[00's] "BALENCIAGA PARIS" Stand Collar Tailored Jacket
Brand : BALENCIAGA PARIS
Color : Green
Material : Cotton 55%, Linen 45% [lining]Cupro
バレンシアガの歴史は、1937年にクリストバル・バレンシアガによって設立されたことに始まります。
彼のデザインは、構造的でありながらも柔らかさを持ち、ファッション界に革命をもたらしました。
Ghesquièreは、その伝統を受け継ぎつつも、現代的な視点を加えることで、ブランドを新たな高みに引き上げました。
幼い時から裁縫に親しんできたクリストバルは、1919年にサン・セバスティアンに最初のブティックを開店し、スペイン王室や貴族を顧客に持つまでに成功しました。
しかし、1936年のスペイン内戦の影響でパリに移住し、1937年にパリでクチュールメゾンを開設。
当時、コルセットでウェストを絞るデザインが流行していたのに対し、1955年発表のチュニック・ドレスや1957年のサック・ドレスなど、平面的なフォルムの作品を発表、
バレンシアガのデザインの最大な特徴は、構造的でありながらも柔らかさを持ち、シンプルでありながらもエレガントなスタイル。
彼は「クチュール界の建築家」と称され、ココ・シャネルからは「すべてを一人でこなすことのできるただ一人のクチュリエ」と評された正にレジェンドなのです。
こちらは後世のNicolas Ghesquière (ニコラ・ジェスキエール)のデザイン。
彼はファッション専門学校での正規の教育を受けていませんが、高校時代からコリンヌ・コブソンやアニエスベーなどで経験を積み、19歳でジャンポール・ゴルチエの元で働き始め、2年間ニット部門のアシスタントデザイナーとして活躍。
その後1997年に、わずか26歳でバレンシアガのクリエイティブ・ディレクターに抜擢され、ブランドの復興に大きく貢献。
バレンシアガの伝統を尊重しつつも、未来的な要素を取り入れるのが彼のデザイン。
このジャケットもその一例で、シンプルでありながらも、どこかクセのある、しかし洗練されたデザインが美しい。
クラシカルなテーラードをベースとしつつも、スタンドカラーに変更。
フロントボタンは比翼仕立てにミニマルにしながらも、両胸にはミリタリーを思わせるようなパーツ。
これはポケットを兼ねており、シンプルに仕上げながら実用性も兼ね備えたデザイン。
ジャケット自体のシルエットとカットの美しさが際立つジェスキエールのデザイン。
クラシカルをベースとしつつも未来的なディテールをプラス、ミニマルでありつつも実用性を持たせた仕上がり。
常に時代を超えたエレガンスを追求しており、このジャケットもその例外ではありません。
Measurement : サイズ情報
Size [表記] : 50 (日本メンズサイズ M-L相当)
平置き採寸[cm] : 肩幅47 身幅53.5 袖丈71 着丈67.5
※Model : 174cm 64kg
Condition :商品状態
ヴィンテージ特有のアタリや褪色が見られますが、目立った傷のないグッドコンデションの一枚です。
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