[80’s] “PROFILO × Ing. Loro Piana & C.” Pure Virgin Wool Two-Pleat Trousers (Made in Italy)
¥49,500 ($315.56)
Brand : PROFILO / Fabric by Loro Piana
Material : Pure Virgin Wool 100%
Color : Dark Navy
Size : Unknown
Model : 172cm 55kg
装いに一家言を持つイタリアの伊達男たちにとって、トラウザーズとは、日々の身嗜みを支える極めて重要な存在だったのでしょう。
仕立ての良いジャケットや美しい革靴と同じように、腰から足元へと続く一本のシルエットにも、確かな審美眼が求められる。
とりわけ1980年代のイタリアでは、伝統的なテーラリングが培ってきた技術と、新たな時代の自由な感性が交わり、世界のメンズファッションに大きな影響を与える変革が起こっていました。
その中心に存在したのが、ジョルジオ・アルマーニやヴァレンティノ、エマニュエル・ウンガロといったデザイナーたち。
彼らが描く洗練されたスタイルを、熟練した職人による一点物の仕立服から、より広い世界へと届ける役割を担ったのが、イタリアの巨大衣料企業グループ、GFT(Gruppo Finanziario Tessile)でした。
既製服における高度な生産技術を背景に、名だたるデザイナーとの協業を発展させ、イタリアのプレタポルテを国際的なファッションの中心へと押し上げたその功績は、今日のラグジュアリーウェアを語るうえでも欠かすことのできないもの。
そして、そのGFTが展開していたブランドのひとつに、今回の一着に名を残すPROFILOがございます。
しかし、どれほど洗練されたデザインや仕立ての技術があったとしても、イタリアの紳士服が世界から称賛を集めた背景には、もうひとつの偉大な存在がありました。
それこそが、衣服の美しさを根底から支える、優れたテキスタイルメーカーです。
1924年、イタリア北部クアローナに創業したロロピアーナは、高級ウールやカシミアを中心とする服地の製造によって発展し、戦後にはヨーロッパをはじめ世界各国のオートクチュールや高級衣料市場へ、その卓越した生地を供給してきました。
当時のロロピアーナは、今日のような完成品のラグジュアリーブランドとしての顔以上に、優れた生地を求める人々から厚い信頼を寄せられる、テキスタイルミルとしての存在感を確立していた時代。
その品質を支えていたのは、良質な羊毛を選び抜くための長年の経験と、糸の紡績から織り、仕上げに至るまで、一貫して素材の可能性を追求する技術力でした。
羊毛は、繊維の細さや長さ、均一性によって紡ぎ上がる糸の性質が変化し、さらに撚りの強さや織りの密度、仕上げの工程によって、生地の柔らかさや弾力、美しい落ち感が形作られていきます。
ロロピアーナの服地が優れている理由は、こうした織物を構成する幾つもの要素を深く理解し、用途にふさわしい質感へと完成させるための、卓越した技術の蓄積にあるのでしょう。
そして、そうした服地メーカーとしての歴史が色濃く残る1980年代の生地を、当時のイタリアンプレタポルテを背景とするトラウザーズの中で楽しめるということ。
今回ご紹介いたしますのは、PROFILOによって仕立てられた、ロロピアーナ製ピュアヴァージンウールの2タックトラウザーズでございます。
ウエストの内側には、現在のロロピアーナのブランドネームとは異なる、創業時の社名に由来する「Ing. Loro Piana & C.」の織りネームが配されています。
完成品としてのロロピアーナが広く知られる以前、その真価を理解するテーラーや衣料メーカーのために、優れた服地を供給していた時代の面影を感じさせる、非常に魅力的なディテール。
さらに本作には、ピュアヴァージンウールを示すウールマークも備わっており、再生羊毛を用いない新毛100%の生地で仕立てられていることが確認できます。
生地は、深いネイビーの色彩を持つ、滑らかなウールファブリック。
表面には過度な起毛や装飾的な織り柄を設けることなく、繊細な織物そのものが持つ美しさを引き立てた、実に端正な表情が広がっています。
とりわけ印象的なのが、着用時に生まれる自然なドレープでしょう。
腰まわりに確保された豊かな生地の分量が、太腿から裾へと柔らかく流れ、歩くたびに穏やかな陰影を描きながら、トラウザーズ全体の輪郭を美しく保っています。
適度な落ち感を備えながらも、必要以上に薄く頼りない印象へ傾かず、ウールらしいしなやかな弾力を感じさせるその佇まいは、当時の高級服地が持つ魅力を物語るもの。
