[80's] "adidas" Switching Track Jacket Made in West Germany
Brand : adidas
Color : Navy × Sky Blue × Fountain Blue × White
Material : Cotton54% + Polyethylene46%
Size : 58(表記)
Measurement : 身幅 66.5 裾幅 48 肩幅 71 袖丈 54 着丈 67(平置き寸法(cm))
1948年の設立以降、スポーツシーンに大きく貢献しながら、世界的スポーツウェアブランドへと成長を遂げてきた"adidas”。創業者アドルフ・ダスラーが後の"PUMA"創業者となる兄のルドルフ・ダスラーと共に、1920年、ドイツはニュルンベルク郊外で靴製造会社を立ち上げたことから歴史は始まります。1952年のヘルシンキオリンピックでは西ドイツ選手全員がアディダスのシューズを履いたことで圧倒的人気を獲得しましたし、スタン・スミス氏が制覇した1972年のウィンブルドンでは"adidas"の定番スニーカー"HAILET"を着用したことで、スタンスミスシリーズが立ち上がるなど、スポーツ業界に大きな影響を与え続けながら時代の流行を生み出し続けています。
しかしながら、"adidas”の飛躍には機能的なスポーツウェアという側面だけではなく、ファッションとの融和と、それについてのブランディングの成功なくしてはなし得ないものでした。そのブランディングにおいて、とりわけ"adidas”と親和性が高かったのは音楽業界。
派手なHIP-HOPミュージシャンが台頭した1980年代。アディダスがスポーツ選手以外では初のプロモーション契約を行った“RUN DMC”は"adidas"のジャージに加え、足元には"SUPERSTAR"を履いた出で立ちで登場し、"adidas"ジャージブームの火付け役となります。その他、アシッドジャズの帝王“Jamiroquaiや、日本のロックバンドとして人気の高い“suchmos”のボーカルのヨンス氏がトラックジャケットを着用していたことからも、時代の変遷を受けてもなお愛され続けるアイテムであることは昭然たる事実でしょう。
艶やかな生地は、華やかでありスポーティ。ともすれば、都会的な雰囲気すら感じます。スポーツウェア特有の独特な切り替えが施され、これがまた何とも美しい。寒色で纏め上げられ、照りのあるホワイトカラーが絶妙なアクセントとなる配色。トラックジャケットがファッション性を獲得した1980年代だからこそのデザインと言いますか、スポーツウェアの延長線上に位置しながらも創意工夫の見える意匠は感慨深いものがございます。年代特有のややルーズなシルエット感も、現代のファッションシーンに沿う形状ですし、トラックジャケットだからこそのネックの高さと、ややジップを開けることによるカットアウェイのような襟も堪りません。
遊戯的なデザインに心奪われる一着。お眼鏡に叶いましたら是非。
----------------------------------------------------------------
商品状態
ヴィンテージ特有の着用感はございますが、グッドコンディションです。
----------------------------------------------------------------
・商品は一点物のVintageになる為、SOLDになった場合全く同じアイテムの再入荷はございません、予めご了承下さい。
・採寸方法により、若干の誤差がある場合がございます、予めご了承下さい。
・Vintage商品の為、使用感や経年劣化がある場合がございます。
ご購入後の返品・交換は受け付けておりませんのでVintage商品にご理解のある方のみご購入をお願い致します。
・商品の色味は出来る限り肉眼で見た場合に近いよう調整しておりますが、お手元のブラウザによって見え方が変わることがあります。
他にも商品に関するご質問があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。