾンらしい洗練が感じられます。
しかし、本作の真価は、その美しいレザーの内側にこそ隠されているのかもしれません。
最大のハイライトは、裏地に贅沢にもカシミア100%の生地が採用されていること。
通常、レザージャケットの裏地には、着脱のしやすさや耐久性を重視した滑らかな化学繊維などが選ばれることが多く、どれほど上質な革を使用していたとしても、その内側にまで最高級の天然繊維を惜しみなく用いる例は、決して一般的ではありません。
ところが本作では、身体を包み込む裏地そのものに、ロロピアーナが長年にわたってその可能性を追求してきたカシミアを使用しています。
細く繊細な繊維によって生まれるカシミア特有の柔らかな肌触りと、空気を含むような豊かな温もり。
写真からも確認できる細かな綾目と、穏やかに起毛した生地の表情は、単なる裏地という言葉では片付けられないほどに贅沢なもので、上質なカシミアのコートを内側にもう一枚纏っているかのような感覚を想像させます。
ここで重要なのは、カシミアが単に高級な素材だから選ばれているのではないということでしょう。
本来、レザージャケットという衣服には、革の重さや硬さ、身体の動きに対する抵抗感など、素材の持つ力強さゆえの着用上の制約が少なからず存在しています。
しかし本作では、外側に驚くほど柔らかなレザーを採用し、その内側を極上のカシミアで包み込むことによって、従来のレザーウェアが持つ重厚な印象とは対照的な、穏やかで贅沢な着用感を追求しているのです。
革そのもののしなやかさと、身体に触れるカシミアの柔らかさ。
それぞれの素材が持つ魅力を最大限に引き出し、互いに補い合うように組み合わせることで、レザーウェアというカテゴリーに全く異なる価値を与えている。
それは、単に高価な素材を二つ組み合わせたという話ではなく、衣服を纏う人が何を心地よいと感じるのか、その感覚にまで深く向き合ってきたメゾンだからこそ辿り着ける発想なのでしょう。
さらに興味深いのは、これほど贅沢なカシミアが使用されていながら、その存在が外観からはほとんど分からないこと。
一見すれば、上質なブラックレザーを用いた端正なフィールドジャケット。
しかし袖を通せば、その内側には、最高級の天然繊維が生み出す柔らかく豊かな世界が広がっている。
他者の目に映る豪華さよりも、纏う人自身が感じる心地よさを優先するという、ロロピアーナが大切にしてきたラグジュアリーのあり方が、これほど純粋に表現されたレザージャケットも、そう多くはないのではないでしょうか。
上質なニットやシャツの上から何気なく羽織り、季節の移ろいとともに革が身体へ馴染んでいく過程を楽しむ。
そのたびに、外側のレザーが生み出す豊かな表情と、内側のカシミアがもたらす温もりを感じられるということ。
レザーを育てる楽しみと、最高級の天然繊維に包まれる贅沢を、ひとつの衣服の中で同時に味わえるのです。
世界最高峰の服地を追求してきたロロピアーナが、あえてレザーという素材を選び、そこへ自らの真髄ともいえるカシミアを組み合わせた本作。
その魅力は、革の希少性や仕立ての美しさだけでは語り尽くせず、異なる天然素材への深い理解と、着用する人の心地よさを何よりも尊重する姿勢によって成立しています。
レザージャケットにありがちな硬質な印象を覆し、肉厚な革の豊かな存在感を保ちながら、驚くほど柔らかく、温かく、そして自然に身体へ寄り添う。
ロロピアーナというメゾンが仕立てるからこそ実現し得た、素材の贅沢さと着用感の双方を極限まで追求した、まさにスペシャルピースと呼ぶにふさわしい逸品でございます。
Measurement : サイズ情報
表記 : XXL (日本メンズサイズL相当)
平置き採寸: 裄丈 91cm 身幅 73cm 着丈 87cm 脇下袖丈 41cm
Condition :商品状態
カシミアライニングや袖裏のキルティングにダメージが見られます。
その他直しの跡も見られますので写真にてお確かめください。
Attention
・商品は一点物のVintageになる為、SOLDになった場合全く同じアイテムの再入荷はございません、予めご了承下さい。
・採寸方法により、若干の誤差がある場合がございます、予めご了承下さい。
・Vintage商品の為、使用感や経年劣化がある場合がございます。