それを引き立てているのが、PROFILOの端正なパターンメイキングです。
フロントには2本のタックを配し、ウエストからヒップ、太腿にかけて、身体の動きに必要なゆとりを立体的に確保。
腰まわりには豊かな分量がありながら、その膨らみが不自然に外側へ広がることなく、膝下へ向かって緩やかに収束していくシルエットには、イタリアのテーラリングらしい流麗な美しさが感じられます。
1980年代のイタリアンスタイルを思わせる、ゆったりとした腰まわりと自然なテーパード。
その豊かなプロポーションは、今日のワイドトラウザーズにも通じるリラックス感を備えながら、伝統的な紳士服が持つ品格を失うことはありません。
日常を過ごすための衣服でありながら、その一着を選ぶことに確かな美意識が宿っている。
紳士にとっての贅沢とは、そうした何気ない選択の積み重ねにこそ、表れるものなのかもしれません。
ロロピアーナが手掛けた上質なウールファブリックと、イタリアンプレタポルテの発展を背景に持つPROFILOの仕立て。
その双方が重なり合うことで生まれた本作には、1980年代という豊かな時代の空気と、今日の装いにも自然に馴染む普遍性が共存しています。
幾つもの洋服を知り、歳月を重ねてなお、自然と手に取ってしまう。
そんな紳士、ムッシュ、伊達男の何気ない日常にこそ寄り添ってほしい、実に美しいトラウザーズでございます。
Measurement : サイズ情報
表記:Unknown (日本メンズサイズ 33inch相当)
平置き採寸 : ウエスト 84cm 股上 30cm 股下 81cm わたり幅 32cm 裾幅 24cm
Condition :商品状態
目立つダメージのないグッドコンディション。
Attention
・商品は一点物のVintageになる為、SOLDになった場合全く同じアイテムの再入荷はございません、予めご了承下さい。
・採寸方法により、若干の誤差がある場合がございます、予めご了承下さい。
・Vintage商品の為、使用感や経年劣化がある場合がございます。
ご購入後の返品・交換は受け付けておりませんのでVintage商品にご理解のある方のみご購入をお願い致します。
・商品の色味は出来る限り肉眼で見た場合に近いよう調整しておりますが、お手元のブラウザによって見え方が変わることがあります。
他にも商品に関するご質問があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。
Brand : PROFILO / Fabric by Loro Piana
Material : Pure Virgin Wool 100%
Color : Dark Navy
Size : Unknown
Model : 172cm 55kg
装いに一家言を持つイタリアの伊達男たちにとって、トラウザーズとは、日々の身嗜みを支える極めて重要な存在だったのでしょう。
仕立ての良いジャケットや美しい革靴と同じように、腰から足元へと続く一本のシルエットにも、確かな審美眼が求められる。
とりわけ1980年代のイタリアでは、伝統的なテーラリングが培ってきた技術と、新たな時代の自由な感性が交わり、世界のメンズファッションに大きな影響を与える変革が起こっていました。
その中心に存在したのが、ジョルジオ・アルマーニやヴァレンティノ、エマニュエル・ウンガロといったデザイナーたち。
彼らが描く洗練されたスタイルを、熟練した職人による一点物の仕立服から、より広い世界へと届ける役割を担ったのが、イタリアの巨大衣料企業グループ、GFT(Gruppo Finanziario Tessile)でした。
既製服における高度な生産技術を背景に、名だたるデザイナーとの協業を発展させ、イタリアのプレタポルテを国際的なファッションの中心へと押し上げたその功績は、今日のラグジュアリーウェアを語るうえでも欠かすことのできないもの。
そして、そのGFTが展開していたブランドのひとつに、今回の一着に名を残すPROFILOがございます。
しかし、どれほど洗練されたデザインや仕立ての技術があったとしても、イタリアの紳士服が世界から称賛を集めた背景には、もうひとつの偉大な存在がありました。
それこそが、衣服の美しさを根底から支える、優れたテキスタイルメーカーです。
1924年、イタリア北部クアローナに創業したロロピアーナは、高級ウールやカシミアを中心とする服地の製造によって発展し、戦後にはヨーロッパをはじめ世界各国のオートクチュールや高級衣料市場へ、その卓越した生地を供給してきました。
当時のロロピアーナは、今日のような完成品のラグジュアリーブランドとしての顔以上に、優れた生地を求める人々から厚い信頼を寄せられる、テキスタイルミルとしての存在感を確立していた時代。
