[90's] “michi d'amato by BALLANTYNE” Pure Geelong Lambswool Crew Neck Sweater (Made in Scotland)
¥44,000 ($278.07)
Brand : michi d'amato by BALLANTYNE
Material : Geelong Lambswool 100%
Color : Slate Grey
Size : 44
Model : 172cm 55kg
華やかなコレクションを発表し、ファッションの世界に新たな価値観を生み出してきたデザイナーたち。
そんな彼らが、ランウェイを離れた日常の中で身に纏う衣服に目を向けると、意外なほど簡素な装いであることもしばしば。
使い慣れたトラウザーに、何の変哲もないクルーネックのニットウェア。
特別な装飾も、ブランドを象徴する意匠も必要とせず、身体に馴染んだ洋服を自然に着こなす姿には、数多くの衣服に触れ、その美しさを追求してきた人々だからこそ持ち得る、成熟した審美眼が感じられます。
それは、フランスの街角で見かける何気ない装いにも通じる感覚でしょう。
上質なニットに、少し履き込まれたデニムトラウザー、足元には長年愛用しているレザーシューズ。
服そのものが主張するのではなく、着る人の個性や生活の一部として自然に存在している。
そんな気負いのないフレンチスタイルにこそ、私たちが日常のワードローブを考える上で大切にしたい美意識があるように思います。
そして、装いが普遍的であればあるほど、衣服を選ぶ際に重きを置きたいのが素材の質です。
同じチャコールのクルーネックであっても、袖を通したときの柔らかさや、身体に沿って生まれる生地の落ち感、何気ない仕草の中で現れる表情によって、その佇まいは大きく変わるもの。
今回ご紹介いたしますのは、そんな日常着に求める贅沢を、スコットランドの名門BALLANTYNEが形にした、90年代頃のジーロンラムウールニットでございます。
BALLANTYNEといえば、世界的なカシミアニットウェアの名門として知られ、長い歴史の中で培われてきた編み立てや仕上げの技術によって、上質な原毛を完成度の高い衣服へと昇華してきたファクトリー。
その技術が今回用いられているのは、カシミアではなく、ジーロンラムウールという特別な羊毛です。
オーストラリアのジーロンの名を冠したこの素材は、繊細な繊維を持つ上質なラムウールとして知られ、一般的なウールに比べて柔らかく、しなやかな風合いを備えています。
羊から初めて刈り取られる若い羊毛は、その細さや柔らかさが珍重されますが、なかでも上質なジーロンラムは、肌に触れた際の滑らかさと、ウール本来の弾力を併せ持つことが魅力。
カシミアのような優しい肌触りを感じさせながらも、羊毛ならではのふっくらとした膨らみや、編み地を美しく保つ反発力があり、日常的に袖を通すニットウェアにとって非常に理想的な性質を備えています。
繊細な原毛を選び、糸へと紡ぎ、均整の取れた編み地へ仕上げる。
その一つひとつの工程が完成度を左右する素材だからこそ、良質なジーロンラムを贅沢に用いたニットウェアには、原毛の選定から製品の仕上げまで高い技術が求められるのでしょう。
今回の一着に触れていただくと、細かな編み目が整然と並びながら、表面には柔らかな毛羽が浮かび、しっとりとした風合いの奥にウールらしい弾力が感じられます。
そして、この上質な生地を最も自然に楽しませてくれるのが、極めて普遍的なクルーネックという形。
首元には程よく詰まったリブを配し、肩から袖にかけては身体の動きを妨げない自然なゆとりを確保。
身頃にも適度な余白を残すことで、身体の線を強調することなく、ジーロンラム特有の柔らかな落ち感を美しく表現しています。
装飾的な要素を持たないからこそ、編み地の均一さや素材の膨らみ、肩から裾へと続く自然な輪郭が、そのまま一着の魅力となって現れるのでしょう。
そして、個人的に惹かれるのが、Slate Greyと名付けられた色彩です。
粘板岩を意味するその名の通り、明るさを抑えたグレーに僅かな温かみを含ませたような、静かで奥行きのある色合い。
チャコールグレーという、メンズウェアにおいて最も普遍的な色彩のひとつでありながら、ジーロンラムの細かな毛羽が光を柔らかく受け止めることで、平面的にならない豊かな表情が生まれています。