ご購入後の返品・交換は受け付けておりませんのでVintage商品にご理解のある方のみご購入をお願い致します。
・商品の色味は出来る限り肉眼で見た場合に近いよう調整しておりますが、お手元のブラウザによって見え方が変わることがあります。
他にも商品に関するご質問があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。
Brand : Loro Piana
Material : Genuine Leather (Possibly Deerskin) / Lining : Cashmere 100%
Color : Black
Size : XXL
Model : 172cm 55kg
最高級の天然繊維を知り尽くしたメゾンが、レザーという全く異なる素材に向き合ったとき、そこにはどのような贅沢が生まれるのか。
1924年の創業以来、カシミアやヴィキューナをはじめとする希少な繊維の可能性を追求し、素材そのものが持つ美しさと、それを纏うことで得られる心地よさを、何よりも大切にしてきたロロピアーナ。
その美学は、単に上質な生地を用いることに留まらず、日常の何気ない所作の中で感じられる柔らかさや温もり、身体に自然と馴染んでいく感覚にまで及ぶもの。
だからこそ、ロロピアーナが仕立てるレザーウェアには、革の持つ重厚さや力強さを誇示する従来のレザージャケットとは、どこか異なる魅力が宿っています。
今回ご紹介いたしますのは、そんなメゾンの素材に対する深い造詣と、ラグジュアリーの本質を追求する姿勢が余すことなく凝縮された、90年代頃の極めて贅沢なレザージャケットでございます。
まず目を奪われるのは、表面に広がる豊かなシボと、奥行きのあるブラックレザーの表情。
革本来の自然な凹凸が細かく連なり、光を受けることで不規則な陰影を生み出すその質感には、均一に整えられたスムースレザーとは異なる、天然素材ならではの生命感が感じられます。
そして、実際に触れることで一層驚かされるのが、その革質の柔らかさでしょう。
確かな肉厚さを備え、革そのものの存在感を十分に感じさせながらも、驚くほどしなやかで、身体の動きに合わせて自然に形を変えていく。
厚みと柔軟性という、ともすれば相反するようにも思える性質が、極めて高い次元で共存しているのです。
革種については品質表示に明確な記載がないものの、その豊かなシボの入り方や、肉厚でありながら柔らかく身体に沿う質感からは、ディアスキンの可能性を強く感じさせます。
一般的にディアスキンは、繊維の絡み合いによる優れた柔軟性と、自然なシボが生み出す豊かな表情を特徴とする革であり、カーフレザーに見られる緻密で端正な銀面や、バッファローレザーの力強い質感とも異なる、独特のしなやかさを備えています。
もちろん、鞣しや仕上げによって革の表情は大きく変化するため断定には至りませんが、本作に見られる柔らかな膨らみと自然な皺の入り方、そして肉厚さを感じさせながらも軽やかに落ちる質感は、上質なディアスキンを思わせるもの。
仮に革種が異なっていたとしても、これほど豊かな表情と柔軟性を両立したレザーを選び抜いていること自体に、ロロピアーナの素材への審美眼が表れているのでしょう。
そして、この特別な革質を一層引き立てているのが、実用的なフィールドジャケットを基調とした、ゆとりのある美しいシルエットです。
肩から袖へと自然につながるラグランスリーブは、肉厚なレザーが持つ硬質な印象を和らげ、身体の輪郭を過度に強調することなく、柔らかな落ち感を生み出しています。
フロントにはジップとボタンを組み合わせた比翼仕立てを採用し、腰元には存在感のあるフラップポケットを配置。
こうした実用的なディテールが、レザー特有の迫力を程よく残しながらも、日常に馴染む穏やかな佇まいへと整えられている点にも、メゾンらしい洗練が感じられます。
しかし、本作の真価は、その美しいレザーの内側にこそ隠されているのかもしれません。
最大のハイライトは、裏地に贅沢にもカシミア100%の生地が採用されていること。
通常、レザージャケットの裏地には、着脱のしやすさや耐久性を重視した滑らかな化学繊維などが選ばれることが多く、どれほど上質な革を使用していたとしても、その内側にまで最高級の天然繊維を惜しみなく用いる例は、決して一般的ではありません。
