Brand : BONEVILLE
Color : White
Material : Linen 60%, Cotton 40%
Size : 54 (表記)
Measurement : 着丈 70.5 肩幅 55 身幅 68.5 袖丈 70 (平置き寸法[cm])


1971年、イタリアはボローニャのグラフィックデザイナーとして活動していたマッシモ・オスティ氏はTシャツのデザインの勧誘を受け、"Chester Perry"を創立。
グラフィックをプリントしたTシャツを制作し小規模なコレクション"Chomp Chomp"を展開すると、即完売となるほどの成功を収めます。

このプロジェクトが足がかりとなり、彼の手がけたブランドの一つ”STONE ISLAND”の代名詞となる、衣類における実験的なイノベーションへ。1970年代中盤に入り、ミリタリーウェアのポケットや留め具等のディテール、生地に表れる色あせた絶妙な色彩を徹底的にリサーチを行い、ミリタリーウェアの目録を作成したと言われます。また、彼の研究は素材や織りにまで及び、本職であったグラフィックデザイナーの才も活かしたカラーリングや加工技術を駆使し、オリジナルのミリタリーウェアを完成するに至りました。


そんな伝説的デザイナーマッシモ・オスティ氏が手掛けたブランドラインとしてよく挙げられる”STONE ISLAND"。しかしながら、オスティ氏が手掛けたブランドラインはそれだけではありません。いわゆる「製品染め」である”Garment Dye"を普及させた、彼が手掛けた初代メンズラインである”C.P. Company(Chester Perry)” 。

それからもう一つ、オスティ氏の熱狂的な素材やカラーリング、加えてミリタリーウェアのリサーチの結果生まれる膨大なアイデアの発表の場として設立された第2のメンズラインにあたる”BONEVILLE” 。これらをなくしてオスティ氏の功績は語り尽くすことができません。
”BONEVILLE"は1981年のローンチから程なく12年後の1993年に幕を閉じるのですが、2012年に入り、熱心なオスティ氏のファンであったJohn Sharp(ジョン・シャープ)氏が”BONEVILLE"を買収し、市場へと再導入しました。


リネンの原料となる"Flax(=亜麻)"に、コットンをブレンドしたオリジナルファブリックを使用したジップアップジャケット。
リネン特有の光沢やネップ感のある表情と軽さに、コットンのハリを活かした、ガッシリとした非常にタフな質感です。

しかしながら広く取られた身幅や袖巾はゆったりとしたシルエットを生み出し、脱力したリラクシーなシルエットに。
ディテールを削ぎ落としたデザインだからこそ、生地の独特な表情が際立ちます。

長いシーズンでもお使いいただける、隠れた名ブランドの逸品。
オスティ氏の衣装際立つ一着を是非ともこの機会にどうぞ。

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商品状態
立った傷等なくグッドコンディションです。
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