その品質を支えていたのは、良質な羊毛を選び抜くための長年の経験と、糸の紡績から織り、仕上げに至るまで、一貫して素材の可能性を追求する技術力でした。
羊毛は、繊維の細さや長さ、均一性によって紡ぎ上がる糸の性質が変化し、さらに撚りの強さや織りの密度、仕上げの工程によって、生地の柔らかさや弾力、美しい落ち感が形作られていきます。
ロロピアーナの服地が優れている理由は、こうした織物を構成する幾つもの要素を深く理解し、用途にふさわしい質感へと完成させるための、卓越した技術の蓄積にあるのでしょう。
そして、そうした服地メーカーとしての歴史が色濃く残る1980年代の生地を、当時のイタリアンプレタポルテを背景とするトラウザーズの中で楽しめるということ。
今回ご紹介いたしますのは、PROFILOによって仕立てられた、ロロピアーナ製ピュアヴァージンウールの2タックトラウザーズでございます。
ウエストの内側には、現在のロロピアーナのブランドネームとは異なる、創業時の社名に由来する「Ing. Loro Piana & C.」の織りネームが配されています。
完成品としてのロロピアーナが広く知られる以前、その真価を理解するテーラーや衣料メーカーのために、優れた服地を供給していた時代の面影を感じさせる、非常に魅力的なディテール。
さらに本作には、ピュアヴァージンウールを示すウールマークも備わっており、再生羊毛を用いない新毛100%の生地で仕立てられていることが確認できます。
生地は、深いネイビーの色彩を持つ、滑らかなウールファブリック。
表面には過度な起毛や装飾的な織り柄を設けることなく、繊細な織物そのものが持つ美しさを引き立てた、実に端正な表情が広がっています。
とりわけ印象的なのが、着用時に生まれる自然なドレープでしょう。
腰まわりに確保された豊かな生地の分量が、太腿から裾へと柔らかく流れ、歩くたびに穏やかな陰影を描きながら、トラウザーズ全体の輪郭を美しく保っています。
適度な落ち感を備えながらも、必要以上に薄く頼りない印象へ傾かず、ウールらしいしなやかな弾力を感じさせるその佇まいは、当時の高級服地が持つ魅力を物語るもの。
それを引き立てているのが、PROFILOの端正なパターンメイキングです。
フロントには2本のタックを配し、ウエストからヒップ、太腿にかけて、身体の動きに必要なゆとりを立体的に確保。
腰まわりには豊かな分量がありながら、その膨らみが不自然に外側へ広がることなく、膝下へ向かって緩やかに収束していくシルエットには、イタリアのテーラリングらしい流麗な美しさが感じられます。
1980年代のイタリアンスタイルを思わせる、ゆったりとした腰まわりと自然なテーパード。
その豊かなプロポーションは、今日のワイドトラウザーズにも通じるリラックス感を備えながら、伝統的な紳士服が持つ品格を失うことはありません。
日常を過ごすための衣服でありながら、その一着を選ぶことに確かな美意識が宿っている。
紳士にとっての贅沢とは、そうした何気ない選択の積み重ねにこそ、表れるものなのかもしれません。
ロロピアーナが手掛けた上質なウールファブリックと、イタリアンプレタポルテの発展を背景に持つPROFILOの仕立て。
その双方が重なり合うことで生まれた本作には、1980年代という豊かな時代の空気と、今日の装いにも自然に馴染む普遍性が共存しています。
幾つもの洋服を知り、歳月を重ねてなお、自然と手に取ってしまう。
そんな紳士、ムッシュ、伊達男の何気ない日常にこそ寄り添ってほしい、実に美しいトラウザーズでございます。
Measurement : サイズ情報
表記:Unknown (日本メンズサイズ 33inch相当)
平置き採寸 : ウエスト 84cm 股上 30cm 股下 81cm わたり幅 32cm 裾幅 24cm
Condition :商品状態
目立つダメージのないグッドコンディション。
Attention
・商品は一点物のVintageになる為、SOLDになった場合全く同じアイテムの再入荷はございません、予めご了承下さい。
・採寸方法により、若干の誤差がある場合がございます、予めご了承下さい。
・Vintage商品の為、使用感や経年劣化がある場合がございます。
ご購入後の返品・交換は受け付けておりませんのでVintage商品にご理解のある方のみご購入をお願い致します。
・商品の色味は出来る限り肉眼で見た場合に近いよう調整しておりますが、お手元のブラウザによって見え方が変わることがあります。
他にも商品に関するご質問があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。
