[Jan.1998] “Levi Strauss & Co.” 551 Cotton Drill Trousers (Made in Italy)
¥16,500 ($104.72)
Brand : Levi Strauss & Co.
Material : Cotton 100%
Color : Stone Beige
Size : W34 L34
Model : 172cm 55kg
1990年代のイタリアンファッションを振り返ると、そこには衣服の持つ格式を尊重しながらも、着る人の身体や暮らしに寄り添う、自由な美意識が感じられます。
ジョルジオ・アルマーニが提案した、肩の力を抜いたテーラリング。
身体を包み込むような柔らかなジャケットに、ゆとりを持たせたトラウザーを合わせ、衣服と身体の間に生まれる自然な余白を楽しむスタイルは、それまでの男性服に求められていた端正さに、新たな解釈をもたらしました。
ジャケットの下には、必ずしもドレスシャツを着る必要はなく、柔らかなニットやカジュアルなシャツを合わせてもよい。
伝統的な装いを理解した上で、その決まり事を自分らしく解きほぐしていく感覚には、現代の私たちが洋服を楽しむ上でも、学ぶべきものが多くあるように思います。
そんなイタリアンファッションの自由な空気感を、アメリカ生まれのデイリーウェアに重ねて楽しんでいただきたい、1990年代後半のイタリア製リーバイス551をご紹介いたします。
リーバイスと聞いて真っ先に思い浮かぶのは、やはり501という存在でしょう。
長い歴史の中で受け継がれてきた直線的なシルエットは、アメリカンカジュアルを象徴する普遍的な美しさを備えていますが、今回の551には、それとは異なる魅力が宿っています。
腰回りから腿にかけてゆとりを持たせ、裾に向かって緩やかに収まっていく、柔らかな輪郭。
身体の動きに合わせて生地が自然に膨らみ、歩くたびに生まれる皺や陰影が、装いに心地よい表情を与えてくれます。
その佇まいには、ゆとりを持たせながらも全体のバランスを美しく整える、イタリアのトラウザーにも通じる感覚がございます。
そして、今回の一本をより特別なものにしているのが、コットンドリルの生地です。
ドリルとは、綾織りによって織り上げられた、丈夫で実用性に優れた生地の一種。
古くからワークウェアやユニフォーム、ミリタリーウェアなどにも用いられ、その耐久性と扱いやすさから、日常着として広く親しまれてきました。
今回の551に見られるのは、そんな実用的な生地が持つ、素朴でありながらも整った表情。
一般的なインディゴデニムのように色落ちを主役とするのではなく、綾織りの細やかな組織や、着用によって生まれる柔らかな皺が、衣服そのものの輪郭を引き立てています。
淡いストーンベージュの色彩も、この生地の持つ雰囲気とよく調和しており、どこか古いヨーロッパのワークトラウザーを思わせる、落ち着いた佇まいに仕上がっています。
しかし、背面に目を向ければ、リーバイスを象徴するアーキュエイトステッチが施され、フロントにはリベットを備えた5ポケットの構造。
このようなジーンズ由来の意匠が残されているからこそ、チノトラウザーのように整いすぎることなく、アメリカンワークウェアの気取らない空気感を纏っているのでしょう。
イタリア製という出自も相まって、アメリカの実用着とヨーロッパの洗練された日常着、その両方の魅力を自然に感じさせてくれる一本です。
例えば、柔らかな肩のラインを描くアルマーニのジャケットに、薄手のカシミアニットを合わせ、足元には履き込まれたブラックレザーのシューズを。
ジャケットの流れるようなシルエットと、551のゆとりある輪郭が重なることで、全体に統一感が生まれ、上質な衣服を肩肘張らずに楽しむスタイルへとつながります。
あるいは、エルメスのコットンシャツに、深いブラウンのスエードブルゾンを羽織るような装いも素敵でしょう。
ドリル生地の程よい厚みと、表面に浮かぶ綾織りの表情が、滑らかなシャツや起毛したレザーと自然に馴染み、異なる素材を組み合わせる楽しさを教えてくれます。
こうした着こなしにおいて大切なのは、すべての衣服を同じ格式や時代で揃えることよりも、それぞれの持つ魅力を理解し、自由な感性で組み合わせていくこと。
その意味で、今回の551は、日常のワードローブに取り入れることで、普段の装いに新たな選択肢をもたらしてくれる存在だと思います。
アメリカで生まれたジーンズの意匠を受け継ぎながら、イタリアで仕立てられた、コットンドリルの551。
ワークウェアの実用性と、テーラードに通じるゆとりあるシルエットが重なったその姿には、衣服が国や文化を越えて受け継がれ、様々な解釈を生み出してきたファッションの面白さが感じられます。
ジャケットを羽織る日にも、上質なニット一枚で過ごす日にも。
特別な着こなしを意識することなく、日々の暮らしの中で自然に手が伸びるような、そんな一本として末永くご愛用いただけましたら幸いでございます。
Measurements:採寸情報
表記:W34 L34(日本メンズサイズ 33インチ相当)
平置き採寸 : ウエスト 84cm 股上 29cm 股下 81cm ワタリ幅 30cm 裾幅 22cm
Condition:商品状態
全体的にヴィンテージデニムらしいフェイドがございます。
写真にてご確認ください。
Attention
・商品は一点物のVintageになる為、SOLDになった場合全く同じアイテムの再入荷はございません、予めご了承下さい。
・採寸方法により、若干の誤差がある場合がございます、予めご了承下さい。
・Vintage商品の為、使用感や経年劣化がある場合がございます。
ご購入後の返品・交換は受け付けておりませんのでVintage商品にご理解のある方のみご購入をお願い致します。
・商品の色味は出来る限り肉眼で見た場合に近いよう調整しておりますが、お手元のブラウザによって見え方が変わることがあります。
他にも商品に関するご質問があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。
Brand : Levi Strauss & Co.
