[2007AW] "STONE ISLAND" Wool Blend Crew Neck Knit Sweater (Designed by Paul Harvey)
¥77,000 ($485.91)
Brand : STONE ISLAND
Color : Gray
Material : Wool 80% Nylon 20%
Size: M
Model:175cm 65kg
1982年、グラフィックデザイナーであり繊維への飽くなき探求者でもあったマッシモ・オスティが、イタリア・モデナ郊外のラヴァリーノで創設したSTONE ISLAND。
ミリタリーやワークウェアの機能美を徹底的に解剖し、独自の染色や素材開発によってメンズウェアの新たな地平を切り拓きました。
その創業者オスティからバトンを受け継ぎ、1996年から2008年までの12年間(計24シーズン)にわたり単独でチーフデザイナーとしてブランドを牽引したのが、英国出身のポール・ハーヴェイです。
ロンドンのセントラル・セント・マーチンズで培った構築的な造形感覚と、自身のルーツである英国の伝統的なミリタリーウェアやカントリーニットへの深い造詣を掛け合わせ、数々の名作を世に送り出しました。
退任を翌年に控えた2007年秋冬シーズン、彼のデザイナーとしての円熟期に仕立てられたこのクルーネックセーターには、ミリタリーニットの剛健な骨格とヴィンテージ・アスレチックウェアの意匠が、高度なニッティング設計によってひとつに結晶しています。
このセーターの頼もしいフォルムを支えているのは、ウール80%にポリアミド20%をブレンドして紡ぎ出された混紡紡毛糸です。
英国軍のコマンドセーターや北欧のフィッシャーマンニット、あるいは山岳部隊のフィールドセーターにおいて古くから採用されてきたこの混紡比率は、過酷な環境下で体温を奪われず、激しい動きに耐え抜くための黄金比として知られます。
暖かい空気をたっぷりと抱え込んで高い保温性と防風性を発揮するふっくらとした紡毛ウールに、引張強度と耐摩耗性に優れたポリアミドを掛け合わせることで、長年の着用による肘抜けやダレを防ぎ、セーター自体が立体的な輪郭を保つハリとコシを実現。
さらに、紡績前のトップの段階でブラックに近いダークチャコールとミディアムグレー、わずかな白みを含んだ原毛をブレンドしたトップ染めメランジを採用しています。
単色のベタ染めでは決して表現できない炭黒杢の奥深い陰影が編み地全体に広がり、ミリタリーのウールブランケットを思わせる重厚な表情の中に、素肌への刺激を抑えたもっちりとした弾力を備えています。
フロントに目を向けると、まず視覚を捉えるのが首元の構築的なディテールです。
ネックラインは鎖骨の上に平面的に寝る一般的なクルーネックではなく、肉厚なリブ編みを二重に折り返して縫い代を内部に収めた袋編み構造を採用。
首の付け根に沿って自立するようにすっと立ち上がり、ハイクルーネックやローモックネックにも近い端正なリングを描き出します。
そしてそのすぐ下には、1930年代から50年代のヴィンテージ・アスレチックスウェットシャツを象徴する三角形の前Vガゼットを配置。
本来はカットソー生地の汗止めや着脱時の伸縮補助として生まれた機能ディテールを、縦畝のくっきりとしたリブ編みパーツとして独立して編み立て、V字に切り替えた前身頃へと精密なリンキングで接合しています。
しかもそのV字の接合線をぷっくりと隆起したレイズドシームで縁取ることで、チャコールメランジの編み地の上に幾何学的な陰影を浮かび上がらせる設計です。
さらにこの一着の真骨頂が、正面と背面、そして横姿で全く異なる表情を見せるショルダーからスリーブにかけてのパターンワークです。
正面からは端正なセットインスリーブのラインを描き、アームホールの曲線に沿ってフルファッションドの減らし目が整然と刻まれています。
ところが肩の頂点を越えて背面側へ回ると、肩の上部を覆うパーツがサドルショルダーやエポーレットのように首元のリブへ向かって斜めにせり上がる構造へと変化。
