[70's] "Burberry's" Gabardine / Wool Check One-panel sleeve Reversible Balmacaan Coat
Brand : Burberry's
Material : [side A]Wool [side B]Cotton, Polyester (推定)
1856年にロンドンのベイジングストークに1号店を開業した"Burberry's"。
1870年代に入るとスポーツ好きの間でバーバリー製品が流行、アウターウェアの品揃えの良さから反響を呼び、今日まで続く知名度と人気を作っていきました。
純真無垢で洗練された伝統的なプロダクトデザインにより、いつの世も多くの人を魅了し続けます。
こちらは希少な一枚袖コート、その中でも特に稀有な存在のウール素材とギャバジン素材のリバーシブル仕様と、とにかく希少価値の高い一枚です。
通常の二枚袖は袖の上部と脇下の下部で生地二枚を縫い合わせて制作しますが、
一枚袖は縫い目のない一枚のパーツで構成。
そのため一枚袖の仕上げは肩に吸い付くように生地が流れ、美しい肩周りと膨らみのある袖周りを生み、シルエットに確たる違いが表れます。
二枚袖に比べ生地の分量を必要とした一枚袖の作りは採算が取りづらかったようで、
当時セミオーダーによるオプションとしてを選択しなければならなかったことから、「1,000着に1着」と言われるほど希少性の高い一枚袖。
その中のリバーシブル仕様となると、更に数が限られます。
その希少性は、1,000着に1着の、またその10,000着に1着、と言ったところでしょうか。
こちらはドイツの主要都市のひとつ、ハノーヴァーに存在していた、"HANS ALFRED TERNER" というショップが別注をかけたもの。
一面では、バーバリーの十八番とも呼べる、ベージュカラーのギャバジン面、裏返せば、繊細なグレンチェックのシックで柔らかな表情のウール面という、見た目にも仕様にも贅沢極まりない個体です。
以前にも、このショップが手掛けたバーバリーのコートを当店でご紹介させていただいたことがありますが、どうやらこの"HANS ALFRED TERNER"のオーダーへの拘りは並々ならぬものがある様子。
成分表記が無いため断言はできませんが、高密度に織り上げられた生地は、恐らくコットンをベースにポリエステルをブレンドしたもの。
一枚袖でコットンポリエステルというのは珍しく、コットンのマットな風合いとポリエステルの光沢と柔らかさを加えた生地は、耐久性や若干の撥水性を持たせ、そして見た目にも豊かな表情に。
例えば身体を動かした一つの動作が生まれたときなど、光の当たり方が変わる度に美しいドレープを作ります。
袖口やポケットのボタンなども、通常のバーバリーのコートのものとはかなり小さく見えますから、この辺りもショップオリジナルの仕様なのでしょう。
そして、このショップならではのものだと言える最大のポイント、ウール面のグレンチェックの繊細な柄。
千鳥格子や細いストライプなど、4種類のがらの四角形を交互に配して作られた、大きな格子模様。
細く滑らかな肌触りの高い品質のウールを使うことで、細やかな起毛感と美しい光沢のある、こちらも動きのある表情に。
ちなみに、一般的なグレンチェックですと黒と白、グレーと白の組み合わせが殆ど。
ですが、"HANS ALFRED TERNER"が手掛けたこの生地は、何と、ベージュ、ブラウン、グリーン、オレンジという中々にカラフルな糸を使用。
しかしこの柔らかな色合いの4色の糸は、近くで見ればまるで絵画のような繊細な顔立ち、遠くで見れば「何色?」とつい聞いてしまいたくなるような、ニュアンスのある色味を生みます。
一枚袖仕様の、流れるような美しいシルエットも勿論ですが、リバーシブル仕様、つまりは2面使いならではの広がりのあるフォルムも特筆すべきポイント。
生地に厚みと重さが加わることで、通常の一重のコートではありえない、膨らみによる程よい立体感、ワンクッションが入るような独特な泳ぎ方の裾の動き方が表れます。
とは言え、両面とも薄手に設計していることから、秋~春と長いシーズンで着用できることが嬉しい。
秋口や春はベージュの面で、寒くなれば裏返してウール面と、温度やご自身の気分に左右されることなく、美しく迫力のあるフォルムを満喫できます。
柔和で上品なのギャバジン面、クラシカルで温かみのあるウール面。
勿論フォーマルなシーンも勿論、デイリーに着用しても、どのアイテムを合わせても美しい迫力。
一度でニ度美味しいとはまさにこの事。
いや、このコートで言うならば、一度で無限大の美味しさと呼ぶべきか。
Measurement : サイズ情報
Size : [表記] なし (日本メンズサイズ M-L相当)
平置き採寸: 裄丈 86cm 身幅 62cm 着丈 105cm
Condition :商品状態
コットン面の右袖部分に汚れが見られますが、他目立ったダメージのないグッドコンディションの一枚です。
Attention
・商品は一点物のVintageになる為、SOLDになった場合全く同じアイテムの再入荷はございません、予めご了承下さい。
・採寸方法により、若干の誤差がある場合がございます、予めご了承下さい。
・Vintage商品の為、使用感や経年劣化がある場合がございます。
ご購入後の返品・交換は受け付けておりませんのでVintage商品にご理解のある方のみご購入をお願い致します。
・商品の色味は出来る限り肉眼で見た場合に近いよう調整しておりますが、お手元のブラウザによって見え方が変わることがあります。
他にも商品に関するご質問があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。