Material : Cotton 100%
Color : Stone Beige
Size : W34 L34
Model : 172cm 55kg
1990年代のイタリアンファッションを振り返ると、そこには衣服の持つ格式を尊重しながらも、着る人の身体や暮らしに寄り添う、自由な美意識が感じられます。
ジョルジオ・アルマーニが提案した、肩の力を抜いたテーラリング。
身体を包み込むような柔らかなジャケットに、ゆとりを持たせたトラウザーを合わせ、衣服と身体の間に生まれる自然な余白を楽しむスタイルは、それまでの男性服に求められていた端正さに、新たな解釈をもたらしました。
ジャケットの下には、必ずしもドレスシャツを着る必要はなく、柔らかなニットやカジュアルなシャツを合わせてもよい。
伝統的な装いを理解した上で、その決まり事を自分らしく解きほぐしていく感覚には、現代の私たちが洋服を楽しむ上でも、学ぶべきものが多くあるように思います。
そんなイタリアンファッションの自由な空気感を、アメリカ生まれのデイリーウェアに重ねて楽しんでいただきたい、1990年代後半のイタリア製リーバイス551をご紹介いたします。
リーバイスと聞いて真っ先に思い浮かぶのは、やはり501という存在でしょう。
長い歴史の中で受け継がれてきた直線的なシルエットは、アメリカンカジュアルを象徴する普遍的な美しさを備えていますが、今回の551には、それとは異なる魅力が宿っています。
腰回りから腿にかけてゆとりを持たせ、裾に向かって緩やかに収まっていく、柔らかな輪郭。
身体の動きに合わせて生地が自然に膨らみ、歩くたびに生まれる皺や陰影が、装いに心地よい表情を与えてくれます。
その佇まいには、ゆとりを持たせながらも全体のバランスを美しく整える、イタリアのトラウザーにも通じる感覚がございます。
そして、今回の一本をより特別なものにしているのが、コットンドリルの生地です。
ドリルとは、綾織りによって織り上げられた、丈夫で実用性に優れた生地の一種。
古くからワークウェアやユニフォーム、ミリタリーウェアなどにも用いられ、その耐久性と扱いやすさから、日常着として広く親しまれてきました。
今回の551に見られるのは、そんな実用的な生地が持つ、素朴でありながらも整った表情。
一般的なインディゴデニムのように色落ちを主役とするのではなく、綾織りの細やかな組織や、着用によって生まれる柔らかな皺が、衣服そのものの輪郭を引き立てています。
淡いストーンベージュの色彩も、この生地の持つ雰囲気とよく調和しており、どこか古いヨーロッパのワークトラウザーを思わせる、落ち着いた佇まいに仕上がっています。
しかし、背面に目を向ければ、リーバイスを象徴するアーキュエイトステッチが施され、フロントにはリベットを備えた5ポケットの構造。
このようなジーンズ由来の意匠が残されているからこそ、チノトラウザーのように整いすぎることなく、アメリカンワークウェアの気取らない空気感を纏っているのでしょう。
イタリア製という出自も相まって、アメリカの実用着とヨーロッパの洗練された日常着、その両方の魅力を自然に感じさせてくれる一本です。
例えば、柔らかな肩のラインを描くアルマーニのジャケットに、薄手のカシミアニットを合わせ、足元には履き込まれたブラックレザーのシューズを。
ジャケットの流れるようなシルエットと、551のゆとりある輪郭が重なることで、全体に統一感が生まれ、上質な衣服を肩肘張らずに楽しむスタイルへとつながります。
あるいは、エルメスのコットンシャツに、深いブラウンのスエードブルゾンを羽織るような装いも素敵でしょう。
ドリル生地の程よい厚みと、表面に浮かぶ綾織りの表情が、滑らかなシャツや起毛したレザーと自然に馴染み、異なる素材を組み合わせる楽しさを教えてくれます。
こうした着こなしにおいて大切なのは、すべての衣服を同じ格式や時代で揃えることよりも、それぞれの持つ魅力を理解し、自由な感性で組み合わせていくこと。
その意味で、今回の551は、日常のワードローブに取り入れることで、普段の装いに新たな選択肢をもたらしてくれる存在だと思います。
アメリカで生まれたジーンズの意匠を受け継ぎながら、イタリアで仕立てられた、コットンドリルの551。
ワークウェアの実用性と、テーラードに通じるゆとりあるシルエットが重なったその姿には、衣服が国や文化を越えて受け継がれ、様々な解釈を生み出してきたファッションの面白さが感じられます。
ジャケットを羽織る日にも、上質なニット一枚で過ごす日にも。
特別な着こなしを意識することなく、日々の暮らしの中で自然に手が伸びるような、そんな一本として末永くご愛用いただけましたら幸いでございます。
Measurements:採寸情報
表記:W34 L34(日本メンズサイズ 33インチ相当)
平置き採寸 : ウエスト 84cm 股上 29cm 股下 81cm ワタリ幅 30cm 裾幅 22cm
Condition:商品状態
全体的にヴィンテージデニムらしいフェイドがございます。
写真にてご確認ください。
Attention
・商品は一点物のVintageになる為、SOLDになった場合全く同じアイテムの再入荷はございません、予めご了承下さい。
・採寸方法により、若干の誤差がある場合がございます、予めご了承下さい。
・Vintage商品の為、使用感や経年劣化がある場合がございます。
ご購入後の返品・交換は受け付けておりませんのでVintage商品にご理解のある方のみご購入をお願い致します。
・商品の色味は出来る限り肉眼で見た場合に近いよう調整しておりますが、お手元のブラウザによって見え方が変わることがあります。
他にも商品に関するご質問があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。