ところが本作では、身体を包み込む裏地そのものに、ロロピアーナが長年にわたってその可能性を追求してきたカシミアを使用しています。
細く繊細な繊維によって生まれるカシミア特有の柔らかな肌触りと、空気を含むような豊かな温もり。
写真からも確認できる細かな綾目と、穏やかに起毛した生地の表情は、単なる裏地という言葉では片付けられないほどに贅沢なもので、上質なカシミアのコートを内側にもう一枚纏っているかのような感覚を想像させます。
ここで重要なのは、カシミアが単に高級な素材だから選ばれているのではないということでしょう。
本来、レザージャケットという衣服には、革の重さや硬さ、身体の動きに対する抵抗感など、素材の持つ力強さゆえの着用上の制約が少なからず存在しています。
しかし本作では、外側に驚くほど柔らかなレザーを採用し、その内側を極上のカシミアで包み込むことによって、従来のレザーウェアが持つ重厚な印象とは対照的な、穏やかで贅沢な着用感を追求しているのです。
革そのもののしなやかさと、身体に触れるカシミアの柔らかさ。
それぞれの素材が持つ魅力を最大限に引き出し、互いに補い合うように組み合わせることで、レザーウェアというカテゴリーに全く異なる価値を与えている。
それは、単に高価な素材を二つ組み合わせたという話ではなく、衣服を纏う人が何を心地よいと感じるのか、その感覚にまで深く向き合ってきたメゾンだからこそ辿り着ける発想なのでしょう。
さらに興味深いのは、これほど贅沢なカシミアが使用されていながら、その存在が外観からはほとんど分からないこと。
一見すれば、上質なブラックレザーを用いた端正なフィールドジャケット。
しかし袖を通せば、その内側には、最高級の天然繊維が生み出す柔らかく豊かな世界が広がっている。
他者の目に映る豪華さよりも、纏う人自身が感じる心地よさを優先するという、ロロピアーナが大切にしてきたラグジュアリーのあり方が、これほど純粋に表現されたレザージャケットも、そう多くはないのではないでしょうか。
上質なニットやシャツの上から何気なく羽織り、季節の移ろいとともに革が身体へ馴染んでいく過程を楽しむ。
そのたびに、外側のレザーが生み出す豊かな表情と、内側のカシミアがもたらす温もりを感じられるということ。
レザーを育てる楽しみと、最高級の天然繊維に包まれる贅沢を、ひとつの衣服の中で同時に味わえるのです。
世界最高峰の服地を追求してきたロロピアーナが、あえてレザーという素材を選び、そこへ自らの真髄ともいえるカシミアを組み合わせた本作。
その魅力は、革の希少性や仕立ての美しさだけでは語り尽くせず、異なる天然素材への深い理解と、着用する人の心地よさを何よりも尊重する姿勢によって成立しています。
レザージャケットにありがちな硬質な印象を覆し、肉厚な革の豊かな存在感を保ちながら、驚くほど柔らかく、温かく、そして自然に身体へ寄り添う。
ロロピアーナというメゾンが仕立てるからこそ実現し得た、素材の贅沢さと着用感の双方を極限まで追求した、まさにスペシャルピースと呼ぶにふさわしい逸品でございます。
Measurement : サイズ情報
表記 : XXL (日本メンズサイズL相当)
平置き採寸: 裄丈 91cm 身幅 73cm 着丈 87cm 脇下袖丈 41cm
Condition :商品状態
カシミアライニングや袖裏のキルティングにダメージが見られます。
その他直しの跡も見られますので写真にてお確かめください。
Attention
・商品は一点物のVintageになる為、SOLDになった場合全く同じアイテムの再入荷はございません、予めご了承下さい。
・採寸方法により、若干の誤差がある場合がございます、予めご了承下さい。
・Vintage商品の為、使用感や経年劣化がある場合がございます。
ご購入後の返品・交換は受け付けておりませんのでVintage商品にご理解のある方のみご購入をお願い致します。
・商品の色味は出来る限り肉眼で見た場合に近いよう調整しておりますが、お手元のブラウザによって見え方が変わることがあります。
他にも商品に関するご質問があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。
