[1980s] "malo" Cashmere Crew Neck Knit Sweater (Made in Italy)
¥59,500 ($375.48)
Brand:malo
Color:Tobacco Brown
Material : Cashmere 100%
Size:56
Model:175cm 65kg
1972年、イタリア・トスカーナ州の古都フィレンツェ郊外にて、ジャコモとアルフレッドのカネッサ兄弟によって創業されたmalo。
ラテン語で「私は〜の方を好む(I prefer)」を意味する言葉を冠したこのメゾンは、妥協のない審美眼で最良のものだけを選び抜く姿勢を原点としています。
創業当時の70年代から80年代にかけて、高級カシミヤセーターといえばスコットランドの伝統的なメーカーが手掛ける重厚でクラシックな製品が世界の市場を独占していました。
そこにイタリアならではの洗練された色彩感覚と、素肌に直接纏いたくなるほどの柔軟な風合いを持ち込み、ロロ・ピアーナやブルネロ・クチネリと並び称されるイタリアンカシミヤの頂点を築き上げた立役者です。
本作は、創業者兄弟が独立経営のもとで原毛の質と目付を極限まで追求していた1980年代に、イタリア本国の熟練した自社ファクトリーで編み立てられたピュアカシミヤのクルーネックセーターです。
数あるイタリアのニットメーカーのなかでも、maloの代名詞であり象徴的なアイコンとして世界中の服飾愛好家を虜にしてきたのが、複数の色原毛を自在に操るトップ染めメランジの技術です。糸や製品になってから単一の染料で染め上げる後染めではなく、紡績前のトップの段階で別々に染色した複数色のカシミヤ原毛を緻密な比率でブレンドし、一本の糸へと紡ぎ出す手法を採用。
至近距離で編み地の奥を見つめると、深いエスプレッソブラウンや温かみのあるチェスナット、琥珀色のアンバー、さらには微かなローストコーヒーやオリーブのニュアンスを含んだ繊維がミクロの単位で絡み合っている様子が浮かび上がります。
単色のブラウンでは決して到達できない深い奥行きを備え、生地がたわむ角度や光の当たり方によって黄金色の艶が顔を覗かせる、多層的なタバコブラウンに仕上がっています。
この一点の濁りもないメランジの色彩と、身体を包み込む極上の着心地を根底から支えているのが、内モンゴル自治区の過酷な自然環境のなかで育まれた特級のホワイトカシミヤ原毛です。
夏は摂氏40度を超え、冬は氷点下30度を下回る激しい寒暖差から身を守るため、現地のカシミヤ山羊は硬い外毛の下に、繊維径14〜15マイクロン前後の極めて細く長い産毛を密生させます。
maloはその希少な産毛のなかでも、最も白度が高く不純物のない純白のホワイトカシミヤ原毛のみを厳選。少しでも黄みや茶色みが残る原毛をベースにすると、複数の色を掛け合わせた際にトーンがくすんでしまいますが、純白の原毛をベースに各色を芯まで鮮やかに染め上げることで、複雑な混色でありながらも透明感のある発色を実現しています。
さらに手に取って袖を通した瞬間に感動を覚えるのが、80年代当時のmaloが誇った惜しみない原毛の目付が生み出す異次元のタッチです。
細く長い内モンゴル産の特級ホワイトカシミヤを2プライで贅沢に束ね、目の詰まった高密度な天竺組織へと編み立てた後、清冽な軟水を用いたミリング工程で時間をかけて洗いと揉みを加えています。
編み目の隙間が密に埋まることで内部に暖かい空気の層をたっぷりと抱え込み、指先を押し返すもっちりとした弾力と頼もしいコシを獲得。それでいて表面にはカシミヤ特有の油脂分を含んだ繊細なブルームが均一に立ち上がり、生地を寄せた際には渦を巻くように滑らかなドレープを描き出します。
素肌に触れた瞬間に溶け込むような濃密な「とろみ」とぬめり感があり、冷たい外気を遮断する高い防寒性を備えながら、肩に乗せた重さを一切感じさせない至福の着心地です。
その極上の素材を立体的な衣服へと昇華させているのが、フィレンツェの熟練工によるフルファッションドの技法です。平面の生地を型紙通りに裁断して縫い合わせるカットソー製法ではなく、前身頃・後ろ身頃・両袖の各パーツを、編み機の目数を計算して増減させながら立体的な形状へと編み上げる手法を採用。
肩まわりは端正なセットインスリーブで仕立てられながら、前身頃の編み地が肩の頂点をわずかに越えて背中側へと回り込む、後ろ振りのショルダー設計を採っています。
ニットの自重が最もかかる肩の真上に継ぎ目を乗せない構造であり、背面の肩線とアームホールの曲線に沿って、目数を一目ずつ減らした証であるファッションマークの粒が整然と刻まれた作り。
