Brand : adidas
Color : Blue, Navy
Material: Leather, Gum Sole

“adidas“ City Seriesは、1970年代から1980年代にかけて登場した、ヨーロッパ各都市にちなんだ名前を持つ、クラシックなスニーカーコレクション。

「ベルリン」「ローマ」「パリ」「ロンドン」「アムステルダム」「ミュンヘン」「マドリード」

都市ごとに、独自のデザインや特徴を持ち、ストリートウェアやサッカーファン、ファッション愛好家など幅広いジャンルの間で、今尚、根強く支持されています。

シティシリーズは元々、トレーニングシューズやランニングシューズとして設計されたものが多い。
しかし、そのクラシックでスタイリッシュな姿やそれぞれのバリエーションから、すぐにストリートファッションのアイコンとなりました。
特に、サッカーが強烈な人気を誇る現地では、サッカーファンの間で、このシリーズは定番アイテムとして愛され、スタジアムカルチャーやサブカルチャーとも強く結びついているほど。


種類が豊富なシティシリーズですが、共通のデザイン要素がいくつか見受けられます。
“adidas”のシンボルである3本ライン、シンプルでクラシックなフォルム。
スウェードやレザーといった、高級素材を好んで採用。丈夫で快適な履き心地が特徴です。
また、ソールにはガムソールが使用されたものが多く見受けられます。

当時の“adidas“スニーカーの中でも、その品質の良質さで非常に高い評価を受けていたユーゴスラビア製。
現在でも、スニーカー愛好家やヴィンテージ愛好家にとって、特別な魅力を持つアイテムです。
ユーゴスラビア製のスニーカーは、1970～80年代を中心に、ヨーロッパ向けに生産されたものであり、特定の工場でしか生産されていませんでした。
そのため、限られた数量しか市場に出回ることはなく、現在ではその希少性から、コレクターズアイテムとしての価値が高まっています。

ユーゴスラビア工場は、adidasの定める頻出基準に忠実で、しっかりとした素材選びと精密な縫製技術が特徴。
特に、スウェードアッパーやガムソールのディテールが際立っており、長年にわたり愛用できる耐久性が魅力となっています。

今回、紹介するのはシティシリーズの一つ、「Berlin（ベルリン）」
前述した、1980年代ユーゴスラビア製の貴重な一足となっております。

深いネイビーに柔らかなブルーの3本線が目を惹くカラーリングとガムソール。
年代物だからこそ生み出される独特な空気感。
クラシックな表情が魅力的です。

柔らかな最高級のスウェードアッパーは、足を優しく包み込みフィット。
その心地の良いフィット感が、快適な履き心地を作り出す。

一切無駄のない洗練されたフォルムと落ち着いたカラーリングは、足元に溶け込みながらも上品さを演出します。

やはり、品質の高さで評価されたユーゴスラビア製。
どこを見渡せど、接着のムラや縫い目のズレなどは一切見られません。
当時のユーゴスラビア工場の、縫製技術の高さが垣間見えます。

こちらをフランスで発見した当初から、革靴の靴紐を通す際に使用される、パラレルに。
細かな点ですが、現地でフランス人がどのように着用していたのかが、想像出来るのも面白いです。


落ち着いた上品な佇まいと、どのような装いにも溶け込むカラーリング。
当時の職人たちのクラフツマンシップが詰め込まれた、オーセンティックな一足。
是非、両足に歴史と魂を。

Measurement : サイズ情報

Size : [表記]9/half 27.5
Measurement :ソール全長 約29.5cm 底幅10cm ソール高さ 約2cm 甲周14cm

Condition :商品状態

経年による着用感が見られますが、目立ったダメージのないグッドコンディション。
ヴィンテージ特有の風合いとしてお楽しみください。

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