Brand : adidas
Color : Blue, White
Material: Leather, Mesh

1968年、"adidas (アディダス)"は当時の最新シューズを発表。
「アキレス腱」に由来して名付けられたシューズ、「ACHILLE (アキル)」は当時のランニングシューズ界にセンセーショナルを起こします。

何故なら、それまでのランナーがランニングで使用していたのは、1960年に発表された「ROME(ローマ)」や「GAZZLE (ガゼル)」など、標準的なスポーツシューズだったから。
つまりアキルは、1970年代以降のすべてのランニングシューズのベースとなったモデル。
もっと端的に言うならば、ランニングシューズの歴史の根源、元祖ランニングシューズと呼べるモデルなのです、

アキレス腱から名前をとられたモデルとだけあって、アキレスけんにかかる衝撃を軽減するために開発。
かかと側のミッドソールが爪先側より厚い、厚手のウェッジを採用することで、長距離のランニングでも優れた安定性とサポートを実現。
多くのランナーは従来のシューズのデザインに対して、アキレス腱に痛みが起こることに不満を持っていたそうで、この「アキル」が足への振動を減らすというのは、それは飛躍的な進歩でした。


ミッドソールもとても柔らかく、アッパーもソフトなレザーを使用。
アウトソールにものこぎり状の「Saw Profile」を採用することで、がっちりと地面をつかむグリップ力に優れます。

こちらは1977年にリリースされたフランス製モデル。
アッパーにはメッシュ素材が使用され、またソールが巻き上がった形状に変更され、より実用性にフォーカスを当てられています。
扱いやすいメッシュ素材と、フランス製特有のコロンとした丸いフォルムはオリジナルと同じく人気であり、また同じように希少。

というのも、1980年代になると、ご存じの方も多いであろう後継シューズ、「SL72」や「SL80」の生産にアディダスはシフト。
ブルーの鮮やかなレトロな外観、、それは現在では手に入らないものとなってしまいました。


高品質な素材ならではの履き心地と完成された設計による機能性、そして歴史的な価値。
勿論スタイリッシュなデザインも含めて、様々な魅力の詰まった一足。
ダメージもほとんどないグッドコンディション、様々な方に足を入れていいただきい一足です。

Measurement : サイズ情報

Size : [表記]なし (28.5cmほど)
Measurement :ソール全長 約30.5cm 底幅10cm ソール高さ 約2.5cm 甲周18cm

Condition :商品状態

経年による着用感が見られますが、目立ったダメージのないグッドコンディション。
ヴィンテージ特有の風合いとしてお楽しみください。

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