[1990s] "Joshua Ellis" Pure Cashmere Houndstooth & Overpane Stole (Made in England)
¥39,600 ($250.43)
Brand:Joshua Ellis
Color:Blue/Brown/Black
Material : 100% Cashmere
Size:Long
1767年、蒸気機関の発明とともに産業革命の産声を上げたイングランド北部、ウェスト・ヨークシャー州のバトリー。
ペナイン山脈から流れ出る豊かな軟水に恵まれたこの街で、ひとりの織物商が始めた工房がJoshua Ellisの原点です。
現存するテキスタイルメーカーとして英国最古、世界的にも最古級となる250年以上の歴史を歩んできたこの名門ミルは、創業当初から重厚なオーバーコート生地やテーラードクロスの生産で名を馳せてきました。
時代が移り変わるなかでカシミヤをはじめとする獣毛繊維の紡績と織りの技術を極め、2世紀半以上にわたってロンドンのサヴィル・ロウに軒を連ねる老舗テーラーや、パリ、ミラノの最高峰メゾンへ第一級のファブリックを供給し続けてきた、まさに生地屋のなかの生地屋と呼ぶべき存在です。
その歴史ある工場で織り上げられたこの大判ストールには、英国の織物文化が培ってきた重厚なクラフツマンシップが息づいています。
長きにわたり世界のトップメゾンから全幅の信頼を寄せられてきた理由は、ヨークシャーの職人が頑なに守り抜いてきた生地作りの工程にあります。
柔らかく甘く織るアプローチとは一線を画し、厳選された細番手のピュアカシミヤ糸を、高密度にしっかりと目を詰めて2/2ツイルに織り上げていく手法を採用。
そして織り上がった生地を地元の豊かな軟水で洗い上げた後、仕上げの工程で用いられるのが、植物のティーズルを無数に並べた伝統的な起毛機です。
金属の針ではなく、適度な弾力としなりを持つ天然のアザミの棘で生地の表面を幾度も優しく撫でるように掻き出すことで、高密度に織られた生地の芯の強さを損なうことなく、表面の微細な繊維だけを均一に引き出していきます。
だからこそ、指先がしっとりと吸い付くようなカシミヤ特有のぬめり感と艶やかな毛羽を湛えながら、同時にハウンドトゥースの鋭い爪の輪郭や斜めに走る綾目が少しもボヤけることなく、くっきりと鮮明に浮き立っているのです。
英国生地ならではの頼もしいハリ・コシと、素肌に触れた際の極上の柔らかさを高次元で両立させた仕上がりです。
その卓越した織りと起毛の技術によって表現されているのが、英国のカントリーサイドで生まれた伝統柄を都会的に昇華させたディストリクトチェックです。
かつてスコットランドやイングランドの領主たちが自領の狩猟用ツイードとして発展させたガンクラブチェックやディストリクトチェックの系譜を汲み、ベースには深みのあるタバコブラウンと漆黒のジェットブラックによる緻密なハウンドトゥースを配置。
重厚でクラシックな茶と黒の千鳥格子の上から、ハッと目を惹く鮮やかなコバルトブルーのオーバーペンを縦横に交差させています。近くで織り目を覗き込むと、後から色を乗せているのではなく、織りの設計段階で経糸と緯糸の一部をコバルトブルーのカシミヤ糸に置き換えて織り上げていることが分かります。
そのため、ブルーのラインが通る箇所はブルーとブラック、あるいはブルーとブラウンの小さな千鳥格子へと色が反転し、縦横のラインが交わる箇所では鮮やかな青のクロスが立体的に浮かび上がる構造。
英国の伝統的なカントリーの骨格を持ちながら、イタリアの伊達男たちが愛する茶と青の調和(マローネ・エ・アズーロ)にも通じる洗練された色気を放ちます。
織物としての妥協のない作り込みは、ストールの端処理や着用時のプロポーションにも明確に表れています。
両サイドの端は折り返し縫いをしないフラットな織り耳で綺麗に収められており、首筋への肌当たりが滑らかで、どの角度から見ても不自然な段差を作りません。
