Brand : Burberry's
Color : Black
Material : Cotton 33% Polyester 67%
Size : R38（表記）
Measurement : 着丈107 身幅63 裄丈86（平置き寸法(cm)）

※Model : 175cm 65kg

1856年にロンドンのベイジングストークに1号店を開業した"Burberry's"。
1870年代に入るとスポーツ好きの間でバーバリー製品が流行、アウターウェアの品揃えの良さから反響を呼び、今日まで続く知名度と人気を作っていきました。
純真無垢で洗練された伝統的なプロダクトデザインにより、いつの世も多くの人を魅了し続けます。


こちらは希少な一枚袖バルマカーンコート、その中でも特に稀有な存在であるブラックカラーの個体。

通常の二枚袖は袖の上部と脇下の下部で生地二枚を縫い合わせて制作しますが、
一枚袖は縫い目のない一枚のパーツで構成。
そのため一枚袖の仕上げは肩に吸い付くように生地が流れ、美しい肩周りと膨らみのある袖周りを生み、シルエットに確たる違いが表れます。


そしてセミオーダーならではの色であるブラックカラー。
黒の洋服とは今でこそ一般的な存在ではありますが、当時の西洋社会において、黒い洋服が日常着として使用されていたのは殆どありません。

こちらはドイツの主要都市のひとつ、HANNOVERに存在していたショップ、
HANS ALFRED TERNERが別注をかけたもので、
正式な場や喪服、特別な行事などで着用されるブラックカラーのものは、こういった形でしか世にだされることはありません。

おそらくこのショップのアイコンであったであろうウィンドウペーンの柄が裏地には施され、
また表地の素材は コットン/ポリエステル で一枚袖でも珍しい。
更に、通常はコットンポリだと 51％ / 49％の生地組成 がほとんどですが
こちらは33% / 67%というかなり特殊な配合。

恐らくこの辺りも別注箇所であるのか、その光沢感と滑らかな素材感は美しく格式高い印象と、歩くたびに靡くドレープがとても魅力的。

二枚袖に比べ生地の分量を必要とした一枚袖の作りは採算が取りづらかったようで、
当時セミオーダーによるオプションとしてを選択しなければならなかったことから、「1,000着に1着」と言われるほど希少性の高い一枚袖。
その中でもブラックカラーの一枚袖は、通常の一枚袖の「1,000着に1着」と言っても過言ではないでしょう。

1,000着に1着の、またその1,000着に1着。
勿論フォーマルなシーンも勿論、デイリーに着用しても、どのアイテムを合わせても美しい迫力。
全ての方に、ぜひお勧めしたい一枚です。

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商品状態
目立った傷等なくグッドコンディションです。
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