さらに首元は、きめ細かな1×1リブを二重に折り返して縫い代を内部に隠した袋編みのクルーネックを採用しています。
すべてのパーツの接合部を、職人が専用のリンキングマシンで編み目のループを一目ずつ正確に拾い上げて繋ぐハンドリンキングで処理しているため、裏側に硬い縫い代が一切存在せず、特級ホワイトカシミヤの滑らかな肌当たりをダイレクトに味わえる仕立てです。
当時のイタリア製カシミヤニットのなかでも、身幅・肩幅・袖幅にたっぷりとゆとりを持たせた希少なビッグプロポーション。
それでいて度詰めのカシミヤが持つ豊かな重みと柔軟なとろみによって生地が横に張ることなく、着用すると後ろ振りの肩線が自然にドロップして縦方向へと優美なドレープを描きます。
その贅沢な生地の分量を袖口と裾の1×1シングルリブが心地よく引き締め、手首や腰まわりの上に丸みのある豊かなブラウジングを生み出すバランス。
中に白のクルーネックTシャツを着て首元から少しだけ白を覗かせるラフな着こなしはもちろん、素肌の上から直接纏って極上のとろみを堪能するスタイルにも最適です。エクリュやオフホワイトのコットントラウザーズ、グレーのフランネルスラックス、あるいは色落ちしたブルーデニムと合わせるだけで、名門が極めたメランジの陰影が際立つ一着です。
Measurement : サイズ情報
表記:56 (日本メンズサイズ XL相当)
平置き採寸: 肩幅 53cm 身幅 67cm 着丈 74.5cm 袖丈 71cm
Condition :商品状態
着用感こそ僅かにございますが、ピリングなど目立つダメージのないグッドコンディションです。
Attention
・商品は一点物のVintageになる為、SOLDになった場合全く同じアイテムの再入荷はございません、予めご了承下さい。
・採寸方法により、若干の誤差がある場合がございます、予めご了承下さい。
・Vintage商品の為、使用感や経年劣化がある場合がございます。
ご購入後の返品・交換は受け付けておりませんのでVintage商品にご理解のある方のみご購入をお願い致します。
・商品の色味は出来る限り肉眼で見た場合に近いよう調整しておりますが、お手元のブラウザによって見え方が変わることがあります。
他にも商品に関するご質問があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。
Brand:malo
Color:Tobacco Brown
Material : Cashmere 100%
Size:56
Model:175cm 65kg
1972年、イタリア・トスカーナ州の古都フィレンツェ郊外にて、ジャコモとアルフレッドのカネッサ兄弟によって創業されたmalo。
ラテン語で「私は〜の方を好む(I prefer)」を意味する言葉を冠したこのメゾンは、妥協のない審美眼で最良のものだけを選び抜く姿勢を原点としています。
創業当時の70年代から80年代にかけて、高級カシミヤセーターといえばスコットランドの伝統的なメーカーが手掛ける重厚でクラシックな製品が世界の市場を独占していました。
そこにイタリアならではの洗練された色彩感覚と、素肌に直接纏いたくなるほどの柔軟な風合いを持ち込み、ロロ・ピアーナやブルネロ・クチネリと並び称されるイタリアンカシミヤの頂点を築き上げた立役者です。
本作は、創業者兄弟が独立経営のもとで原毛の質と目付を極限まで追求していた1980年代に、イタリア本国の熟練した自社ファクトリーで編み立てられたピュアカシミヤのクルーネックセーターです。
数あるイタリアのニットメーカーのなかでも、maloの代名詞であり象徴的なアイコンとして世界中の服飾愛好家を虜にしてきたのが、複数の色原毛を自在に操るトップ染めメランジの技術です。糸や製品になってから単一の染料で染め上げる後染めではなく、紡績前のトップの段階で別々に染色した複数色のカシミヤ原毛を緻密な比率でブレンドし、一本の糸へと紡ぎ出す手法を採用。
至近距離で編み地の奥を見つめると、深いエスプレッソブラウンや温かみのあるチェスナット、琥珀色のアンバー、さらには微かなローストコーヒーやオリーブのニュアンスを含んだ繊維がミクロの単位で絡み合っている様子が浮かび上がります。
単色のブラウンでは決して到達できない深い奥行きを備え、生地がたわむ角度や光の当たり方によって黄金色の艶が顔を覗かせる、多層的なタバコブラウンに仕上がっています。
この一点の濁りもないメランジの色彩と、身体を包み込む極上の着心地を根底から支えているのが、内モンゴル自治区の過酷な自然環境のなかで育まれた特級のホワイトカシミヤ原毛です。