そして両端のフリンジは、本体を構成する経糸をそのまま長く引き出して撚り合わせたツイストフリンジ仕様。
タバコブラウンとブラックが螺旋状に絡み合うフリンジが並ぶなかに、コバルトブルーのオーバーペンが走る延長線上だけ、鮮やかなブルーのフリンジが数本ずつ規則的に現れ、歩くたびに揺れて軽快なリズムを刻みます。
また、一般的なマフラーよりも幅と長さにゆとりを持たせた大判の設計になっているため、巻き方ひとつで装いの印象を自在に操ることが可能です。
縦に細く折りたたんでテーラードジャケットのラペルに沿ってそのまま垂らせば、ジャケットの裾からちょうどフリンジとチェックの先端が覗く絶妙なロングレングスとなり、チャコールグレーやネイビーのジャケットスタイルに奥行きのある縦の重なりをプラス。
反対に首元でぐるりとひと巻きして胸元へ垂らせば、高密度な英国カシミヤならではの豊かな弾力が活き、首まわりにふっくらと立体的なボリュームが立ち上がります。
真冬の重厚なウールコートの上から巻いても決して見劣りせず、250年を超える英国織物の歴史を肌で感じさせてくれる一本です。
Measurement : サイズ情報
表記:Long
平置き採寸: 全長 180cm/幅 30cm フリンジ 7cm
Condition :商品状態
目立つダメージのない美しいコンディションです。
Attention
・商品は一点物のVintageになる為、SOLDになった場合全く同じアイテムの再入荷はございません、予めご了承下さい。
・採寸方法により、若干の誤差がある場合がございます、予めご了承下さい。
・Vintage商品の為、使用感や経年劣化がある場合がございます。
ご購入後の返品・交換は受け付けておりませんのでVintage商品にご理解のある方のみご購入をお願い致します。
・商品の色味は出来る限り肉眼で見た場合に近いよう調整しておりますが、お手元のブラウザによって見え方が変わることがあります。
他にも商品に関するご質問があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。
Brand:Joshua Ellis
Color:Blue/Brown/Black
Material : 100% Cashmere
Size:Long
1767年、蒸気機関の発明とともに産業革命の産声を上げたイングランド北部、ウェスト・ヨークシャー州のバトリー。
ペナイン山脈から流れ出る豊かな軟水に恵まれたこの街で、ひとりの織物商が始めた工房がJoshua Ellisの原点です。
現存するテキスタイルメーカーとして英国最古、世界的にも最古級となる250年以上の歴史を歩んできたこの名門ミルは、創業当初から重厚なオーバーコート生地やテーラードクロスの生産で名を馳せてきました。
時代が移り変わるなかでカシミヤをはじめとする獣毛繊維の紡績と織りの技術を極め、2世紀半以上にわたってロンドンのサヴィル・ロウに軒を連ねる老舗テーラーや、パリ、ミラノの最高峰メゾンへ第一級のファブリックを供給し続けてきた、まさに生地屋のなかの生地屋と呼ぶべき存在です。
その歴史ある工場で織り上げられたこの大判ストールには、英国の織物文化が培ってきた重厚なクラフツマンシップが息づいています。
長きにわたり世界のトップメゾンから全幅の信頼を寄せられてきた理由は、ヨークシャーの職人が頑なに守り抜いてきた生地作りの工程にあります。
柔らかく甘く織るアプローチとは一線を画し、厳選された細番手のピュアカシミヤ糸を、高密度にしっかりと目を詰めて2/2ツイルに織り上げていく手法を採用。
そして織り上がった生地を地元の豊かな軟水で洗い上げた後、仕上げの工程で用いられるのが、植物のティーズルを無数に並べた伝統的な起毛機です。
金属の針ではなく、適度な弾力としなりを持つ天然のアザミの棘で生地の表面を幾度も優しく撫でるように掻き出すことで、高密度に織られた生地の芯の強さを損なうことなく、表面の微細な繊維だけを均一に引き出していきます。