さらに驚くべきことに、その肩先の角で一度切り替えを作った後、袖の外側を通って袖口のリブの付け根まで、立体的に隆起したアウトサイド・レイズドシームが一直線に走り抜けています。
1枚のパーツを筒状に丸めて内袖の1本線で閉じる通常のセーターの袖とは一線を画し、テーラードジャケットやミリタリージャケットにおける前振りの2枚袖を成形ニットで再構築した高度な設計。
袖口と裾には、細かな1×1リブではなく、畝の凹凸がくっきりと浮き立つ長めの2×2太畝リブを採用。
身頃や袖の天竺編みからリブへと移り変わる境界線には、横方向に一本の明瞭な編み目の切り替えラインが走っており、全体のフォルムをコマンドセーターのように力強く引き締めます。過度に膨らみすぎない精悍なプロポーションでありながら、立体的な肩まわりと2枚袖構造によって腕の可動域が広く確保され、1枚で着用した際にも身体の輪郭を美しく見せるバランス。
ワイドな黒のウールトラウザーズやフランネルスラックスと合わせてストイックなダークトーンでまとめるのはもちろん、ミリタリーのカーゴパンツや色落ちしたデニムと合わせても、ポール・ハーヴェイ期ならではの知的な機能美が際立つ一着です。
Measurements:サイズ情報
表記 : M(日本メンズサイズM-L相当)
平置き寸法 : 身幅56cm 着丈62cm 裄丈94cm 脇下袖丈57cm
Condition:商品状態
目立つダメージのないグッドコンディションです。
Attention
・商品は一点物のVintageになる為、SOLDになった場合全く同じアイテムの再入荷はございません、予めご了承下さい。
・採寸方法により、若干の誤差がある場合がございます、予めご了承下さい。
・Vintage商品の為、使用感や経年劣化がある場合がございます。
ご購入後の返品・交換は受け付けておりませんのでVintage商品にご理解のある方のみご購入をお願い致します。
・商品の色味は出来る限り肉眼で見た場合に近いよう調整しておりますが、お手元のブラウザによって見え方が変わることがあります。
他にも商品に関するご質問があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。
Brand : STONE ISLAND
Color : Gray
Material : Wool 80% Nylon 20%
Size: M
Model:175cm 65kg
1982年、グラフィックデザイナーであり繊維への飽くなき探求者でもあったマッシモ・オスティが、イタリア・モデナ郊外のラヴァリーノで創設したSTONE ISLAND。
ミリタリーやワークウェアの機能美を徹底的に解剖し、独自の染色や素材開発によってメンズウェアの新たな地平を切り拓きました。
その創業者オスティからバトンを受け継ぎ、1996年から2008年までの12年間(計24シーズン)にわたり単独でチーフデザイナーとしてブランドを牽引したのが、英国出身のポール・ハーヴェイです。
ロンドンのセントラル・セント・マーチンズで培った構築的な造形感覚と、自身のルーツである英国の伝統的なミリタリーウェアやカントリーニットへの深い造詣を掛け合わせ、数々の名作を世に送り出しました。
退任を翌年に控えた2007年秋冬シーズン、彼のデザイナーとしての円熟期に仕立てられたこのクルーネックセーターには、ミリタリーニットの剛健な骨格とヴィンテージ・アスレチックウェアの意匠が、高度なニッティング設計によってひとつに結晶しています。
このセーターの頼もしいフォルムを支えているのは、ウール80%にポリアミド20%をブレンドして紡ぎ出された混紡紡毛糸です。
英国軍のコマンドセーターや北欧のフィッシャーマンニット、あるいは山岳部隊のフィールドセーターにおいて古くから採用されてきたこの混紡比率は、過酷な環境下で体温を奪われず、激しい動きに耐え抜くための黄金比として知られます。
暖かい空気をたっぷりと抱え込んで高い保温性と防風性を発揮するふっくらとした紡毛ウールに、引張強度と耐摩耗性に優れたポリアミドを掛け合わせることで、長年の着用による肘抜けやダレを防ぎ、セーター自体が立体的な輪郭を保つハリとコシを実現。