夏は摂氏40度を超え、冬は氷点下30度を下回る激しい寒暖差から身を守るため、現地のカシミヤ山羊は硬い外毛の下に、繊維径14〜15マイクロン前後の極めて細く長い産毛を密生させます。
maloはその希少な産毛のなかでも、最も白度が高く不純物のない純白のホワイトカシミヤ原毛のみを厳選。少しでも黄みや茶色みが残る原毛をベースにすると、複数の色を掛け合わせた際にトーンがくすんでしまいますが、純白の原毛をベースに各色を芯まで鮮やかに染め上げることで、複雑な混色でありながらも透明感のある発色を実現しています。
さらに手に取って袖を通した瞬間に感動を覚えるのが、80年代当時のmaloが誇った惜しみない原毛の目付が生み出す異次元のタッチです。
細く長い内モンゴル産の特級ホワイトカシミヤを2プライで贅沢に束ね、目の詰まった高密度な天竺組織へと編み立てた後、清冽な軟水を用いたミリング工程で時間をかけて洗いと揉みを加えています。
編み目の隙間が密に埋まることで内部に暖かい空気の層をたっぷりと抱え込み、指先を押し返すもっちりとした弾力と頼もしいコシを獲得。それでいて表面にはカシミヤ特有の油脂分を含んだ繊細なブルームが均一に立ち上がり、生地を寄せた際には渦を巻くように滑らかなドレープを描き出します。
素肌に触れた瞬間に溶け込むような濃密な「とろみ」とぬめり感があり、冷たい外気を遮断する高い防寒性を備えながら、肩に乗せた重さを一切感じさせない至福の着心地です。
その極上の素材を立体的な衣服へと昇華させているのが、フィレンツェの熟練工によるフルファッションドの技法です。平面の生地を型紙通りに裁断して縫い合わせるカットソー製法ではなく、前身頃・後ろ身頃・両袖の各パーツを、編み機の目数を計算して増減させながら立体的な形状へと編み上げる手法を採用。
肩まわりは端正なセットインスリーブで仕立てられながら、前身頃の編み地が肩の頂点をわずかに越えて背中側へと回り込む、後ろ振りのショルダー設計を採っています。
ニットの自重が最もかかる肩の真上に継ぎ目を乗せない構造であり、背面の肩線とアームホールの曲線に沿って、目数を一目ずつ減らした証であるファッションマークの粒が整然と刻まれた作り。
さらに首元は、きめ細かな1×1リブを二重に折り返して縫い代を内部に隠した袋編みのクルーネックを採用しています。
すべてのパーツの接合部を、職人が専用のリンキングマシンで編み目のループを一目ずつ正確に拾い上げて繋ぐハンドリンキングで処理しているため、裏側に硬い縫い代が一切存在せず、特級ホワイトカシミヤの滑らかな肌当たりをダイレクトに味わえる仕立てです。
当時のイタリア製カシミヤニットのなかでも、身幅・肩幅・袖幅にたっぷりとゆとりを持たせた希少なビッグプロポーション。
それでいて度詰めのカシミヤが持つ豊かな重みと柔軟なとろみによって生地が横に張ることなく、着用すると後ろ振りの肩線が自然にドロップして縦方向へと優美なドレープを描きます。
その贅沢な生地の分量を袖口と裾の1×1シングルリブが心地よく引き締め、手首や腰まわりの上に丸みのある豊かなブラウジングを生み出すバランス。
中に白のクルーネックTシャツを着て首元から少しだけ白を覗かせるラフな着こなしはもちろん、素肌の上から直接纏って極上のとろみを堪能するスタイルにも最適です。エクリュやオフホワイトのコットントラウザーズ、グレーのフランネルスラックス、あるいは色落ちしたブルーデニムと合わせるだけで、名門が極めたメランジの陰影が際立つ一着です。
Measurement : サイズ情報
表記:56 (日本メンズサイズ XL相当)
平置き採寸: 肩幅 53cm 身幅 67cm 着丈 74.5cm 袖丈 71cm
Condition :商品状態
着用感こそ僅かにございますが、ピリングなど目立つダメージのないグッドコンディションです。
Attention
・商品は一点物のVintageになる為、SOLDになった場合全く同じアイテムの再入荷はございません、予めご了承下さい。
・採寸方法により、若干の誤差がある場合がございます、予めご了承下さい。
・Vintage商品の為、使用感や経年劣化がある場合がございます。
ご購入後の返品・交換は受け付けておりませんのでVintage商品にご理解のある方のみご購入をお願い致します。
・商品の色味は出来る限り肉眼で見た場合に近いよう調整しておりますが、お手元のブラウザによって見え方が変わることがあります。
他にも商品に関するご質問があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。
