[07SS] "Maison Margiela" ?I Fly Front Cotton Trousers
Brand : Maison Margiela
Color : Dark Red
Material : Cotton 100%
Size : 50(表記)
Measurement : ウエスト 89 渡り幅 33 裾幅 19 股上 24 股下 86(平置き寸法(cm))
衣服の再構築・再定義、ショーのスタイルなどコンセプチュアルな手法で、多くの人々に影響を与えたマルタン・マルジェラ(Martin Margiela)。
ファッションの歴史に最も大きな影響を与えたメゾン(デザイナー)の1つと言われます。
ベルギー生まれのマルタン・マルジェラは、ファッションの名門、アントワープ王立芸術アカデミーでデザインの基礎を学んだ後、 Jean-Paul Gaultier に感銘を受け、3 年間彼のもとで修行。
Jenny Meirens(ジェニー・メイレンス)と共同でブランドを立ち上げた翌年、1989年にパリで発表したデビューコレクションでは、それまで流行していたゆったりとしたシルエットに対して細身のシルエットを提案。タイトでボディフィットしたシルエットが全盛となるきっかけを作ったと言われており、さらに、モデルの顔を布で覆い、切りっぱなしの裾や縫い代などが表に出た型破りな服づくりを前面に押し出しました。
衣服の構造を一度解体してから再構築する彼のスタイルは、「脱構築」、「デストロイ・コレクション」などと呼ばれています。
1989年春夏にパリ・プレタポルテ・コレクションにデビューすると、デビューそれまで流行していたゆったりとしたシルエットに対し、シルエットの細いジャケットやボトムを提案し、タイトでボディフィットしたシルエットが全盛となるきっかけとも。このようなことからマルジェラのスタイルは「脱構築(デコンストラクション)」や、全ての常識を覆すものであったことから「デストロイ・コレクション」と称され、ファッションにおける新たなジャンルを確立させました。
その後もマルジェラは既存の概念に挑戦し続け、ミリタリーウェアや古着をリメイクしたり、逆に新しいものにあえて色褪せやほつれといった加工を施して古着風にしたりするスタイルは、<ポペリズム(貧困者風)>というコンセプトを生み出し、これが90年代のグランジファッションの流行に繋がったとも言われています。
中でも今回は本人期とも呼ばれる今では希少なアーカイブ品のご案内。
パウダータッチなコットンを使用したノータックトラウザー。
やや浅めに股上など、コンパクトなウエスト周りから緩やかにテーパードをかけながら伸びる曲線が何とも美しい姿の一本。
やや細身のフォルム、シャリ感のあるコットン生地はすっきりとした印象ながらも、ボルドーともレンガ色とも言い難い同氏の独特なカラーリングは、上品でありつつも土臭さを感じさせるニュアンスへ。
ウエスト周りも同氏の拘りがふんだんと詰まっており、30年代で見られるようなヴィインテージパンツのディテールをサンプリング。すっきりとしたミニマルな見た目に、複雑なディテールというギャップにも魅力を感じます。
裾はシングル仕上げですが、ステッチが抜けており、殆どアンフィニッシュに近いような状態となっております。おおよその方でしたら丈は長くなるかと思いますので、お好みでカットしてお楽しみくださいませ。
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商品状態
ヴィンテージ特有の着用感、変色やアタリがございますが、着用には問題ございません。
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