ブラックのウールトラウザーと合わせれば、色彩の濃淡と素材の違いだけで成立する、端正で都会的な装いに。
あるいは、色落ちしたブルーデニムにブラウンのレザーシューズを合わせ、上からテーラードジャケットを羽織る。
そんなフランスらしい自由な着こなしにおいても、チャコールのクルーネックは全体を穏やかにまとめながら、上質な素材が持つ品格をさりげなく添えてくれるでしょう。
大切なのは、特別なニットウェアを着ているという意識よりも、心地よいからこそ自然に手が伸び、いつしか自分自身の装いに欠かせない存在となっていくこと。
数々のコレクションを通して新しいファッションを生み出してきたデザイナーたちが、日常ではごく普遍的な衣服へと立ち返るように、私たちもまた、長く洋服を楽しむほどに、こうした一着の価値を深く感じるようになるのかもしれません。
だからこそ、何でもないチャコールのクルーネックには、できる限り良い素材を選びたい。
上質なジーロンラムを、スコットランドの名門が丁寧に編み立てた、90年代のBALLANTYNE。
その贅沢を特別な日のために取っておくのではなく、いつものデニムやトラウザーとともに、何気ない日常の中で楽しんでいただきたい一着でございます。
Measurement : サイズ情報
表記: 44 (日本メンズサイズ L相当)
平置き採寸: 肩幅 46cm 身幅 60cm 着丈 70cm 袖丈 69cm
袖丈は一度折り返して計測。
Condition :商品状態
全体的にヴィンテージならではのピリングや目立たない程度のシミが散見されます。
Attention
・商品は一点物のVintageになる為、SOLDになった場合全く同じアイテムの再入荷はございません、予めご了承下さい。
・採寸方法により、若干の誤差がある場合がございます、予めご了承下さい。
・Vintage商品の為、使用感や経年劣化がある場合がございます。
ご購入後の返品・交換は受け付けておりませんのでVintage商品にご理解のある方のみご購入をお願い致します。
・商品の色味は出来る限り肉眼で見た場合に近いよう調整しておりますが、お手元のブラウザによって見え方が変わることがあります。
他にも商品に関するご質問があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。
Brand : michi d'amato by BALLANTYNE
Material : Geelong Lambswool 100%
Color : Slate Grey
Size : 44
Model : 172cm 55kg
華やかなコレクションを発表し、ファッションの世界に新たな価値観を生み出してきたデザイナーたち。
そんな彼らが、ランウェイを離れた日常の中で身に纏う衣服に目を向けると、意外なほど簡素な装いであることもしばしば。
使い慣れたトラウザーに、何の変哲もないクルーネックのニットウェア。
特別な装飾も、ブランドを象徴する意匠も必要とせず、身体に馴染んだ洋服を自然に着こなす姿には、数多くの衣服に触れ、その美しさを追求してきた人々だからこそ持ち得る、成熟した審美眼が感じられます。
それは、フランスの街角で見かける何気ない装いにも通じる感覚でしょう。
上質なニットに、少し履き込まれたデニムトラウザー、足元には長年愛用しているレザーシューズ。
服そのものが主張するのではなく、着る人の個性や生活の一部として自然に存在している。
そんな気負いのないフレンチスタイルにこそ、私たちが日常のワードローブを考える上で大切にしたい美意識があるように思います。
そして、装いが普遍的であればあるほど、衣服を選ぶ際に重きを置きたいのが素材の質です。
同じチャコールのクルーネックであっても、袖を通したときの柔らかさや、身体に沿って生まれる生地の落ち感、何気ない仕草の中で現れる表情によって、その佇まいは大きく変わるもの。
今回ご紹介いたしますのは、そんな日常着に求める贅沢を、スコットランドの名門BALLANTYNEが形にした、90年代頃のジーロンラムウールニットでございます。
BALLANTYNEといえば、世界的なカシミアニットウェアの名門として知られ、長い歴史の中で培われてきた編み立てや仕上げの技術によって、上質な原毛を完成度の高い衣服へと昇華してきたファクトリー。
その技術が今回用いられているのは、カシミアではなく、ジーロンラムウールという特別な羊毛です。