さらに、紡績前のトップの段階でブラックに近いダークチャコールとミディアムグレー、わずかな白みを含んだ原毛をブレンドしたトップ染めメランジを採用しています。
単色のベタ染めでは決して表現できない炭黒杢の奥深い陰影が編み地全体に広がり、ミリタリーのウールブランケットを思わせる重厚な表情の中に、素肌への刺激を抑えたもっちりとした弾力を備えています。
フロントに目を向けると、まず視覚を捉えるのが首元の構築的なディテールです。
ネックラインは鎖骨の上に平面的に寝る一般的なクルーネックではなく、肉厚なリブ編みを二重に折り返して縫い代を内部に収めた袋編み構造を採用。
首の付け根に沿って自立するようにすっと立ち上がり、ハイクルーネックやローモックネックにも近い端正なリングを描き出します。
そしてそのすぐ下には、1930年代から50年代のヴィンテージ・アスレチックスウェットシャツを象徴する三角形の前Vガゼットを配置。
本来はカットソー生地の汗止めや着脱時の伸縮補助として生まれた機能ディテールを、縦畝のくっきりとしたリブ編みパーツとして独立して編み立て、V字に切り替えた前身頃へと精密なリンキングで接合しています。
しかもそのV字の接合線をぷっくりと隆起したレイズドシームで縁取ることで、チャコールメランジの編み地の上に幾何学的な陰影を浮かび上がらせる設計です。
さらにこの一着の真骨頂が、正面と背面、そして横姿で全く異なる表情を見せるショルダーからスリーブにかけてのパターンワークです。
正面からは端正なセットインスリーブのラインを描き、アームホールの曲線に沿ってフルファッションドの減らし目が整然と刻まれています。
ところが肩の頂点を越えて背面側へ回ると、肩の上部を覆うパーツがサドルショルダーやエポーレットのように首元のリブへ向かって斜めにせり上がる構造へと変化。
さらに驚くべきことに、その肩先の角で一度切り替えを作った後、袖の外側を通って袖口のリブの付け根まで、立体的に隆起したアウトサイド・レイズドシームが一直線に走り抜けています。
1枚のパーツを筒状に丸めて内袖の1本線で閉じる通常のセーターの袖とは一線を画し、テーラードジャケットやミリタリージャケットにおける前振りの2枚袖を成形ニットで再構築した高度な設計。
袖口と裾には、細かな1×1リブではなく、畝の凹凸がくっきりと浮き立つ長めの2×2太畝リブを採用。
身頃や袖の天竺編みからリブへと移り変わる境界線には、横方向に一本の明瞭な編み目の切り替えラインが走っており、全体のフォルムをコマンドセーターのように力強く引き締めます。過度に膨らみすぎない精悍なプロポーションでありながら、立体的な肩まわりと2枚袖構造によって腕の可動域が広く確保され、1枚で着用した際にも身体の輪郭を美しく見せるバランス。
ワイドな黒のウールトラウザーズやフランネルスラックスと合わせてストイックなダークトーンでまとめるのはもちろん、ミリタリーのカーゴパンツや色落ちしたデニムと合わせても、ポール・ハーヴェイ期ならではの知的な機能美が際立つ一着です。
Measurements:サイズ情報
表記 : M(日本メンズサイズM-L相当)
平置き寸法 : 身幅56cm 着丈62cm 裄丈94cm 脇下袖丈57cm
Condition:商品状態
目立つダメージのないグッドコンディションです。
Attention
・商品は一点物のVintageになる為、SOLDになった場合全く同じアイテムの再入荷はございません、予めご了承下さい。
・採寸方法により、若干の誤差がある場合がございます、予めご了承下さい。
・Vintage商品の為、使用感や経年劣化がある場合がございます。
ご購入後の返品・交換は受け付けておりませんのでVintage商品にご理解のある方のみご購入をお願い致します。
・商品の色味は出来る限り肉眼で見た場合に近いよう調整しておりますが、お手元のブラウザによって見え方が変わることがあります。
他にも商品に関するご質問があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。