だからこそ、指先がしっとりと吸い付くようなカシミヤ特有のぬめり感と艶やかな毛羽を湛えながら、同時にハウンドトゥースの鋭い爪の輪郭や斜めに走る綾目が少しもボヤけることなく、くっきりと鮮明に浮き立っているのです。
英国生地ならではの頼もしいハリ・コシと、素肌に触れた際の極上の柔らかさを高次元で両立させた仕上がりです。
その卓越した織りと起毛の技術によって表現されているのが、英国のカントリーサイドで生まれた伝統柄を都会的に昇華させたディストリクトチェックです。
かつてスコットランドやイングランドの領主たちが自領の狩猟用ツイードとして発展させたガンクラブチェックやディストリクトチェックの系譜を汲み、ベースには深みのあるタバコブラウンと漆黒のジェットブラックによる緻密なハウンドトゥースを配置。
重厚でクラシックな茶と黒の千鳥格子の上から、ハッと目を惹く鮮やかなコバルトブルーのオーバーペンを縦横に交差させています。近くで織り目を覗き込むと、後から色を乗せているのではなく、織りの設計段階で経糸と緯糸の一部をコバルトブルーのカシミヤ糸に置き換えて織り上げていることが分かります。
そのため、ブルーのラインが通る箇所はブルーとブラック、あるいはブルーとブラウンの小さな千鳥格子へと色が反転し、縦横のラインが交わる箇所では鮮やかな青のクロスが立体的に浮かび上がる構造。
英国の伝統的なカントリーの骨格を持ちながら、イタリアの伊達男たちが愛する茶と青の調和(マローネ・エ・アズーロ)にも通じる洗練された色気を放ちます。
織物としての妥協のない作り込みは、ストールの端処理や着用時のプロポーションにも明確に表れています。
両サイドの端は折り返し縫いをしないフラットな織り耳で綺麗に収められており、首筋への肌当たりが滑らかで、どの角度から見ても不自然な段差を作りません。
そして両端のフリンジは、本体を構成する経糸をそのまま長く引き出して撚り合わせたツイストフリンジ仕様。
タバコブラウンとブラックが螺旋状に絡み合うフリンジが並ぶなかに、コバルトブルーのオーバーペンが走る延長線上だけ、鮮やかなブルーのフリンジが数本ずつ規則的に現れ、歩くたびに揺れて軽快なリズムを刻みます。
また、一般的なマフラーよりも幅と長さにゆとりを持たせた大判の設計になっているため、巻き方ひとつで装いの印象を自在に操ることが可能です。
縦に細く折りたたんでテーラードジャケットのラペルに沿ってそのまま垂らせば、ジャケットの裾からちょうどフリンジとチェックの先端が覗く絶妙なロングレングスとなり、チャコールグレーやネイビーのジャケットスタイルに奥行きのある縦の重なりをプラス。
反対に首元でぐるりとひと巻きして胸元へ垂らせば、高密度な英国カシミヤならではの豊かな弾力が活き、首まわりにふっくらと立体的なボリュームが立ち上がります。
真冬の重厚なウールコートの上から巻いても決して見劣りせず、250年を超える英国織物の歴史を肌で感じさせてくれる一本です。
Measurement : サイズ情報
表記:Long
平置き採寸: 全長 180cm/幅 30cm フリンジ 7cm
Condition :商品状態
目立つダメージのない美しいコンディションです。
Attention
・商品は一点物のVintageになる為、SOLDになった場合全く同じアイテムの再入荷はございません、予めご了承下さい。
・採寸方法により、若干の誤差がある場合がございます、予めご了承下さい。
・Vintage商品の為、使用感や経年劣化がある場合がございます。
ご購入後の返品・交換は受け付けておりませんのでVintage商品にご理解のある方のみご購入をお願い致します。
・商品の色味は出来る限り肉眼で見た場合に近いよう調整しておりますが、お手元のブラウザによって見え方が変わることがあります。
他にも商品に関するご質問があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。
