Brand : Maison Margiela
Color : Black
Material : Rubber
Measurement : 41［表記］（26.5～27cm程度）


「脱構築」「反モード」という考え方のもと作品を展開し、ファッション界に最も影響を与えたブランドの一つ、"Maison Martin Margiela" (メゾン・マルタン・マルジェラ、現Maison Margiela)"。

当時のモードにおける流行に反する、タイトなシルエットの作品を打ち出した「アンチモード」、
意図的に衣服の縫い目や裏側の構造を見せたり、これまでの服の作り方の常識にとらわれない「脱構築」スタイルなど、デビュー当初からファッション業界の常識に反する独自の世界観。

マルジェラ屈指の名作、足袋ブーツ。
ファッション界でもアイコニックなアイテムの一つであり、ユニークで象徴的なデザインが今尚、評価されています。

日本の足袋から着想を得た、つま先が二股に分かれたデザインが最大の特徴。
この斬新なシルエットが、他のブーツと一線を画し、見る人に強烈な印象を与えます。
1989年、マルジェラのデビューコレクションに初登場して以来、ブランドの象徴的なアイテムとなっています。

今回ご紹介する足袋ブーツは、例年モデルと一味も二味も違います。
2022年AWコレクションで発表された、ラバー素材で作られた足袋ブーツ。
わずか半年、1シーズンしか生産されなかった、貴重な一足です。

通常、足袋ブーツはカーフレザーやラムレザーといったリアルレザーを使用してきました。
本革の上品な光沢とは全く異なった、ラバーのマットな質感が生み出す違和感。
重く無骨な質感を持ったラバー素材を使用することによって、ブーツに対する従来の認識を覆し、これまでの伝統的なデザインに撚りを加え、時代の変化やファッションの進化を表現しているように感じます。


また、それに付随してレザーの弱点である水濡への弱さ、耐久性の問題から解放。
もっと気軽に、ファッションへと落とし込むことが出来るようになったことは、とても嬉しいポイントですね。


ジェンダーレスなスタイルで、男女問わず着用できるそのデザイン。
挑戦的な見た目ながらも、そのフォルム自体はミニマルでクリーン。
普段のスタイルに溶け込みながら、刺激を与えてくれることは間違い無いでしょう。
そして以外な事に、ラバーがしっかりと足を包み込むことで、履き心地も快適です。

常に前衛的で挑戦的なデザインを提案そしてきたマルジェラ。
足袋ブーツもその精神を象徴しています。
従来のファッションも枠にとらわれず、新しい美意識を提示するその姿勢が、ファッションを愛する多くに人々に支持されています。

伝統的で象徴的な足袋ブーツ。
ラバー素材であることによる汎用性の高さと、半年間しか作られていない貴重性。
既に足袋ブーツをお持ちの方にも、足袋ブーツの門を叩きたい方にも心よりお勧めしたい一足となっております。
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商品状態

グットコンディション

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