Brand : Burberry's
Material : [side A]Wool [side B]Cotton, Polyester (推定)
1856年にロンドンのベイジングストークに1号店を開業した"Burberry's"。
1870年代に入るとスポーツ好きの間でバーバリー製品が流行、アウターウェアの品揃えの良さから反響を呼び、今日まで続く知名度と人気を作っていきました。
純真無垢で洗練された伝統的なプロダクトデザインにより、いつの世も多くの人を魅了し続けます。
創業者のトーマス・バーバリー
こちらは希少な一枚袖コート、その中でも特に稀有な存在のウール素材とギャバジン素材のリバーシブル仕様と、とにかく希少価値の高い一枚です。
通常の二枚袖は袖の上部と脇下の下部で生地二枚を縫い合わせて制作しますが、
一枚袖は縫い目のない一枚のパーツで構成。
そのため一枚袖の仕上げは肩に吸い付くように生地が流れ、美しい肩周りと膨らみのある袖周りを生み、シルエットに確たる違いが表れます。
二枚袖に比べ生地の分量を必要とした一枚袖の作りは採算が取りづらかったようで、
当時セミオーダーによるオプションとしてを選択しなければならなかったことから、「1,000着に1着」と言われるほど希少性の高い一枚袖。
その中のリバーシブル仕様となると、更に数が限られます。
その希少性は、1,000着に1着の、またその10,000着に1着、と言ったところでしょうか。
こちらはドイツの主要都市のひとつ、ハノーヴァーに存在していた、"HANS ALFRED TERNER" というショップが別注をかけたもの。
一面では、バーバリーの十八番とも呼べる、ベージュカラーのギャバジン面、裏返せば、繊細なグレンチェックのシックで柔らかな表情のウール面という、見た目にも仕様にも贅沢極まりない個体です。
以前にも、このショップが手掛けたバーバリーのコートを当店でご紹介させていただいたことがありますが、どうやらこの"HANS ALFRED TERNER"のオーダーへの拘りは並々ならぬものがある様子。
成分表記が無いため断言はできませんが、高密度に織り上げられた生地は、恐らくコットンをベースにポリエステルをブレンドしたもの。
一枚袖でコットンポリエステルというのは珍しく、コットンのマットな風合いとポリエステルの光沢と柔らかさを加えた生地は、耐久性や若干の撥水性を持たせ、そして見た目にも豊かな表情に。
例えば身体を動かした一つの動作が生まれたときなど、光の当たり方が変わる度に美しいドレープを作ります。
袖口やポケットのボタンなども、通常のバーバリーのコートのものとはかなり小さく見えますから、この辺りもショップオリジナルの仕様なのでしょう。
そして、このショップならではのものだと言える最大のポイント、ウール面のグレンチェックの繊細な柄。
千鳥格子や細いストライプなど、4種類のがらの四角形を交互に配して作られた、大きな格子模様。
細く滑らかな肌触りの高い品質のウールを使うことで、細やかな起毛感と美しい光沢のある、こちらも動きのある表情に。
ちなみに、一般的なグレンチェックですと黒と白、グレーと白の組み合わせが殆ど。
ですが、"HANS ALFRED TERNER"が手掛けたこの生地は、何と、ベージュ、ブラウン、グリーン、オレンジという中々にカラフルな糸を使用。
しかしこの柔らかな色合いの4色の糸は、近くで見ればまるで絵画のような繊細な顔立ち、遠くで見れば「何色?」とつい聞いてしまいたくなるような、ニュアンスのある色味を生みます。
一枚袖仕様の、流れるような美しいシルエットも勿論ですが、リバーシブル仕様、つまりは2面使いならではの広がりのあるフォルムも特筆すべきポイント。
生地に厚みと重さが加わることで、通常の一重のコートではありえない、膨らみによる程よい立体感、ワンクッションが入るような独特な泳ぎ方の裾の動き方が表れます。
とは言え、両面とも薄手に設計していることから、秋~春と長いシーズンで着用できることが嬉しい。
秋口や春はベージュの面で、寒くなれば裏返してウール面と、温度やご自身の気分に左右されることなく、美しく迫力のあるフォルムを満喫できます。
柔和で上品なのギャバジン面、クラシカルで温かみのあるウール面。
勿論フォーマルなシーンも勿論、デイリーに着用しても、どのアイテムを合わせても美しい迫力。
一度でニ度美味しいとはまさにこの事。
いや、このコートで言うならば、一度で無限大の美味しさと呼ぶべきか。
Measurement : サイズ情報
Size : [表記] なし (日本メンズサイズ M-L相当)
平置き採寸: 裄丈 86cm 身幅 62cm 着丈 105cm
Condition :商品状態
コットン面の右袖部分に汚れが見られますが、他目立ったダメージのないグッドコンディションの一枚です。
Attention
・商品は一点物のVintageになる為、SOLDになった場合全く同じアイテムの再入荷はございません、予めご了承下さい。
・採寸方法により、若干の誤差がある場合がございます、予めご了承下さい。
・Vintage商品の為、使用感や経年劣化がある場合がございます。
ご購入後の返品・交換は受け付けておりませんのでVintage商品にご理解のある方のみご購入をお願い致します。
・商品の色味は出来る限り肉眼で見た場合に近いよう調整しておりますが、お手元のブラウザによって見え方が変わることがあります。
他にも商品に関するご質問があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。
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