[80's] “Boneville” Garment-dyed Cotton No tuck Trousers
Brand : Boneville
Color : Cream
Material : Cotton 100%
Size : 表記なし
Measurement : ウエスト 82 股上 30 股下 85 ワタリ幅 38 裾幅 21(平置き寸法(cm))
Model : 174cm 65kg
1971年、イタリアはボローニャのグラフィックデザイナーとして活動していたマッシモ・オスティ氏はTシャツのデザインの勧誘を受け、"Chester Perry"を創立。
グラフィックをプリントしたTシャツを制作し小規模なコレクション"Chomp Chomp"を展開すると、即完売となるほどの成功を収めます。
このプロジェクトが足がかりとなり、彼の手がけたブランドの一つ”STONE ISLAND”の代名詞となる、衣類における実験的なイノベーションへ。1970年代中盤に入り、ミリタリーウェアのポケットや留め具等のディテール、生地に表れる色あせた絶妙な色彩を徹底的にリサーチを行い、ミリタリーウェアの目録を作成したと言われます。また、彼の研究は素材や織りにまで及び、本職であったグラフィックデザイナーの才も活かしたカラーリングや加工技術を駆使し、オリジナルのミリタリーウェアを完成するに至りました。
そんな伝説的デザイナーマッシモ・オスティ氏が手掛けたブランドラインとしてよく挙げられる”STONE ISLAND"。しかしながら、オスティ氏が手掛けたブランドラインはそれだけではありません。いわゆる「製品染め」である”Garment Dye"を普及させた、彼が手掛けた初代メンズラインである”C.P. Company(Chester Perry)” 。
それからもう一つ、オスティ氏の熱狂的な素材やカラーリング、加えてミリタリーウェアのリサーチの結果生まれる膨大なアイデアの発表の場として設立された第2のメンズラインにあたる”BONEVILLE” 。これらをなくしてオスティ氏の功績は語り尽くすことができません。
”BONEVILLE"は1981年のローンチから程なく12年後の1993年に幕を閉じるのですが、2012年に入り、熱心なオスティ氏のファンであったJohn Sharp(ジョン・シャープ)氏が”BONEVILLE"を買収し、市場へと再導入しました。
こちらはオスティ氏の十八番とも呼べる、「Garment Dye」が施された一枚。
縫製をしてから染色をするというGarment-Dye はその工程上、ムラやフェード感のある色合いが特徴的。
薄く軽さのあるコットン生地は、柔らかなクリーム色となり、染色により細かなシワ感、パッカリングが生まれた奥深い表情に。
更にウエストしたにはジップ付きのポケットが設けられていますが、やや大ぶりなファスナーにも歪みが生まれ、輝く絶妙なアクセントに。
この辺りもやはり計算されての生地設計と素材チョイスなのでしょうね。
Boneville ならではのギミックの多いデザインというところも魅力的で、柔らかな色合いと清涼感は春夏の装いに大変ぴったりな一着。
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商品状態
小さなシミが数箇所みられます。その他目立ったダメージはございません。
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