オーストラリアのジーロンの名を冠したこの素材は、繊細な繊維を持つ上質なラムウールとして知られ、一般的なウールに比べて柔らかく、しなやかな風合いを備えています。
羊から初めて刈り取られる若い羊毛は、その細さや柔らかさが珍重されますが、なかでも上質なジーロンラムは、肌に触れた際の滑らかさと、ウール本来の弾力を併せ持つことが魅力。
カシミアのような優しい肌触りを感じさせながらも、羊毛ならではのふっくらとした膨らみや、編み地を美しく保つ反発力があり、日常的に袖を通すニットウェアにとって非常に理想的な性質を備えています。
繊細な原毛を選び、糸へと紡ぎ、均整の取れた編み地へ仕上げる。
その一つひとつの工程が完成度を左右する素材だからこそ、良質なジーロンラムを贅沢に用いたニットウェアには、原毛の選定から製品の仕上げまで高い技術が求められるのでしょう。
今回の一着に触れていただくと、細かな編み目が整然と並びながら、表面には柔らかな毛羽が浮かび、しっとりとした風合いの奥にウールらしい弾力が感じられます。
そして、この上質な生地を最も自然に楽しませてくれるのが、極めて普遍的なクルーネックという形。
首元には程よく詰まったリブを配し、肩から袖にかけては身体の動きを妨げない自然なゆとりを確保。
身頃にも適度な余白を残すことで、身体の線を強調することなく、ジーロンラム特有の柔らかな落ち感を美しく表現しています。
装飾的な要素を持たないからこそ、編み地の均一さや素材の膨らみ、肩から裾へと続く自然な輪郭が、そのまま一着の魅力となって現れるのでしょう。
そして、個人的に惹かれるのが、Slate Greyと名付けられた色彩です。
粘板岩を意味するその名の通り、明るさを抑えたグレーに僅かな温かみを含ませたような、静かで奥行きのある色合い。
チャコールグレーという、メンズウェアにおいて最も普遍的な色彩のひとつでありながら、ジーロンラムの細かな毛羽が光を柔らかく受け止めることで、平面的にならない豊かな表情が生まれています。
ブラックのウールトラウザーと合わせれば、色彩の濃淡と素材の違いだけで成立する、端正で都会的な装いに。
あるいは、色落ちしたブルーデニムにブラウンのレザーシューズを合わせ、上からテーラードジャケットを羽織る。
そんなフランスらしい自由な着こなしにおいても、チャコールのクルーネックは全体を穏やかにまとめながら、上質な素材が持つ品格をさりげなく添えてくれるでしょう。
大切なのは、特別なニットウェアを着ているという意識よりも、心地よいからこそ自然に手が伸び、いつしか自分自身の装いに欠かせない存在となっていくこと。
数々のコレクションを通して新しいファッションを生み出してきたデザイナーたちが、日常ではごく普遍的な衣服へと立ち返るように、私たちもまた、長く洋服を楽しむほどに、こうした一着の価値を深く感じるようになるのかもしれません。
だからこそ、何でもないチャコールのクルーネックには、できる限り良い素材を選びたい。
上質なジーロンラムを、スコットランドの名門が丁寧に編み立てた、90年代のBALLANTYNE。
その贅沢を特別な日のために取っておくのではなく、いつものデニムやトラウザーとともに、何気ない日常の中で楽しんでいただきたい一着でございます。
Measurement : サイズ情報
表記: 44 (日本メンズサイズ L相当)
平置き採寸: 肩幅 46cm 身幅 60cm 着丈 70cm 袖丈 69cm
袖丈は一度折り返して計測。
Condition :商品状態
全体的にヴィンテージならではのピりんぐや目立たない程度のシミが散見されます。
Attention
・商品は一点物のVintageになる為、SOLDになった場合全く同じアイテムの再入荷はございません、予めご了承下さい。
・採寸方法により、若干の誤差がある場合がございます、予めご了承下さい。
・Vintage商品の為、使用感や経年劣化がある場合がございます。
ご購入後の返品・交換は受け付けておりませんのでVintage商品にご理解のある方のみご購入をお願い致します。
・商品の色味は出来る限り肉眼で見た場合に近いよう調整しておりますが、お手元のブラウザによって見え方が変わることがあります。
他にも商品に関するご質問があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。
